Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

速報 井上陽水奥田民生ツアー ZEPP札幌 

2007-02-09 00:29:02 | ライブ
セットリスト
1.新曲(アウトバーンの狼)
2.パラレル・ラヴ
3.月ひとしずく
4.相当な決意
5.HIROSHIMA
6.手引きのようなもの
7.I'll Be Back(Beatlesカバー)
8.You Really Got Hold On Me(Beatlesカバー)
9.カラフル
10.新曲
11.リバーサイド・ホテル
12.The Standard(陽水ソロ)
13.新曲(恋はハーモニー)
14.新曲(海の中道)
15.新曲(?)
16.新曲(?)
17.侘び助
18.ありがとう
アンコール
19.最後のニュース(2人の弾き語り)
20.アジアの純真
21.渚にまつわるエトセトラ(Get Backのアレンジで)

以上。
素晴らしすぎた。

メンバー
井上陽水(VO.G)
奥田民生(VO.LEAD-G)
小原 礼(B.cho)
沼澤 尚(Dr)
斉藤有太(Key.Cho)




渋さ知らズ 新宿 PIT INN  2007/2/1

2007-02-09 00:24:57 | ライブ
先週出張へ行ったときの話。

2泊3日で横浜・東京出張へ急遽行くことになった。
平日なので誰もつきあってくれないだろうと思い、折角なのでライブでも見ることにした。
どうせなら北海道にあまり来ない人を見たいと思い、チケットぴあで調べたところこれが見事になにもない。
ビリー・ジョエルやクラプトンが同時に日本をグルグル廻ってる時だったらよかったのにと思いつつ、エイジア来日の時期とも外れていることを呪う。

それならばとライブハウスを草の根的に探す。
まず思いついたのがPIT INN。伝説の達郎6時間ライブがあったところです。
でも六本木店は閉店しており、新宿にあるという。
2/1ちょうど公演があったのが、渋さ知らズ。
これはビンゴでした。

RISINGSUNROCKFES2004で夜明けに備えて仮眠でもしようと思ったら
出てきたのがこの人たちで、真夜中に響き渡る異様なサウンド。
何だろうと思ってステージを見たら40人は乗ってる。
しかもダンサーや舞踏家(白塗り)がやたらと多い。
ジャズともロックともつかない正体不明の音楽が大人数によってものすごい迫力で演奏されていた。
まさに吸い寄せられるようにステージに向かって行くと、周りみんな踊っている。
最後はええじゃないかの大騒ぎ。えらいことになってました。
ZAZENは最小単位でそれをやってますが、それを最大単位にし混沌とさせたような感じです。

いつか単独公演を見たいと思いつつ、その後は北海道に来ることはなく、東京へ行かないと見れないのでは?と思っていた矢先に、見に行くことができた。

渋さ知らズはその日によって人数やメンバーが変わったりしているらしく、当日の出演者を見ると、
20人弱。ダンサーとかはおらず、演奏のみを聴かせる感じかな、と思っていたら、のっけから大迫力。
会場こそライブハウスだが、ステージから溢れるほどメンバーがいる。
そして、静かに曲が始まり、混沌としていた演奏にだんだん輪郭が見えてきた頃、え室ドアからダンサーがわらわら出てきた。
ダンサーが出てきたらそっちに釘付けでした。

その後も、ドアから暗黒舞踏の白塗りさんが出てきたり、白塗り嬢が出てくるなど、 最後には総勢30人ほどになっていました。

曲はほとんど切れ目が無く、1度流れが止まったのが、始まって1時間後!。
一瞬も息の尽かせない構成には圧巻です。
このパートではおそらく新作から、FightOnTheCorner等が演奏されたはず。
4曲はあったかな?。
ちょっと間があって、美しくムーディーなa song for oneに続き、火男、a theme for inuhineたりが続いたような…。
聴きたかったNaadamに圧倒された。
渋響verのP-chanにのりながら終わりかと思いきやダンス天国やP-chanも聴けた。
最後の最後は本多工務店のテーマのイントロのみ。
全部やるわけにはいかないということか。この時点で2時間45分。
あの演奏をこんなに続けるのは大変だろう。聴いてる方はまだ聴けたけど。

曲の途中に白塗りさんが客席を歩き回っていたが、みんな避けてたのがおもしろかった。
やっぱ不気味だもんな。
ダンサーのさやか&ペロ。ペロさんが真っ正面にいたが、かなり釘付けでした。素敵すぎてやばかったです。
両手で作るハートマークに射抜かれました。
ラストはブラスの人たちも客席に降りてきたけど、あんなに間近にトランペットを聴いたのは初めてだ。
ダンドリスト(指揮者)の不破氏、やっぱかっこいい。RSRでもものすごい存在感を発揮していた。
今回ライブハウスで見て指揮(サイン)の内容が少しわかった気がする。
曲中に不破氏が後ろのカウンターに酒を買いに来るというすごい世界だった。
チェロの人が電動ノコギリで金属部分をガリガリやって飛び散った火花もすごかったなぁ。

もう圧巻でした。ものすごい賛辞を送りたい。
終演後CDが売っていたんだけど、なんとなく旅先だしいいや、って買わなかった。
でもダンドリストがステージから見てたんだよな、CD売ってるカウンターを。
買えばよかったよ。
札幌に帰ってきてから早速、新作『渋響』(しぶき)を購入しました。オーディオ的にも内容的にも最高のアルバムでした。

PIT INNはシステムもわかりやすく入場がスムーズで公平だと思った。快適だし、すばらしいライブハウスだと思います。
東京出張の折にはまた行きたいと思った。

でも渋さはまたRISINGSUNのような大舞台で見たい。
早速HPにリクエストしてみました。



音と名義

2007-02-09 00:17:30 | 音楽
amazonやhmv等の通販サイトでは購入者によるCDの評価が読めるので参考になることもある。が、あまり参考にならないこともある。
内容を読んでいて公平に批評されているもの、知りたいところを書いているものは信用できる。
反対にあまりに感情的になっているもの、脈略のない文章は信用できない。
その見極めが大事になってくる。

ビートルズのニューアルバムとして発表されたLOVEの評価は当初(発売前)惨々たるものだった。
もはやニューアルバムではないことは常識として重々承知のはず。
このようなものはお祭りとして楽しむべきものです。
にもかかわらず、主に中年層を中心に猛反発の嵐が巻き起こった。 若年層は純粋に音楽として評価したのか賛同が多かったように思う。(決して全ての中年層というわけではありません)
ちなみに、当初シルク・ドゥ・ソレイユの演目のサントラとして、過去のビートルズの楽曲を切り貼りして制作されたものが、結局ビートルズの新作として発売されたものです。

以下、発売前の一般人による批評

これは結局、ジョージ・マーティンの作品ですね。
音源は、ビートルズ。
でもこのアルバムを制作したのは、プロデューサー役だったジョージ・マーティンとその息子。
聴いた印象としては予想よりもひどい形ではありませんでしたが、 オールドファンには当然、違和感は残ります。
少なくとも「ビートルズ」名義には、すべきではなかったですね。。。
あるいは、「LOVE」サウンドトラック名義とか。
そうでなければ、旧来のファンの反感を買ってしまいそうです。
これが、「(レット・イット・ビー)ネイキッド」のあとにラインナップされてしまうのはちょっとどうかな、と。

でも、一方で、ビートルズを知らない世代、原曲を退屈なクラシック・ロックと 感じてしまう、刺激に慣れた若い世代には、このマッシュアップは面白いと
受け止められる可能性はあります。
これもまた21世紀のビートルズの売り方、と言うか。。。
願わくば、この作品を機に、今までビートルズを知らなかったリスナーには、原曲に触れてほしいなと思います。
そのためにも、オリジナル原曲の完全リマスターも不可欠なのですけどね。。。


↑私が書いたわけではないです。念のため(笑)。
山ほど同じような批評があふれる中、これは比較的冷静に批評しているものですが、 他人が編集したものに対してビートルズの名称で発表されることへの戸惑いが現れているものが多かった。

心配はごもっともですが、この方が心配するほどビートルズはやわではないと言っておきます。
90年代初頭にローファイまたはアナログチックなロックが流行って以来、確実に60年代ロックは若い層に自然に受け入れられ、93年赤盤青盤再発、2000年発表のベスト盤「1」で完全にビートルズは浸透しています。
ちなみにamazonでは発売前に☆2個半だったこのアルバムは、発売後には☆5つが連発し、☆3個半まで上がりました。
音で回復というところはさすがです。
このアルバムはビートルズのアレンジ面でのベストを集めたという言葉が一番適してます。


これと同じ現象がまた起こっている。勘弁してくれという感じだが。

椎名林檎のニューアルバム「平成風俗」は平均☆2個半。
まだ発売前なのにこの点を付けた人は一体どこをどう評価してこの点数を付けたのか。
以下、ある一般人による評価。


椎名林檎のソロ復活を喜んだファンはアルバムの詳細を知れば知るほど失望したと思います。
新曲が殆んど無い、コラボなど色々な人がアルバムに係わり過ぎて椎名林檎の純度が東京事変よりも低い。
ソロと言うのはいささか誇大広告「さくらんサウンドトラック」なら文句は無いのですが…。



…どっかで見たような文だと思いませんか?(笑) 。
そう、LOVEの時と同じような感じを受けました。

この方は林檎のソロと事変をはっきり分けてらっしゃるようです。純度か。 少なくともソロはソロ、バンドはバンドと別物として扱うのはどうでしょうか。
林檎をずっと聞き続けているものとしてはどちらも表現手段だし、バンド活動もソロでの経験を踏まえた延長上にある成長過程と捕らえます。
パッと聞いた感じ別物に聞こえるのかもしれませんが、これもまた林檎の新たな一面。
大々的にソロ復活というプロモーションをしているわけでもないし、さくらんのサウンドトラックであることも重々承知。
椎名林檎というとてつもなく音楽性豊かなアーティストの活動に対してあれこれ分別するのはアホらしいと言っておきます。
加爾基 精液 栗ノ花の発表後に行ったライブのDVD「売笑エクスタシー」、「Electric Mole」それぞれでこのアルバムの楽曲の取り扱いが違うことに感銘を受けた人は今回のアルバムも期待大と思われます。
この曲目も少なくとも私には魅力的です。

1. ギャンブル
2. 茎
3. 錯乱
4. ハツコイ娼女
5. パパイヤマンゴー
6. 意識
7. 浴室
8. 迷彩
9. ポルターガイスト
10. カリソメ乙女(TAMEIKESANNOH ver)
11. 花魁
12. 夢のあと
13. この世の限り


ちなみに先行シングルの評価は☆4つ。おおむね良好な反応だ。実際音が聞ける状態では評価が高い。
このアルバムも実際に発表されればビートルズのLOVEと同様に正当な評価を得るでしょうね。
何を言いたいのかというと、CDは音を聴くためにあるのだから、音を聞いてから評価しなさいってことです。

ちらっと「夢のあと」のnewバージョンを聴きましたが、とてもいい雰囲気でしたよ。
発表後、音を聞いてから感想を書きます。今は音を聞くのがとても楽しみです。