一関市川崎町薄衣のミツマタ(三叉/三椏)
2008年4月1日
2008年4月1日(火)、一関市川崎町薄衣(うすぎぬ)字漆崎にある
ローソン川崎店の道路を挟んで向かい側にある農家の庭で「ミツマタ
(三叉/三椏)」が蕾を大きく膨らませて、咲き始めていました。
ミツマタ(三叉/三椏)ジンチョウゲ科 ミツマタ属
Edgeworthia chrysantha
中国原産の落葉低木で、枝が三本ずつに分かれる。葉は薄く、鮮緑色を
している。秋から枝先に蕾が群がってついている。落葉するときには、
もう蕾が大きくなっている。
4月に葉に先立って、真っ黄色の花を開く。花には花弁がなく、萼(がく)
が筒状で、先が4裂している。果実はそう果。
樹皮の繊維が強く、しなやかで、和紙の原料として最高の品質をもってい
る。だから枝を折ろうとしても樹皮が長くむけてしまい、うまく折れない。
和紙の原料としては、同じ科のガンピ(雁皮)とクワ科のコウゾ(楮)が
ある。一万円札の紙はコウゾやミツマタなどの最高の繊維で作られている。
繊維をとるために各地で栽培されている。また樹皮をむきとったあとの三
又になった枝は、花材として、色を塗ったり、さらしたりして利用される。
[以上、家の光協会発行「原色山野木」(冨成忠夫・秋山久治著)より]
一関市東山町の「三椏・三叉(みつまた)」
2008年1月23日
2008年1月23日(水)、一関市東山町長坂にある名勝・げいび渓の入口
にある「紙すき館」に行ってきました。妻が和紙について調べたいこと
があるというので行ったのですが、紙すき館の土手には、和紙の原料に
使われる「ミツマタ(三椏/三叉)」が植えてあり、この寒さの中、蕾を
膨らませていました。この地域では、和紙の原料として栽培しているの
は「コウゾ(楮)」だそうで、ミツマタはほとんど栽培されていないそ
うです。
一関市東山町の「ミツマタ(三又・三椏)」
2007年4月6日
2007年4/6(金)、一関市東山町長坂字東本町の道路脇の民家の庭に
植えられている「ミツマタ(三又・三椏)」が、薄黄色で蜂の巣状の
花を沢山咲かせていました。良く見ると小さなラッパのような花が密
集しており、そのほとんどが下向き加減です。
ここ東山町は、「寒紙」と呼ばれ、800年の歴史を誇る「東山紙(と
うざんし)」の産地で、今でも手漉きをしている農家があります。
ミツマタは、コウゾと共に、この東山和紙の原料になる植物で、苗
を植えてから3年ごとに収穫して和紙の材料に利用しているそうです。
ミツマタ(三又・三椏)ジンチョウゲ科 ミツマタ属
Edgeworthia chrysantha
中国原産の落葉低木で、高さは1~2m、半球形の樹形をつくる。日本
には室町時代に渡来し、古くから和紙や紙幣の原料用に栽培され、ま
た観賞用の庭木としてもよく植えられている。和名は、細い枝先が3
つ又に分かれていることによる。
葉は互生し、長さ8~15cmの広披針形で、裏面には絹毛が多い。花芽
は秋につき、寒中から蕾が見られるが、開花(花期)は3~4月。
蕾は白毛に包まれており、枝先から房になって垂れ下がっている。葉
が芽吹く前に、長さ8~15mmの筒状の花が球状にびっしりと(30~50個)
集まって開く。
小花の内側は鮮黄色(園芸品種は赤)で、外側は白色の絹毛に覆われ
ている。花が赤い「アカバナミツマタ(赤花三椏)」と呼ばれる園芸
品種もある。
2008年4月1日
2008年4月1日(火)、一関市川崎町薄衣(うすぎぬ)字漆崎にある
ローソン川崎店の道路を挟んで向かい側にある農家の庭で「ミツマタ
(三叉/三椏)」が蕾を大きく膨らませて、咲き始めていました。
ミツマタ(三叉/三椏)ジンチョウゲ科 ミツマタ属
Edgeworthia chrysantha
中国原産の落葉低木で、枝が三本ずつに分かれる。葉は薄く、鮮緑色を
している。秋から枝先に蕾が群がってついている。落葉するときには、
もう蕾が大きくなっている。
4月に葉に先立って、真っ黄色の花を開く。花には花弁がなく、萼(がく)
が筒状で、先が4裂している。果実はそう果。
樹皮の繊維が強く、しなやかで、和紙の原料として最高の品質をもってい
る。だから枝を折ろうとしても樹皮が長くむけてしまい、うまく折れない。
和紙の原料としては、同じ科のガンピ(雁皮)とクワ科のコウゾ(楮)が
ある。一万円札の紙はコウゾやミツマタなどの最高の繊維で作られている。
繊維をとるために各地で栽培されている。また樹皮をむきとったあとの三
又になった枝は、花材として、色を塗ったり、さらしたりして利用される。
[以上、家の光協会発行「原色山野木」(冨成忠夫・秋山久治著)より]
一関市東山町の「三椏・三叉(みつまた)」
2008年1月23日
2008年1月23日(水)、一関市東山町長坂にある名勝・げいび渓の入口
にある「紙すき館」に行ってきました。妻が和紙について調べたいこと
があるというので行ったのですが、紙すき館の土手には、和紙の原料に
使われる「ミツマタ(三椏/三叉)」が植えてあり、この寒さの中、蕾を
膨らませていました。この地域では、和紙の原料として栽培しているの
は「コウゾ(楮)」だそうで、ミツマタはほとんど栽培されていないそ
うです。
一関市東山町の「ミツマタ(三又・三椏)」
2007年4月6日
2007年4/6(金)、一関市東山町長坂字東本町の道路脇の民家の庭に
植えられている「ミツマタ(三又・三椏)」が、薄黄色で蜂の巣状の
花を沢山咲かせていました。良く見ると小さなラッパのような花が密
集しており、そのほとんどが下向き加減です。
ここ東山町は、「寒紙」と呼ばれ、800年の歴史を誇る「東山紙(と
うざんし)」の産地で、今でも手漉きをしている農家があります。
ミツマタは、コウゾと共に、この東山和紙の原料になる植物で、苗
を植えてから3年ごとに収穫して和紙の材料に利用しているそうです。
ミツマタ(三又・三椏)ジンチョウゲ科 ミツマタ属
Edgeworthia chrysantha
中国原産の落葉低木で、高さは1~2m、半球形の樹形をつくる。日本
には室町時代に渡来し、古くから和紙や紙幣の原料用に栽培され、ま
た観賞用の庭木としてもよく植えられている。和名は、細い枝先が3
つ又に分かれていることによる。
葉は互生し、長さ8~15cmの広披針形で、裏面には絹毛が多い。花芽
は秋につき、寒中から蕾が見られるが、開花(花期)は3~4月。
蕾は白毛に包まれており、枝先から房になって垂れ下がっている。葉
が芽吹く前に、長さ8~15mmの筒状の花が球状にびっしりと(30~50個)
集まって開く。
小花の内側は鮮黄色(園芸品種は赤)で、外側は白色の絹毛に覆われ
ている。花が赤い「アカバナミツマタ(赤花三椏)」と呼ばれる園芸
品種もある。
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