2011年10月8日(土)、北上川学習交流館「あいぽーと」(一関市狐禅寺字石ノ瀬155-81)に行きました。数年前ここの芝生のある庭に植えられているアキグミ(秋茱萸)が、赤く熟した実を沢山つけていたのを思い出したからです。その時見たほどではありませんでしたが、赤く熟した実を沢山つけていました。
http://www.thr.mlit.go.jp/iwate/iport/sisetu/index.htm [北上川学習交流館「あいぽーと」]
アキグミ(秋茱萸) グミ科 グミ属 Elaeagnus umbellata
日当たりの良い川原や原野に群生することが多い落葉低木。よく枝分かれして高さ2~3mになる。若枝は灰白色の鱗片に覆われる。葉は互生し、長さ4~8㎝の長楕円状披針形で縁は全縁。葉の裏面と葉柄には白い鱗片が密生する。4~5月、葉腋に白い花が数個ずつ集まって咲く。萼は長さ5~7㎜の筒形で白い鱗片に覆われ、初めは白いが、後黄色に変わる。果実は直径6~8㎜の球形で、10~11月に赤く熟し、やや渋いが、食べられる。
グミの仲間は全体に鱗片や星状毛があるのが特徴で、花には花弁はない。筒状の萼の先端が4裂して花弁のように見える。雄しべは4個で花糸は短く、萼筒の内側につく。雌しべは1個で、子房は萼筒の基部にある。花の後、萼筒の下部が肥厚して液質になった部分が食べられる。普通、実は生で食べると渋味が口に残るので、果実酒などに利用する。用途:庭木、器具材。分布:北海道(西南部渡島半島)、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾、ヒマラヤ、カラコルム。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/3fe46704b969f95272d829c1ad0102bf [peaの植物図鑑:北上川フェスタ2005と「あいぽーと」のアキグミ(秋茱萸)]