Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

ロッキー・ザ・ファイナル

2007-05-01 10:56:58 | 映画
ロッキーシリーズが好きなもんで、昨日見てきました。

ロッキー5の発展系といった感じで、5に足りない部分(客が期待する部分)を足し増し、エンターテインメント性をアップしてます。

17年前のロッキー5でも結構無理があると思ったが、本格的にリングに復帰した今作は誰もがあり得ないストーリーと思っただろう。しかし、見ている分には違和感はそれほど感じなくなるから不思議だ。あの人間離れした体を見れば、60歳という年齢は忘れるし、スタローンにとってロッキーはあまりにはまり役だ。キャラづくりがしっかりしているのでブランクもそれほど感じない。さすがにシワが増え、声が低くなったなぁとは思ったが。
それと、失明の恐れがあるのでこれ以上ボクシングが出来ないという設定は20年近くの間にどこかへ行ってしまったのだろう。。。


それにしても、息子の職場に急に現れ、嫌がられる。熱い説教をする。息子が帰ってくる。暑苦しい。といったところは田中邦衛の黒板五郎と何度もだぶった。自分の中では北の国からと同じ次元で見てしまいます。

今回の敵には恐ろしさとかカリスマ性は全く感じなかったな。弱すぎ。
団塊世代オヤジにこてんぱんにやられてたからなぁ。この映画のテーマはオヤジの頼もしさ、なのかも。
ポールがビートルズを歌うように、スタローンがロッキーを演じていた。対戦シーンはかなり興奮してしまった。やっぱ好きだわ。これがロッキー人生最後の試合、とアナウンスは言っていたが、ロッキーの新作を見るという行為は俺も人生最後なのだ、と思うと興奮度がアップ。

しかしロッキー本人は最後とは決して言わなかった。でもさすがに次はないだろうな…。邦題がロッキー・ザ・ファイナルだし。


↓ネタバレがイヤな人は見ないで下さい。ラストシーンについて。
試合後、エンディングまでが短すぎる!。
前半あれだけ人間ドラマで引っ張っておいて、その後が描かれないのがつらい。あのオバサンとは一体どうなったのか!?。まぁくっつくんだろうけど。
試合後、現実に戻らないところ、夢オチという見方も出来る。よし、次はこれで見てみよう。

現実に戻らずに終わる、というところにこだわってみよう。
終盤の試合開始に差し掛かるまでは、なぜロッキーはまた戦うのか?という過程が濃厚な人間ドラマとして描かれる。しかし一旦試合が始まると興奮の嵐。今まではなんだったのか、と錯覚してしまうくらいトーンが違う。
この構成、何かに似ている。エロビデオだ。クオリティは比べられるものではないですが、この手法が似てますね。あ、単なるバカ話ですよ。


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