日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

一線は超えるな・・  だが

2013年10月12日 | 経済動向


供給過多により、最終商品は価格競争の時代。 市場価格は下がるばかりだ。 もはや新商品も例外ではない。 その影響はすそ野(部品メーカー)に近づくほど会社の利益を食いつぶしていく。 

販売単価が下がったとはいえ、品質を下げるわけにはいかない。 日本人は自社ブランドに誇りを感じ、"一線”を守る。 中国人は面子があると言われるが、それは都合のいい時だけの個人の面子であり、会社の面子はない。 (のだろうか・・・・)

これは自社製品の話ではなく、資材担当者は原材料等の品質低下に頭を痛めている。 最初は良かったんですがね~  毎度のことですけど。 ちょっと目を離す、あるいは信用するとこれが始まる。 どうして今までの信用を無くすようなことを平気で ? 理解できない。

本来、彼らの営業は甚だ疑問。 先方からの飛び込み営業ではなく、社員の紹介(臭う)やお偉いさんの紹介(やっかい)など。 後は、こちら側の積極的な調査。 所詮、販売自体にはあまり苦労もしていないように感じる。 客待ち商売というか、棚ボタ的取引先の集合体。 よって、客には気を使わない。 儲ければいい・・・ とでも。 そういえば、紹介した社員には気を使っているようだが・・・・  

売る立場に戻って言わせてもらえば、それなりの品質を求めるのであれば、それなりのコストはかかるというもの。 何処の業界もコスト、コストなのだが、カラ雑巾から水は出ない。 利益どころか、コスト回収も厳しいような現状の中で、"その一線”はどこに。 

大局的に見れば・・・・  "主要な部品は日本から” 対中国戦略ここにあり。 かも・・  しかし、一線を超えず、パナソニックはプラズマTVから撤退するそうだ。




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