夢の途中

シングルになって夢を実現させるために日々奮闘中。。。かな♪

家族の一員

2012年02月27日 14時32分58秒 | Weblog
やっと梅の便りが届く。
今年は例年より梅の開花が遅れたようだ。
それだけ寒いと言うことか。
梅は咲いたか、桜はまだかいな。。。

今年度介護福祉士筆記試験の合格基準点が出た。
実技試験に対する合格通知者のアンケートによれば、凡そ74点前後らしい。
実際は最終発表の3月28日まで公表されないが、だいたいの目安にはなる。
答えの割れている問題を、不適切問題としているかどうかも発表にはなっていないけど。
私の自己採点では98~100点。
全科目に点数も取れているし、マークシートの写し間違いが無ければ、サクラ咲くはず。
最終発表まであと1ヶ月。
・・・ひたすら祈るのみ・・・ 

うちには受験生がもうひとりいて。。。
大学受験の浪人生<次男>なんだが。
まだ結果が出ない。
滑り止めも全滅。
なんで?
どうして?
・・しかも本人はいたって暢気だ。

私の受験生としての経験は、中学受験と大学受験。
どちらも塾に通い、それなりに勉強してきた。
子供たちの某国大附属小学校受験の時も、受験に合格すると言うことはどれだけ真剣に取り組まなければいけないか、身をもって教えてきたはずだ。
今回の私の介護福祉士試験はそこまででもなかったが、でも確実に点数を取れる自信はあった。
だから次男の受験生としての態度を見ていると、ヌルくてヌルくて・・・
思い余って、ヒステリックにキレてしまった☆

「美月の心配もわかるけど、次男には感情的になっちゃダメだよ。
 男の子は目標が明確じゃないと、本気になれないものなんだ。
 次男は、将来の自分の目指す方向が定まっていない。
 だからやる気が出てこないんじゃないかな。」

この週末は私が前の職場の人たちとの飲み会だのマンションの自治会だのと忙しく、会えないかと思っていたJだったが、私の帰りを待って会いに来てくれていた。
そして次男の話になったのだ。
「だって大学に行くことは去年のうちに決めたことでしょ。
 だからこそ浪人して予備校に通ったんだし。
 この期に及んで<迷う>とは何事よ!」
私は相変わらずキレ気味だった。
「だから結果が出ていないんだろ?
 専門でも良いって言ってるのが、迷っている証拠だよ。
 男は、どこに住んでどんな暮らしをしたいか、みたいな具体的な目標が無いとダメだ。
 次男には、そういうアプローチをしてくれる大人が必要なんだ。
 自分のしたい生活のためには、どのくらいお金を稼がなくちゃいけないか、そのためにはどんな仕事に就けばいいのか、だったらどの程度の資格が必要なのかって逆算させるんだよ。」
「私が話したんじゃ、またお説教に聞こえちゃうじゃん。」
「俺が話して良いなら話すよ。
 あくまでも美月の考えで俺は動くんだから。
 美月は、俺を手足のように操っていけば良いんだよ。」
「私のブレーンとして動いてくれるなら、こんな有難いことはないわ。」
「美月は俺に命令するだけでいいんだから。
 美月の思いどおりになるように、俺がアシストするよ。」

前から思っていたが、Jは表立って出てくるタイプではない。
裏で策略を巡らし、暗躍するタイプに見える。
駆け引きや説得力にも長けているので、交渉事も得意としている。
敵に回せば厄介だが、味方にすれば魔法のランプのジーニィだ。
何故か<私を幸せにすること>が、自分の使命だと感じてくれているし。
今までは真実を明かさない得体の知れないヤツでくくっていたが、身元も明らかになった今、うちに取り込んでも良いのかと思う。
まして復縁してから、献身的に尽くしてくれているし。

バツイチ子持ち女性の家庭に、男性がひとり父親として入ってくることには警戒が必要だ。
子供たちから不満が出たり、DVや虐待に繋がるような要素は出来る限り防がなくては、母親の責任能力が疑われる。
だけど、私は<Jなら大丈夫>という自分のカンを信じている。
Jにプロポーズされた時、Jなら強さだけで子供たちを引っ張ってきた私の家庭に、優しさとゆとりをもたらしてくれると思った。
お互いにここまで培ってきた生活のノウハウを合わせれば、1+1=2以上の答えを見いだせる。
もしもJが策略家だと言うなら、私はそれを使いこなす器になればいい。
Jに<依存する>のではなく、Jを<使いこなす>わけだ。
それなら万が一Jにウラをかかれたとしても、私の家庭は傷つかずに済む。

ウラをかかれたら・・・つまり裏切られたら・・なんだけど。
そんな戦国時代でもあるまいに、恋愛の駆け引き以上の怖さを感じてしまうよ。
それはやはり、シングルママが一国一城の主だからなのかもしれない。
元夫の成しえなかったことを私が引き継ぎ、子供たちを大成させるまでだ。
まして一般的な再婚の形と違って、Jは私に尽くすことで私を幸せにしたいと言う。
子供たちへの影響も、悪いものでもない。
単純な長男・次男はともかく、いちばんシビァな長女もJの存在はイヤではないようだし。

「パパもママもあなたが将来を決めることに、最大限にアシストしていくから。
 一緒に頑張ろう。」

Jは次男へのアドバイスをそんなふうに締めくくり、笑顔で握手を求めた。
次男も照れ笑い?しながら、Jと握手を交わす。
(パパかよ☆)
隣室で聞き耳たてていた長女はそう思っていたに違いない。
けど、認めても良いのかなって気持ちもあるようだ。
「Jさんも家族の一員なら、うちのルールを守ってもらうから言っておいてね。」
そんなふうにJの存在を認めてきている。
Jも、うちのパパになる行動を取り始めているし。
あとは私の采配次第か。
責任重大。。。  
コメント
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