日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

暗黙の日本包囲網

2010年09月15日 | 経済動向
やっと為替介入が入った。しかし・・・遅すぎる。

今の日本の将来に夢を持てる人がいるのか? 不安が先じゃないか。その中で、「そうは言っても、円が安心、安定している通貨」と経済学者は分析する。

中国の急成長を目の前で見て、それを支えるメーカー・・・・重要なのはその根底にある“為替操作”。 私はもっと単純な話だと思う。

各国は、自国の通貨安を利用して、経済の基盤となる製造業をお金を掛けずに手助けしているのではないか? 世界中で、「物創り日本の力」をこれを機に弱体化させようと暗黙の了解があるようだ。実際、韓国のウォン安で韓国メーカーがどれだけシェアーを延ばしたことか・・ 

中国が為替操作するのは、自国の製造業を守るためじゃないか。これだけ単純なのに・・・

日本は無策だ。 円高を喜ぶ世界。結果、日本メーカーの世界のシェアーは全敗なのだ。 

貧乏くじを引きながら相変わらずの奇麗事(為替操作ではない)。情けない。 日本のメーカーを助けるのであれば、雇用を拡大するのであれば、為替操作をやってみろ。

リーマンショックの後遺症か、円高だと言うのに、海外企業を買収するという動きもあまり聞かない。それどころか、円高を機に海外旅行・・・。思う壺だ。ここもまた無策。

中国の家電メーカー“ハイアール”の日本進出。 ほら・・・来たぞ。

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