2011年10月20日(木)、一関市東山町松川の「館山公園」に行きました。この公園には様々な樹木が植栽されていますが、真っ赤に熟した実を沢山つけたカンボク(肝木)も2本ありました。
カンボク(肝木) スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum opulus var.calvescens
山地の湿った所に生える落葉低木~小高木で北日本に多い。高さは2~7mほどになる。樹皮は暗灰色で、コルク層が発達して厚い。葉は対生し、長さ5~12㎝で、中ほどまで大きく3つに切れ込んでいる。中央の裂片が長く、縁には粗い鋸歯がある。花期は5~7月。直径10㎝ほどの花穂の中心部に小さな両性花が多数集まり、その周りを白い装飾花が取り巻いている。装飾花は直径2㎝ほど。果実は直径8㎜ほどの核果で9~10月に赤く熟し、葉の落ちた後も、よく残っている。分布:北海道~九州。
[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37608910&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「サハラガラスパーク」のカンボク(肝木)の花]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35692540&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町のカンボク(肝木)の実]