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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「みちのくあじさい園」のアルボレスケンス’アナベル’ 2015年7月7日(火)

2015年07月08日 | 植物図鑑

2015年7月7日(火)、みちのくあじさい園(一関市舞川字原沢111)に行ってきました。朝から晴れ渡ってとても良い天気でした。昼食時間やコーヒータイムを含めて、園内で7時間も過ごしてしまいました。

(下)出入口から「あじさいロード」を進んで行くと、喫茶『蔵』の所に着きました。この近くには「山本コレクションコーナー」があり、珍しい品種の紫陽花が数多く植栽されています。

喫茶『蔵』のすぐ南側に沢山植栽されているヤマアジサイ・クレナイ(紅)が真紅に色づいた花を沢山咲かせていました。その外側にアルボレスケンス’アナベル’が群植されていて、大きな手毬(てまり)状の白い花を沢山咲かせていました。

(上と下4つ)喫茶『蔵』の近くにある「間伐実行林」の看板が建ててある後ろの方(杉林の中)にもフルボレスケンス’アナベル’が沢山群植されていました。

 アルボレスケンス’アナベル’ アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属 H.arborescens 'Annabelle'

 アルボレスケンス:和名はアメリカノリノキ。アメリカニューヨーク・アイオワ・フロリダ・ルイジアナにかけて分布します。この種のてまり状のものをグランディフローラと呼び、1860年頃ペンシルヴァニアの山で見つかったといわれます。国際的な品種目録によるとヨーロッパにはアルボレスケンスの園芸品種が10数種あり、中にはピンクの花もあるようです。

アナベル:’アナベル’は原種アルボレスケンス・グランディフローラをオランダで選別改良したもの(てまり花)で、わが国には30年程前から導入されており高い人気があります。日本の土壌でもよく育ち、あじさい園の花形的な種類で、一般家庭の庭先にもよく植栽されています。雨の後の水滴は早く振り落とすと枝が倒れにくくなります。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・あじさいを楽しむ」(監修:藤井 清)より]


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