2015年12月12日(土)に全国一斉に封切り上映された松竹映画「母と暮せば」(山田洋次監督作品)を観に行ってきました。太平洋戦争で日本が無条件降伏してから満70周年という節目の年に、このような映画が発表されることは時宜を得たものであり、多くの人達に観てもらいたいと思います。
広島が舞台の「父と暮せば」は生き残った娘と父の亡霊の物語、長崎が舞台の『母と暮せば』は、息子の亡霊と生き残った母の物語である。
『母と暮せば』製作にあたって、山田監督は次の通り述べています。
(上)山田洋次監督(脚本は平松恵美子さんと共同)
(上)主演の吉永小百合(助産婦・福原伸子/浩二の母役)さん
(上)主演の二宮和也(原爆で死んだ福原浩二役)さん
(上の右)助演の黒木 華(福原浩二の恋人役)さん
1945年8月9日午前11時2分、史上2発目の実戦用プルトニウム原爆が長崎上空で爆発しました。
(上)岩波書店発行、飯島宗一・相原秀次:編「写真集 原爆をみつめる~1945年 広島・長崎~」より
(上)子どもたちに世界に!被爆の記録を贈る会:編集・発行「広島・長崎~原子爆弾の記録」
(日本語版)1978年5月5日 第1刷発行 より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます