2014年9月28日(日)、一関市博物館主催「史跡めぐり~磐井の里の石めぐり」の第1回目が実施されました。この日は千厩町(磐清水・奥玉)方面の9か所を巡りました。最初に訪れたのは、磐清水の重箱石(一関市千厩町磐清水字重箱石)で、次が磐清水の猫石(一関市千厩町磐清水字祭田)、3番目は磐清水の弘法の休み石(一関市千厩町磐清水字長平)、4番目は磐清水の鍋石で、5番目は磐清水の竹東山永澤寺(ちくとうざん・えいたくじ)、6番目は千厩町千厩の荷鞍石でした。この石は、昔磐清水村の三嶋峠の下堤の傍にあったが、大正年間に千厩の横屋に移されたのだそうです。
(上と下)佐藤家住宅正門。現在は「千厩酒のくら交流施設」として公開されています。
(上)佐藤家住宅主屋内部。この座敷で昼食休憩をさせていただきました。
(上)佐藤家住宅主屋の中庭に向かいます。この「佐藤家住宅西洋館」を通って行きました。中庭の近くには比較的新しい立派なトイレがありました。
(上と下)中庭には庭園があり池が造られていました。大きな鯉が数匹泳いでいました。
(上)佐藤家住宅の主屋の裏側にある中庭で、一関市博物館の副主幹兼学芸主査・相馬美貴子さんから荷鞍石について説明を聞く一行。
(上と下)荷鞍石 一関市千厩町千厩字北方134
荷鞍石 旧三嶋峠の下堤の傍にあったが、大正年間千厩の横屋に移され、現在その中庭にある。濁沼村の名石はほとんど花崗岩であるが、この石だけ黒石。(「磐清水村誌」)
三嶋 荷鞍石 高さ5尺程、廻り6尺程 右ハ往古ヨリ荷鞍石と申伝候事 [「濁沼村風土記御用書出」安永4年(1775)]
上の建物は佐藤家住宅小蔵。
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