京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「日薬の時間」

2016-05-19 10:12:04 | 時計修理

5月19日木曜日仏滅!また今日から週の始まりです。
上賀茂神社の雲ひとつない青空の写真。

朝早く入ると鳥居周辺まできれいな波模様の砂が迎えてくれます。
神が降り立つという。白砂を盛り上げた「立砂」と細殿の調和が今日は特に美しい。

立砂は裏にそびえている神山(301,5メートル)をあらわしているという。
ここに神様が降り立つのだね~!私も降り立ってみたい。

本殿で御参りを済ませて東の丘に登る。
サルに注意!とうるさいほどの立て札。猿が出るのだあ~!とちょっと出会ってみたいが最後まで現れませんでした。

丘の上に上がると市内が一望できるのだ。ごつごつとした大岩がすごい!
この場所は意外と穴場らしく参内する人が少ないのでしばらくぼんやりとして東の二葉神社から町に下りる。

上賀茂神社から徒歩6分で太田神社へ。10年ぶりか?
ここがカキツバタの名所なのだ。
そこは時計師のつらいところ。ほとんど開花時期が終わっているのか、まだ咲いていないのかちらほら咲きでした。
悲しい300円!
300円のカキツバタ保存会の協力金を払って園内に入るが「がっかり名所」に指定したい。
4人がけのプラスティックベンチの色あせた田舎のバス停のような情けないものが邪魔。
池の周辺の歩道は荒れたままで人の手があまり入っていない。
今後は頻繁に来て300円を払いましょ!

大田神社の境内前には工事関係者のトラックが道をふさいでいます。ちょっとウンザリ景観だ。

大田神社の祭神は「アメノウズメノミコト」
天照大神が天岩戸に隠れてしまった際に踊りで一躍有名になった神様なのだ。
「出て来い~出て来い♪~あまてら~す~♪!」どんなリズムだったのかと楽しく想像します。
最近も天照大神がお隠れになったような暗い日々が続いています。
事件、悪役政治家の暗躍が絶えません。ここで一発踊りを披露してもらって世の中を明るくしてもらいたいものです。
残念ながら大田神社の散策道も荒れていた。滑って転ぶのも縁起が悪いので引き返してきました。

大田神社のすぐ東に入ると北大路呂山人の生誕地の石碑がたっていました。
この界隈には社家が並び京料理の立派な門構えの料亭もある。出来るだけ静かに歩くとおりです。
藤木社へお参りして御園橋に向う。

御園橋は一生懸命に工事中!
大型クレーンが動いて見事な玉掛けのバランス作業を見ながら工房へ向かいます。私は工事の段取りを見てうっとりするのだ。自分いはできない建設屋さんたちの知恵はありがたいものです。

最近、日薬の効果が遅くなった。
仕事で失敗した後など立ち直れない!
いつまでもくよくよと自分への怒りから回復するのに時間がかかるようになった。
「歳を重ねると日くすり効果が薄れてくる」のか?
そこで昨夜は上賀茂神社の「すぐき」をつまみにワインを飲む。美味しいのだ!時間薬にスグキがお勧め!

この日の出費はスグキ料金を合わせても3000円弱で収まる!
年収250万円のオヤジでも十分生活を楽しめるのが京都の特徴です。
いつもちょっと得をした気分で一日を終えられます。
今日は気分爽快で超難解ショパールに挑むことになりましたよ~ん。






コメント
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