2011年10月15日(土)、北上市稲瀬町の県道14号線沿いにある民家の門口に植えられているカラタチ(唐橘)の木が、黄色く熟した実を沢山つけていました。
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カラタチ(唐橘) ミカン科 カラタチ属 Poncirus trifoliata
別名:キコク。中国中部原産の落葉低木で、古い時代に渡来した。生け垣として植えられているほか、暖地では野生化しているものが見られる。また、ミカン類の台木としても利用されている。よく枝分かれして、高さ2~3m、時には4~6mになる。枝は緑色で稜があり、長さ1~4㎝の扁平で鋭い刺が互生する。葉は3出複葉で、互生し、葉柄には狭い翼がある。小葉は長さ3~6㎝の楕円形または倒卵形で、縁に鈍鋸歯がある。
4~5月、葉が出る前に香りの良い直径3.5~5㎝の白い花が咲く。花弁は5個。花には花柄が無い。果実は直径3㎝ほどの球形で、秋に黄色に熟す。表面は軟毛に覆われており、果皮には独特の臭気がある。用途:柑橘類の台木、薬用。
[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花/秋の花」&同「山渓カラー図鑑・日本の樹木」より]