昨日、心温まるメッセージを頂いた。 送り主はかつて本場紹興酒で盛り上がった、某大学の日本語の先生。 なんとラジオ番組も持たれており、日中同時生放送までやっている方だ。 まるごと全文を紹介したい。 本人の承諾だが、返事を待つまでもないだろう。(笑) 先生ごめんなさい。
連日、日本国内報道では、中国各地で反日デモおよび暴動、暴走のことばかり流されていると伺っております。この報道をごらんになってから、中国が嫌いになったり、中国人嫌いになったりしている方がおられると思います。
ご承知のように、今年は中日国交正常化40周年であります。行政から民間まで、40周年のために、お祝いイベントを前から企画しておられましたので、全部パーになったのは本当に胸が痛くてなりません。
両国民が祝賀の雰囲気から憎む状況に陥ったのはなぜでしょうか。 小生の愚見では、政治家のパフォーマンスとアメリカの今後の戦略中心をアジアに移転する要因であります。 しかし、ここで申し上げたいことは本当の中国の事情真相を説明したいです。
1964年故周恩来首相の提唱で、大連で日本語専門学校(今の大連外国語大学前身)を設立しました。今まで、何百万の日本語人材を育てています。大連に20あまりの大学にほとんど日本語学科を設けています。大連だけでは、日本語がわかる人材はなんと30万人もいます。中国全土では、500余りの大学に日本語専攻学科を設けています。日本にいる何十万中国人と中国にいる十何万日本人がお互いの文化を理解し、相手の生活環境に溶け込み、暮らしています。
この二三日起きた反日運動に参加した人はわずかでした。北京の人口は1000万を超えています。しかし、反日運動に参加した人はわずか1000人しかなかったのです。一万分の一です。しかも、日系車(中国で製造車がほとんど)、日系デパート、コンビになどを襲った中国人をすでに警察に逮捕されました。中国のネットでは、この暴走、暴動行為に対する批判ばかりです。
昨日、私は大連市内に行ったとき、隣を通った日本人観光客が何気無く、しかもいつもどおりに観光に行かれたことを見て、なんだか心が温かいです。なにかあったら、必ず助けてあげると思っている私のような中国人は主流です。おそらく、日本でも同じように、中国人がなにかあったら、周りの日本人に助けられるに違いありません。
40年間築いてきた友好の成果をぜひ続けて拡大していきたいです。このよう真実のことをわずかでもいいから、周りの親族や友達にお伝えください。 中日友好だけではなく、世界平和友好はいつも変わらない主流です。
ここで謹んで日本の皆さんの冷静と中国国民の冷静をお願い申し上げます。
私も先生と同じ思い。 我々は周囲の中国人に支えられ、助けられていることは事実だ。 一部の人たちとは無論違う。 それで中国は・・・ そんな一言で言えるはずもない。 また、日本の人にも誤解しないで欲しいのだ。 だから中国は・・・ それで片付けて欲しくない。
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