ぺんぺんぐいん

ぺんぎん歩きは卒業したよ。

SNSと政治

2007-11-28 15:53:09 | いろいろ
おー 

アメリカではすでにSNS大手のひとつ、Face Bookが
来たる1年後の大統領選に向けて、テレビメディアと提携した模様。

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ちょっとぼくは 世界のお金の分布図と権力の分布図がいまいちよくわかっていないのですが

SNS系の企業も、時価総額で計られているだけじゃなくて
もろもろ権力と結びついたりするようになるのでしょうか。

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政治と経済。力と金。

あ、でもここ1、2年くらいのトレンドでいうと、
情報分野は一般市民=マスから発信される情報にすごく影響を受けるようになっていて、
例えばブログから情報収集してくるツールがだーいぶ開発されるようになってるみたいですね。

マス的にあふれる情報の中から少しでもユーザがほしい情報を集めてくる仕組みの開発がホットらしい。

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冷戦体制が終焉しますます進む経済のグローバル化の中、
70年代80年代に成長を遂げた国々の間で、格差が進行している。

日本だけではなく。

今日買ったニューズウィークによると韓国・台湾・シンガポール・香港でも
格差が果てしなく広がっていっているらしい。

記事中に、「国立台湾大学の入学者のうち、エリート高校10校の出身者は6割を越えた」ともあった。

そういえば今年3月に、国立台湾大学の中でもさらに優秀な学生が集まっているであろう、
国際交流活動を大学と協力しながら推進していく団体のグループには、
台湾のトップ女子高校の卒業生も多くいてちょっとびっくりしたんだっけ。

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戦後、多くの国民が貧しかった頃は、多くの人物が無一文からでも這い上がった。

しかし、裕福な層と貧しい層が分かれてはじめるにつれ、
その裕福な層の子供はまた高学歴な道を歩む。習い事から塾から、教育には基本的にはお金がかかる。
格差の再生産が、徐々に進行していった。らしい。

(フランスのブルデューさんは、教養の高低が経済力の高低につながることを主張したと思うのだけれど、
 日本ではあまり「教養面」に着目した話は聞かないですね、気のせい???)

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ところで2年前くらいに、有限会社という形態がなくなって株式会社に統一されましたね。
株式会社という形態は19世紀くらいから増えてきたんだっけ??

当時、会社の価値は何で計られていたのでしょう??

例えば最近では学校教師は「忙しい」「給料もすくない」とか
「PTAの相手でたいへん」とかなんとかいわれてますが
明治時代なんかにはたいへん尊敬される職業だった模様。

職業やその組織である会社に対する世間の評価基準というものは、
時代によってかわってきているものだと思うのです。

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最近、気持ち悪いくらいに話題になっている社会事業家たちが採っている形態はNPO。
これは、利益を株主に還元せず事業目的に再投資する仕組みになっています。
だから、株価の変動等に左右されず運営していけるメリットがある。らしい。

CSRなんかも盛んに叫ばれていますけれども、大手企業はほんとこぞってCSRに力を入れるようになりましたね。
この5年くらい??

それは、企業が持続可能な社会を担うアクターの一員であるという意識が
浸透してきたことの表れですよねぇ。

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さて。

ネット=情報 という分野の台頭およびチカラやカネ、マスと結びつく現象、
グローバル化による格差の進行、
事業形態の変遷とその評価の変遷。

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うーんそれぞれ密接に絡んでいるようで

頭の中で整理しきれない。あらら。

ぼくの中でのキーワードは「市民社会」なんだけど。なにがどうなるんでしょ。
んー もやもや。

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そして今翻訳の勤務中です。ブログ1600字も書いてしまった。