2015年11月13日(金)、一関市東山町長坂の「柴宿団地」と呼ばれている住宅街にある民家の軒下に植栽されているイソギク(磯菊)が、花を沢山咲かせていました。この菊は、葉が緑葉に銀色(白)に縁取られ、舌状花のない筒状花だけの花を咲かせる特徴があります。
イソギク(磯菊)キク科 キク属 Chrysanthemum pacificum
海岸の崖などに生える多年草。頭花は小さく、筒状花だけでできているが、色が鮮やかで美しく、古くから栽培されている。高さは20~40㎝。葉は密に互生し、長さ4~8㎝、幅1.5~2.5㎝の倒披針形で、上半部はやや浅く切れ込む。裏面は銀白色の毛に覆われ、表面の縁も白い。花期は10~12月。頭花は直径5㎜ほどで、茎の先に10cm ほどの花序をつくり、びっしりと集まってつく。分布:本州(千葉県~静岡県、伊豆諸島)[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]