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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町「館山公園」のカンボク(肝木)の真っ赤な実  2011年10月20日(木)  

2011年10月20日 | 植物図鑑

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2011年10月20日(木)、一関市東山町松川の「館山公園」に行きました。この公園には様々な樹木が植栽されていますが、真っ赤に熟した実を沢山つけたカンボク(肝木)も2本ありました。

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カンボク(肝木) スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum opulus var.calvescens

山地の湿った所に生える落葉低木~小高木で北日本に多い。高さは2~7mほどになる。樹皮は暗灰色で、コルク層が発達して厚い。葉は対生し、長さ5~12㎝で、中ほどまで大きく3つに切れ込んでいる。中央の裂片が長く、縁には粗い鋸歯がある。花期は5~7月。直径10㎝ほどの花穂の中心部に小さな両性花が多数集まり、その周りを白い装飾花が取り巻いている。装飾花は直径2㎝ほど。果実は直径8㎜ほどの核果で9~10月に赤く熟し、葉の落ちた後も、よく残っている。分布:北海道~九州。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37608910&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「サハラガラスパーク」のカンボク(肝木)の花]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35692540&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町のカンボク(肝木)の実]


一関市十二神のマルメロの実  2011年10月18日(火)

2011年10月19日 | 植物図鑑

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2011年10月18日(火)、一関市十二神の国道4号線沿いの農家と思われる民家の前の畑に植えられたマルメロの木が、大きな果実を沢山つけていました。場所は磐井川に架かる一関大橋の近くで、国道4号線を挟んで(株)ネッツトヨタ盛岡一関大橋店の向かい側辺りです。

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マルメロ バラ科 マルメロ属 Cydonia oblonga(oblonoblonia)

中央アジア原産の落葉低木~小高木。ヨーロッパでは紀元前から栽培されている。日本へは寛永11年(1634)に中国から長崎にもたらされたという記録がある。東北地方や中部地方で栽培されていて、特に長野県諏訪地方の特産品となっている。名前はポルトガル名をそのまま音読みしたもの。高さは3~8mになる。葉は長さ5~10㎝の卵形または楕円形。

5月頃、短い枝の先に直径4~5㎝の白色または淡紅色の花が1個咲く。果実はセイヨウナシ型とリンゴ型があり、直径約6㎝。9~10月に黄色に熟し、芳香がある。果実は熟しても木質で硬いので生食ができず、シロップ(砂糖)漬けやジャム、果実酒、また咳止め薬として利用する。なお、バラ科ボケ属、中国原産のカリン(花梨)Chaenomeles sinensisに似るが、樹皮は鱗片状に剥がれない。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&日本文芸社発行「樹木図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35937024&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市街地のマルメロ(果実)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34550359&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市街地のマルメロ(花)]


一関市末広一丁目のフクシア/ツリウキソウ(釣浮草)  2011年10月18日(火)

2011年10月19日 | 植物図鑑

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http://www.fuchsia.jp/gallery/Main_Gallery/Galadriel/index.html [

<csobj ht="image_pre/Down_Button.jpg" csclick="BD3FF150167" h="70" t="Button" w="60"></csobj> Multa van Suchtelen, Netherlands, 1968
 私の所有しているフクシアの中では一番育て易い品種です。ハンギング・スタンダードどれをとっても見事に仕上がります。耐暑性もあります.

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(上と下)赤い花弁と白い萼の対比が美しい。この反対に白い花弁と赤い萼の品種もある。また、白い萼に紫色花弁の’ゴールデン・アニバーサリー’や花つきのいいマリン・グロー、萼が赤くて花弁が紫色で八重咲きの品種’ロイヤルアカデミー’、’薄紫八重’、花弁も萼も真っ赤な品種などがある。

<csobj ht="image_pre/Down_Button.jpg" csclick="BD3FF150141" h="70" t="Button" w="60"></csobj> Galadriel de Graaff, Netherlands, 1982
 小輪多花性の品種です。ブッシュタイプで直立性が強い傾向があります。時期によって萼片が透き通るような光沢を持ったホワイトとなります。

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2011年10月18日(火)、一関市末広一丁目の(株)両磐酒造敷地の西側にある道路沿いの金網の境界柵に、花を沢山咲かせた鉢植えのフクシアがかけられていました。向かい側の民家の人が栽培管理しているものだと思います。

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フクシア アカバナ科 フクシア属 Fuchsia hybrida

英名:レディースイヤードロップス(貴婦人の耳飾り)。和名:ツリウキソウ(釣浮草)。別名:ホクシャ。ニューギニア、ニュージーランド、タヒチ、メキシコなどの中央・南アメリカ、西インド諸島などに自生する非耐寒性常緑低木。18世紀の終わり頃から、こうした多くの原種を親として、イギリスやフランスで育種が盛んになり、現在栽培されている園芸種のフクシアがつくり出された。熱帯性の低木で、一般家庭ではもっぱら鉢植えとして栽培される。4~6月、変わった形の花が垂れ下がって咲く。花弁は4個。筒先が4裂する萼片も花弁のように見える。雄しべも雌しべも長く突き出る。

栽培管理:鉢花は、春と秋は戸外でよく日に当て、暑さに弱いので夏はできるだけ風通しの良い涼しい半日陰に移し、水やりを控える。冬は室内に置き、2年に1回、春に植え替える。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」&同「色・季節でひける花の事典820種」(ともに金田初代・文、金田洋一郎・写真)より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A2 [フクシア(Wikipedia)]

http://www.fuchsia.jp/fuchsias/index.html [フクシアの愉しみ]


一関市末広一丁目のヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)  2011年10月18日(火)

2011年10月19日 | 植物図鑑

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2011年10月18日(火)、一関市末広一丁目の(株)両磐酒造の敷地の西側にある道路沿いに群生したヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)が、ピンク色の花を沢山咲かせていました。この所の寒気にあって葉が赤く色づいていました。

http://ocnmap.goo.ne.jp/print.php?MAP=E141.7.43.270N38.55.26.630&ZM=9&direct=0&COLOR=&P=&print_type=&cmt=%E2%80%BB%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%AB%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%82%92%E5%85%A5%E5%8A%9B%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&W=0&RT=0&DEG=0

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ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦) タデ科 タデ属 Polygonum capitatum(Persicaria capitata)

別名:ポリゴナム・カピタツム。ヒマラヤ原産の耐寒性多年草。明治中期に園芸植物として日本に入った。観賞用に植えられているが、野生状態になっているものもある。根もとからよく枝分かれして、茎が横に這って伸び、地面に接する節から発根して、マット状に四方に広がることが多い。茎には赤褐色の毛がある。葉は互生し、長さ1~3㎝の卵形で、表面にV字形の紫褐色の模様があり、寒さにあうと赤く紅葉する。花はほぼ一年中見られる。枝先に淡紅色(ピンク)の小さな花が集まり、卵形~球形に多数集まってつく。斑入り葉のものもある。

栽培管理:暖地では戸外で越冬するが、寒冷地では鉢に植え、冬は室内で管理する。適宜切り戻して、広がり過ぎないようにする。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]


一関市大東町摺沢のアブチロン・ヒブリドゥム  2011年10月16日(日)

2011年10月18日 | 植物図鑑

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2011年10月16日(日)、一関市立大東図書館(一関市大東町摺沢字新右エ門土手12-2)に行きました。図書館の向かい側にある道路沿いの民家の庭に置かれたアブチロンが真っ赤な花を沢山咲かせていました。この画像の品種は’アンダルシアスーパー大輪レッド’ではないかと思われます。

http://www.library.city.ichinoseki.iwate.jp/info-daito.html [大東図書館ご利用案内]

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アオイ科 アブチロン属 Abutilon:属名はギリシャ語の「牡牛」と「下痢」の2語からなり、この植物が家畜の下痢止めに薬効があるということに由来する。熱帯から亜熱帯、温帯に約150種ほど分布する半耐寒性常緑宿根草(多年草)、低木、小高木で、熱帯地では花壇、庭園、寒地では温室内で植栽するか鉢植えとする。本属は花に萼状総苞がない点がほかの属と異なる。現在は野生種より多くの交雑種の品種が栽培されることが多い。

アブチロン アオイ科 アブチロン(イチビ)属 Abutilon spp.

普通に栽培される品種には’カナリー・バード’cv.Canary Bird、’ゴールデン・フリース’cv.Golden Fleece、’タンジェリン’cv.Tangerine、’スブニール・ドゥ・ボン’cv.Souvenir de Bonn、斑入りアブチロン A.×hybridumcv.Variegatum, 最近の品種にはサンテンス A.×suntenseがあり、青紫色の品種に人気がある。

そのほjか近縁種にストリアツム(黄斑アブチロン) A.pictumの’トンプソニィー’cv.Thompsonii、花の形からウキツリボク(浮吊木)の和名があるメガポタミクムA.megapotamicumはブラジル原産だが、関東地方以西なら戸外で越冬する。葉に斑の入る斑入りウキツリボク、黄点入りの品種や、またストリアツム A.striatumとの種間交雑種の’ミレリ’、鉢物向きの矮性品種もある。

最近は赤や黄、オレンジ色など色鮮やかで、花径4~7㎝の大きな花を下向きに次々と咲かせる園芸品種が出回る。花の美しい品種群は来歴不明だが、周年開花し、花色も豊富で育てやすい。

栽培管理:日照を好む。鉢花は、春~秋は風通しと日当たりのよい戸外に置き、鉢土の表面が乾いたらたっぷり水やりする。寒さにやや弱いので、晩秋には日当たりの良い室内に取り込み、水を控える。ハダニ、ハマキムシ、オンシツコナジラミに注意する。5~8℃で越冬する。挿し木で殖やす。温暖地では露地で越冬するが、関東地方以北では越冬できない。花期:温室内では周年。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓カラー名鑑・観葉植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」&同「知りたい花の名前がわかる花の事典」(ともに金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]