2016年3月11日(金)、岩手蘭友会(会長・及川正道、会員18人)主催の「第29回いわて洋ラン展」が、水沢メイプル4階催事場(奥州市水沢区横町)で始まったので、早速見に行ってきました。会場奥の「即売コーナー」にカスミソウのように小花を沢山つけたオンシジューム・イエローキャブが展示されていました。
オンシジューム・イエローキャブ Oncidium Yellow Cab
オンシジウムってどんなラン?:オンシジウムの野生種は600以上もあり、洋ランの中でも最大級の属です。南フロリダ、西インド諸島から南米全域に広く分布し、現在でもアンデスの山々から新種が発見されています。人間の手によって作られた交配種は万の数を超え、世界のあちらこちらで新しい花が誕生しています。皆さんお馴染みのカトレヤも同じ中南米に分布していますが、オンシジウムのほうが野生種の数が多いのです。ジャングルの中ではオンシジウムが勝っているといえるでしょう。
性質は丈夫で寒さにも強い種類が多いので、初心者向きの洋ランであるといえます。また、原産地では樹木に着生していて、バルブを多くもったり、株が肉厚になっていて乾きに強い性質もあります。家庭で育てる場合でも、水やり、肥料は少なくてすみます。
花屋などの店頭では贈答用の大型株が並ぶことが多かったのですが、この頃は手ごろな価格の小型種も多く出回るようになりました。香りのよい品種もあり、楽しみが広がっています。[主婦の友社発行「やさしい洋ラン180種・最新品種と育て方」より]
http://blog.miyashikaen.net/archives/51863421.html [花とハーブで、元気いっぱい!:小花でも花いっぱいのオンシジウム・イエローキャブ]
http://www.miyashikaen.com/hanablog/2016/02/12406.html [小花がたくさん咲くオンシジューム:花とハーブの生産直売・園芸教室:宮子花園(みやしかえん)]
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