京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「マテオ時間」

2016-05-27 09:25:37 | 時計修理

6月27日金曜日。
今日は赤口!失敗の神様が赤い口を広げて待っている日。
写真の京都いり番茶を飲んで一日頑張りましょう!

日経新聞でスイス時計一斉に値上げ!の記事がありました。
スイス時計業界に無頓着な人にはいかにも強気な戦略にように見えるでしょう。この値上げ発表は毎年のルーティンワークです。
バイヤー時代は毎年バーゼルフェアの季節が終わるころになると「そろそろ値上げだね~!」と覚悟するのでした。
スイスの時計メーカーは商品のライフサイクルがとにかく長い。カルティエのタンクシリーズになると数十年同じモデルの人気が続く。
ロレックスになると年間の出荷数が初めから決まっているためにバイヤー同士の取り合いになることは常識です。
人件費や物価上昇率を加算して値上げしたところでこれは当たり前なのだ。
スイスの時計を購入予定があるなら出来るだけ早く手に入れることです。年々値上がりします。
円安、スイスフラン高で今年も値下げになることはないでしょう。
この値上げ記事のおっさんはあいかわらずあほな記者だ。なんちゃって経済ジャーナリストなのか?
頭の低い日経新聞の集金のおばさんが気の毒じゃ~。

阪神マテオが「5日連続の失点!」マテオ現象が気になる。
「高い値段で買ったので使わないともったいない!」
救援を何度も失敗を繰返してゲームを落としてもしつこく使い続けています。「もったいない」ブームの弊害か?
「使えないものはさっさとあきらめて捨ててしまえ!」と踏ん切りがつかないフロントにがっかりします。
時計も同じ。
昨日修理依頼のお客さん「ソーラー電波時計を捨てたので昔の手巻き時計を修理をしてくれろ!」
「ソーラー時計を机の中に入れていると使うときに止まっていて役に立たない!ソーラー時計を日のあたるところに置くくらいの常識はあるがそれでは邪魔でしょうがない。」京都の床の間やらサイドボードの上にぽつんと時計がある風景を想像出来ない。やはり捨てたほうがいいのだ。
茶室や床の間に時計は無粋なのでしょう。日本庭園に真っ赤なバラだ。フランス料理に日本酒は邪魔でしょうがない。

逆に鉄道関係者が持っている機械式時計も捨てましょう。もったいないので使うと仕事でストレスがたまり失敗しますよ~!1週間に1分は進むのは常識です。夏になると遅れがちになるので毎日時刻あわせの手間を考えると仕事で使ってはいけない。
JR九州の支給時計がカシオの安い電波時計だそうです。それでいいと思う。

5月31日のイベントを忘れていたので一瞬ヒヤッとした。自動車税の納付期限が5月31日までだよ~!のステッカーを貼ったタクシーが走っていました。
「はっと気がついて今年から車はないのだぁ~!」とちょっと寂しく思う。

私はこの季節の6月いっぱいまで抗アレルギー薬を常用しています。副作用で眠くなる薬なのでそんなときに車で事故を起した場合100%私の過失になってしまう。
薬をやめていきなりくしゃみで事故を起すか、居眠り運転で事故を越すかリスクを抱えて生きている人が多いでしょう。
ここでマテオ現象時間。7月から12月まで半年間だけ使える車ではもったいないので捨てた。
自転車も運転しないようになった。右側を走ってくるおばちゃんミニバイクが怖くてやめました。

余計な体重も捨てた!55キロオーバーになるといきなりダイエットに入る。下京区に引っ越したのでジムにも通えない。ただひたすら歩くだけ。日々のビールは350ミリ一本。なぜかそんなときに370ミリサントリー・プレミアムを見つけた!ちょっとうれしい。

メタボオヤジがどれだけ社会の迷惑になるかボランティア時代に身に染みました。ぐにゃぐにゃな水袋は手のつけようがないほど重い。
私がメタボオヤジを見る眼が厳しいのはそんな経験から来るのじゃ~。

今日から阪神・巨人戦が始まります。お互い不調のマテオ現象中チーム同士の戦いだ。
いらんもんを捨てたほうが勝つ!マテオ、内海、たなぼクンなどなど元気になって戻ってきてね~!江越はまだか~?と楽しみいっぱいの週末なのだ。

そこで今日は7時ジャストに工房を閉めます。お早めにお越しください。












コメント
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