peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

北上市「詩歌の森公園」のアオハダ(青膚)の真っ赤な実 2013年9月21日(土)

2013年09月22日 | 植物図鑑

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(下)「詩歌の森公園」の東側入口(トイレの前)に、下の表示坂がありました。公園の樹木がいつもきれいに花を咲かせたり、実を付けているのは管理が適切になされているためだと改めて気づかされます。

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2013年9月21日(土)、北上市の「詩歌の森公園」(北上市本石町2丁目5-60)に立ち寄り、散策しました。2~3個所に植栽されているアオハダ(青膚)の木が、真っ赤に色づいた果実を沢山付けていました。これから秋が深まってくると、葉も黄葉してとてもきれいです。

http://pubpa.net/sites/park/detailpage/1042/3.html [詩歌の森公園(岩手県北上市本石町2丁目)]

http://www.shiikabun.jp/kouen/kouen.html [詩歌の森公園]

http://d.hatena.ne.jp/oshu-plazainn/20101031 [詩歌の森公園:岩手・奥州の観光日記]

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アオハダ(青膚) モチノキ科 モチノキ属  Ilex macropoda)

山地に生え、高さ10~15mになる落葉高木。樹皮は灰白色で薄く、 傷つけると緑色の内皮が見えることからこの和名がある。若枝は帯緑色で無毛。葉は長い枝では互生するが、短枝では束状に集まってつき、長さ4~7cmの卵形~広卵形で膜質、ふちには浅い鋸歯があり、先は短く尖る。表面には細かい毛があり、裏面は淡緑色で、特に脈上に開出毛が多い。秋になると葉は黄色に色づいてきれいである。

5~6月、短枝の先に直径4mmほどの緑白色の花を開く。雌雄別株。 雄花は球状に多数集まってつき、雌花は数個ずつつく。花弁は楕円形で4~5枚ある。萼は4~5裂し、縁に毛がある。雄花には雄しべが4~5個ある。雌花には小さく退化した4~5個の雄しべがあり、子房は卵状球形で大形。果実は直径7mmほどの球形で、秋(9~10月ごろ)に赤く熟す。 赤く熟した実はウメモドキに似ている。葉を茶の代用にしたり、 新芽を食用にするという。材は白い。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国。

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%A2%A5%AA%A5%CF%A5%C0 [peaの植物図鑑:一関市山目のアオハダ(青膚)の赤い果実 2008年10月5日]


一関市東山町長坂のシュウカイドウ(秋海棠) 2013年9月20日(金)

2013年09月21日 | 植物図鑑

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2013年9月20日(金)、一関市東山町長坂字東本町の「唐梅食堂」の前にある花壇に植栽されているシュウカイドウ(秋海棠)が、ピンク色の花を沢山咲かせていました。

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シュウカイドウ(秋海棠) シュウカイドウ科 ベゴニア(シュウカイドウ)属 Begonia evansiana

中国中南部~東南アジア原産の耐寒性多年草(球根植物)。日本には江戸時代初期に入ったといわれる。ベゴニアの一種だが、和風の庭によく似合う。庭の木陰などに植えられるが、野生化して群生しているところもある。草丈は40~60㎝ほどになる。茎も葉も水分が多く柔らかい。葉は互生し、左右の大きさが違う長いハート形。葉の付け根にはムカゴがつき、晩秋に地面に落ちて新苗をつくる。花期は8~10月。茎の先や葉の付け根に径3㎝ほどで淡紅色の花が垂れ下がって咲く。同じ株に雄花と雌花がつく。

栽培管理:半日陰とやや湿り気のある用土を好む。初夏に小苗を植えてもよく育ち開花する。乾燥に弱いので天候に応じて水やりする。地上部が枯れて球根で越冬するが、寒さに強い。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&講談社発行「花を調べる花を使う 四季の花色大図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41028149&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市山目字中野のシュウカイドウ(秋海棠) 2012年9月18日(火)]


奥の細道を訪ねて(第14回)~琴平神社&安寿と厨子王供養塔&ハギ(萩) 2013年9月11日(水)

2013年09月21日 | 植物図鑑

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奥の細道を訪ねて(第14回)~琴平神社&安寿と厨子王供養塔&ハギ(萩)

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(上)居多神社(こたじんじゃ)の前でバスに乗り、琴平神社(新潟県上越市中央3-11-21)に向かう。2分ほどですぐに到着。

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(下)居多ケ浜の展望台:1207年にこの地に配流となった親鸞聖人が上陸した浜と伝えられています。この展望台からは広大な日本海を眺めることができました。

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(下)居多ケ浜展望台のすぐ傍に「居多ケ浜記念堂」という建物がありました。

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安寿と厨子王供養塔

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琴平神社:琴平神社は、関川の河口(新潟県上越市中央3-11-21)に鎮座する。文化年間(1804~1817)、洪水の時に石祠が見つかり、航海安全の神として社殿を建て、四国の琴平神社から分霊したという。祭神は大物主神。背後は海。社殿は左の建物。境内に芭蕉句碑がある。

 琴平神社と安寿と厨子王供養碑の近くに植栽されているハギ(萩)が紅紫色の花を沢山咲かせていました。

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(下)芭蕉句碑:慶応3年(1867)建立。「文月や 六日も常の 夜には似ず はせを」と刻されている。

 松尾芭蕉は元禄2年(1689)の7月6日(新暦8月20日)、鉢崎(現・柏崎市)から今町(現・直江津)に入った。美濃の商人宮部弥三郎の紹介状を携えて聴信寺を訪ねたが、忌中とのことで宿泊を断られてしまった。

 やむなく寺をあとにするが、石井善次郎は芭蕉と知り、人を走らせて戻るよう説得した。再三断ったが、雨も降り出したので古川市左衛門方の宿に落ち着くことになる。その晩に芭蕉滞在を聞いた人々が集まって句会が催された。この時の「發句」がこの句である。「曽良随行日記」には、下記のように架かれている。

 六日、雨晴。鉢崎ヲ昼時、黒井ヨリスグニ濱ヲ通テ、今町ヘ渡ス。聴信寺へ彌三状届。忌中ノ由ニテ強而不止、出。石井善次良聞テ人ヲ走ス。不帰。及再三、折節雨降出ル故、幸ト帰ル。宿、古川市左衛門方ヲ云付ル。夜ニ至テ各來ル。發句有。

 七日、雨不レ止故、見合中ニ、聴信寺ヘ被レ招。再三辞ス。強招ニク(クニ)及暮。昼、少之内、雨止。其夜、佐藤元仙ヘ招テ俳有テ、宿。夜中、風雨甚。

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次の見学地・聴信寺へ歩いて移動。14:40時


奥の細道を訪ねて(第14回)~居多神社(こたじんじゃ)&片葉の葦 2013年9月11日(水)

2013年09月20日 | 植物図鑑

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奥の細道を訪ねて(第14回)~居多神社(こたじんじゃ)&片葉の葦 2013年9月11日(水)

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(上と下)五智国分寺を13:50頃まで参拝(見学)した後、すぐ近くにある居多神社(こたじんじゃ)を参拝(見学)しました。国分寺のすぐ近くに鳥居があり、そこから参道が続いていました。

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(上と下)右手に大きな駐車場があり、公衆トイレもありました。

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(下)左側には、立ち寄りませんでしたが、「五智歴史の里会館」という施設がありました。

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Photohttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%85%E5%A4%9A%E7%A5%9E%E7%A4%BE [居多神社(Wikipedia)]

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居多神社の源は日本海に面した居多浜村岩戸浦山の山腹にあったが、山崩れの為にここに移され、近くに越後国国府があったことから越後国一宮(いちのみや)とされたという名刹。

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居多神社(こたじんじゃ)は、新潟県上越市五智6-1-11にある神社。式内社、越後国一宮。旧社格は県社。

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http://4travel.jp/dm_traveloguc_each-10649483.html [奥の細道を訪ねて第14回09越後に流された親鸞が最初に訪れた居多神社in直江津より]

越後国国府に流罪となった親鸞が途上居多浜村に上陸、居多神社に赦免を願って参拝すると、境内の葦の葉が一夜で一斉に同じ方向を向いたとされ、「片葉の葦(芦)」と言われる越後七不思議の一つ。その葦が今も境内のあちこちに群生している。

そんな訳でここにも旅姿の親鸞像が目に付く所に建っているが、親鸞像に隠れるように赤子を抱いた夫婦像がある。

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(上)大国主命(おおくにぬしのみこと)&奴奈川姫(ぬながわひめ)&その赤子:建御名方命(たけみなかたのみこと:諏訪神)の三神像=居多神社の祭神。

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(下)雁田神社(かりたじんじゃ):祭神は高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、神皇産霊神(かみむすびのかみ)で、懐妊、安産、夜尿症治癒、性病治癒の神です。

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(下)稲荷神社(いなりじんじゃ):祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)=宇迦之御魂命(うかのみたま)

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(上と下)上越市指定文化財の狛犬(こまいぬ)一対。

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次に参拝(見学)する予定の「琴平神社」に向けてバスに乗車します。


奥の細道を訪ねて(第14回)~越後高田雁木通りの高橋孫左衛門商店&ガーベラ 2013年9月11日(水)

2013年09月18日 | 植物図鑑

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奥の細道を訪ねて(第14回)~越後高田雁木通りの高橋孫左衛門商店&ガーベラ 2013年9月11日(水)

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P3810256新潟県上越市南本町3丁目の雁木通りの一角にある高橋孫左衛門商店に立ち寄りました。

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この店は、江戸時代の作家十返舎一九著作「諸国道中金の草鞋(かねのわらじ)」に紹介された文化文政時代から続いているとのことで、2階には十返舎一九の絵などが展示されていました。

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(上)「十返舎一九と高橋飴屋 上越市 南本町3」という見出しで「にいがた歴史紀行」に掲載された文章は下記の通り。

 粟飴と『金の草鞋(わらじ)』  「東海道中膝栗毛」の作者として有名な十返舎一九(じつぺんしゃいっく)は文化11年(1814)、長野善光寺に参詣して高田城下に入り、5日間も滞在した。この間、飴屋高橋孫七・孫八父子のもてなしを受けた。

十返舎一九は、高橋飴屋の繁盛ぶりを道中記『金の草鞋(かねのわらじ)』に粟にて製したる水飴至て上品にて風味よく此所の名物なり 評判は高田の町に年を経て 豊かに住(澄)める水飴の店 と書いている。

 高橋家の祖先は越前藩主松平忠直の家臣であったが、主家没落後、松平光長に従って高田城下に移り、菓子屋となった。初代六左衛門は寛永年間(1624~1644)、粟を原料として「粟飴」を製造した。4代孫左衛門は寛政2年(1790)モチ米を原料にして淡黄色透明な水飴を製造することに成功した。その名を全国にとどろかせたが、いぜん粟飴として販売し、今日に至っている。

 翁飴は粟飴に寒天を加えて方形に固めたもので、高田藩主榊原(さかきばら)家に献上して「翁飴」の名称を頂戴した。榊原家や加賀の前田家が江戸への土産にしたので高田の名物となった。

 笹飴は文化文政のころ(19世紀前半)に、製造販売されたもので、夏目漱石「坊っちゃん」の中で「清が越後の笹飴を笹ぐるみむしゃむしゃ食べている」で有名になった。

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ガーベラ(Gerbera) キク科 ガーベラ属 Gerbera jamesonii

南アフリカ原産で非耐寒性。有柄の根出葉を出しロゼット状。花柄は25~40cm、頭花は直径10cm、舌状花は橙色。ただし、現在のガーベラは同属のビリディフォリアG.viridifolia、オーランティアカG.aurantiacaなどとの交雑により、種々の品種が育成されている。

20cm程度の矮性種、80cm程度の高性種、花径は5.5~12cmまで、花形は一重、半八重咲き、丁字咲き、八重咲き、花色は白、緑、黄、桃、紅などにそれぞれの濃淡、覆 輪などがある。組織培養苗が販売されるが、播種する鉢物用品種もある。

切花は花茎が腐敗しやすいが、近年、フロリアントcv.Floriant」やマリアcv.Maria」黄金の輝きcv.Ougonnokagayakiポルカcv.PolkaMスノー・ストームcv.snow Stormなど花もちのよい品種も育成されている。[栽培]冬に加温すれば1年中開花。

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