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peaの植物図鑑

チングルマの羽毛状の花柱

チングルマ(稚児車)バラ科 ダイコンソウ属 Geum penta petalum

北海道や 本州の中部地方以北の高山帯の雪田周辺の砂礫地、渓流沿い、砂礫の多い草地などに生える高さ10~15cmの落葉小低木。大きな群落をつくることも多い。

 葉は奇数羽状複葉。小葉は厚みがあり、3~5対ある。秋には美しく紅葉する。

 6~7月、淡いクリーム色で直径2cmたらずの花が枝先に1個ずつ付く。花弁は広楕円形で5個あり、ふちは波打つ。

 実:花が終わると花柱は長く伸び、はじめソフトクリーム状によじれているが、次第にほぐれて羽毛状になる。秋風に羽毛状の花柱が揺れる姿は、花とは違った魅力がある。こんなに小さくても「木」なのだから面白い。

 画像は、八幡平・黒谷地湿原からアスピーテラインに下る木道の脇(「熊の泉」付近)で見つけた「チングルマ(稚児車)」の実(羽毛状の花柱)

今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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