日本にいると『中国はどう? 本当に破綻すると思うか?』との質問が続く。 それに対し私は、目の前でそびえたつ、立ち続けるビル群、地方の大開発の話をするのだが、たぶん想像もつかないだろう。 日本で見るそれと規模が違いすぎる。 オーバーな男だとでも思われていることと思う。
いろんな数値が発表される中、どうも以前よりも悪い数値が出ているようだ。 やはり7月崩壊説はまんざらでも・・・・ となるのだが、他の国に比べ、それでもすごい数値である事に違いはない。
表現はいろいろあるにしろ、みんな中国の動向を気にしている。 とばっちりと言えばそれまでだが、ここまで中国の成長があったからこそ、便乗して何とかやってきた・・・・というのが各国の現実だろう。 もちろん日本も。 アベノミクスで改善が見られると言われているが、そんなもの中国次第と言ったところだろうか。
今の時代、国も人も同じ。 一国で、ひとりで、生きていけるものではない。 気づかぬうちに複雑に絡み合い、支えあっている。 もはや、経済大国の中国、この巨人中国で何かあったら、世界中を巻き込んだ、それも長期に渡る大恐慌となるかもしれない。 もはや中国だけの問題ではない。 親亀こけたら・・・ なのだ。
先進国、発展途上国はどこも一度は経済的に破綻し、調整し、時間を掛けて今の姿を作り上げている。 異常なまでに急成長し、今だに続けている世界最大の国。 たとえ先進国といえども、その足腰はすでに老化し、ふらついた情況。 とても巨人を支えることは出来ない。
中国のテレビでは各地の発展を伝え、日本のテレビでは、開発途中で頓挫した大型プロジェクトを紹介する。 既に崩壊を始めた・・・ とでも言わんばかりである。 中国よ、気をつけろ、がんばれ!
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暑中お見舞い申し上げます。
やはり、現地にて仕事、生活しておられる方ならではの視線でしょうか。報道だけでは計り知れない何か?が有るのでしょう。
政治、経済の素人の私にでも人事ではないように感じます。
とにかく、あの開発ぶりには、訪連時いつも驚いております。いつまで続くやら?
これから、益々暑くなることでしょう。
お体大切に。