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peaの植物図鑑

ユキザサ(雪笹)の赤い実

ユキザサ(雪笹)ユリ科 ユキザサ属 Smilacina japonica

山地の林の下に生える多年草。白い花を雪に、葉を笹の葉に見立ててこの名がつけられたという。

 高さは20~70cmになり、花穂や葉の裏面に毛がある。葉は長さ6~15cmの卵状楕円形。

 5~7月、白い小さな花を多数つける。

 果実は直径5~7mmで9から10月頃赤く熟す。分布:北海道~九州

 良く似た「ヒロハユキザサ(広葉雪笹)smilacina vesoensis」は雌雄別株。雄花が緑色なので、「ミドリユキザサ(緑雪笹)」の名もある。
 ヒロハユキザサの雌株は、ユキザサに似ているが、毛が少ないので区別できるという。また、「ヒロハユキザサ」は、北海道と本州の中部地方以北に分布するという。

 画像は、茶臼岳(標高1578m)から茶臼山荘(避難小屋)の前に戻り、オオシラビソ(アオモリトドマツ)の中、石がゴロゴロする道を黒谷地湿原に向けて下っていたときに見つけた「ユキザサ(またはヒロハユキザサ)」の赤い実。霜にやられたのだろうか、すっかり黄色くなっていた。

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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