Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

レッド・ツェッペリン SHM-CDBOXセット到着!

2008-09-11 20:47:26 | 音楽
散財が止まらない気味の俺です。ほんとは散財したくないんですけど外せないアイテムが登場しすぎ。

ということで、予約開始と共に申し込んだレッド・ツェッペリン/デフィニティヴ・ボックスセット SHM-CD 紙ジャケットコレクションが本日到着しました。
非常に評判が悪いですが、紙ジャケということ、SHM-CDということで購入決定。しかもボックス大好きなのでこれはもう仕方がない。

評判が悪い理由として、この商品用にリマスタリングされないことがまず大きく上げられる。
確かに以前のリマスターCDは音が小さく、最近リマスターされたものに比べるともう物足りない音なのかもしれない。ZEPに関してはただリマスターされたからと言って音質が向上する類のものなんだろうか?とも思った。昨年最新リマスターベスト、マザーシップが発売されたが、音量のレベルは上がったそうだが音質はそんなに変わった印象が受けられなかった。
そこへきて、SHM-CDときた。

最近売り出し中のSHM-CD。CD自体の素材を変えることにより音質の向上を図ったとか。
リッピングする分には一切関係ないんだろうけど、データで聴くよりはそれなりの再生装置にCDを入れて聴く方が音はいいので大歓迎。
ネットを見るとよくわかってない人が”怪しげなSHM-CDなんかで”などと書いているが、CCCDと勘違いしてないことを祈る(笑)。
実際聴いてみたら音がクリア!。先入観だけではないことは確実。以前のCDと同じマスタリングは思えないくらい生々しい音で聞こえてくる。ヘタなリマスターCDよりも音の向上がある。

近い将来確かにリマスタリングされるのかもしれないけど、媒体はCDかもしれないじゃないか。そしてある程度売れた後にSHM-CDで再発売と、狂熱の錬金術が繰り広げられるような気がしないでもない。
それはそれとして、今回は十分音の向上に感激したので俺は満足。

肝心の紙ジャケも、前回発売のやつはほとんど買ってしまったんだけども、結果的には買えなくて良かった1枚も入っているし、先日思いがけず見つけて即購入した「永遠の詩」は、購入を見送った2007年最強盤のが入ってるし、別バージョン特典ジャケや、箱が付いて正規価格から若干割引があるのでほぼ満点を上げて良い買い物だったと思う。


箱。究極のZEP!というキャッチコピーを店頭で見たら即買い間違いなし。ちょっとBOφWYコンプリートを思い出してしまう大きさです。


レコードのミニチュアとしての紙ジャケ。いいっすね~。青い方が当時限定的に流通したという青ロゴの復刻版。一般的に流通した赤い方も特典としてジャケだけ付いてます。


圧巻の全レコード、ならぬ全CD。
イン・スルージ・アウト・ドアの別ジャケ5種類も特典で付いています。

一つだけ難点を言うと、ボックスなのに豪華ブックレット無し。ライナーノーツが昔のまま。
ブックレットがないのは、ボックス自体がこの企画の特典的なものなのでいいとして、同じライナーを何度も読まされるのはなぁ…。アルバム毎に別の人間が書いているので、ZEPの歴史が俯瞰できるものでもないし、曲毎の解説すらないものもあるし。

でも、音だけでいいよ。ツェッペリンは。

最後に、この紙ジャケ企画の制作秘話が紹介されているサイトを紹介。
http://blog.wmg.jp/wmlife/archives/cat106/