日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

過去を振り返る時

2014年07月04日 | 単なる愚痴
大連金普新区の誕生

現地を離れた者がレポートするのもおかしな話だが、ニュースによると大連市がまたもや大きく様変わりするそうだ。  つい最近、開発区から金州新区に代わり、私の会社も保税区に組み入れたれたばかり。 今度は、大連市金州区のすべての行政区域、普蘭店市の一部地区を統合して、大連金普新区になるそうだ。 (どう読めば?)

今回はレベルが違う話で、どでかい中国でわずか10地区の中に入る国家級新区とのことで、総面積は2,299平方kmというからかつて聞いた、大大連市構想が具体化した形。

この際あえて言わせてもらえば、この地の発展は、満州鉄道を筆頭に、どこぞの国が早期に、現地の皆さんと一緒に経済・生活インフラづくりがあったからこそ。 お祝いもいいが、歴を重視するのであれば、こちらも忘れてもらっては困るのだ。 




しかし、今回の話はおめでたい話なのだろうか?  各地の発展競争という意味では、優等生としてベスト10に認められたということかもしれないが、目先現地の状況はそれどころではない。  現実、大開発の挙句、ゴーストタウン化した地域もある。

私みたいに、一旦大連を離れたものから見れば、ビルが立ち並ぶどこにもあるような大都市になるよりも、海を活かした特色ある地域として注目されて欲しいところ。

先月、大連に観光に行きたいけど・・・ 相談にのることになった。 もしも私なら、どうせ観光ならば他の地域を選択するであろう。 仕事で、単身で・・・ これは大連がベスト。 これまでは間違いない。 しかし・・・・  

好き嫌いの話ではないが、以前の環境・規模の開発区が私は好きだ。 地域の名前をミックスしたような、日本語でどう読んだらいいのかわからにような名前に愛着が湧くのだろうか。 大連(開発区)がますます遠い存在になっていくような気がする。 

過去を振り返る時、何時の時代が良かったか・・・・  みんなはどう振り返るのだろう。



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1 コメント

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Unknown (ゲスト)
2015-01-07 11:49:18
以前の環境・規模の開発区が私はもう好きだ

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