日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

見切り・勇気ある決断 か?

2013年10月25日 | 経済動向

中国に製造拠点を持つメーカーといえば、営業から見ると以前は武器にもなったというもの。 それから何年? 今日の話では、今はそれ自体が"リスク”とみる見方があるらしい。 

現地で頑張る駐在員の人はこれに対してどう反応したらいいものか? ここまで言われると・・・・  しかし、現地にいる人はそう言われる理由は思い当たるのである。 『チャイナリスク』は情勢、景気が悪くなれば成長する。 癌細胞みたいもの。 では、今は情勢、景気はどうなのか。 公表される数字は置いて、見た目、『いいわけないじゃん』

今回日本で、いろんな方々と中国に関して話をする機会があったのだが、何も五彩城の人出で判断しているわけではないのだが、そんな話も交えながら私の口からも積極的な話は出来なかった。 

開発区において、リスクを再認識するような事例が既に発生している。 撤退さえもさせてもらえないのだ。 こんなのを目の前で見ると、反論の余地もない。 

かたや、現地では大規模な工場団地の開発がいまだに続いている。 都市化(人口集中)をすすめる必要があるようだ。 つまり、海外からまだまだ中国に来て欲しいのだ。 でも、『単純作業や、環境に悪い業種、車を含めて、既に成熟している産業はいらないよ。 高付加価値、最先端技術を持つ企業は大歓迎!』 とチャイナリスクはさておき、都合のいい条件付きとなる。 日本では、これから出るどころか、有る事自体を"リスク”とまで言うのだから、このギャップは実に大きいものがある。

流れはみんなわかっている。 マグロは泳ぎ続けないと死んでしまう。 中国の開発行為にしろ、現地企業にしろ、やめられない事情がある。 であれば、共存共栄、住みやすい環境をお願いしたいところなのだが・・・  後は、見切り・勇気ある決断と続く。




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