京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「黒い時間」

2016-05-14 09:16:45 | 時計修理

5月14日金曜日。無事に13日の金曜日を通り抜けた~!と喜んだ。
写真の中国製サイズ調整で使える工具のピンをすべて壊しながらでもコマ2つ取れた。一定期間使用した後なのでピンが真っ赤に錆びていました。
最近、時計では粗悪品ステンレスが多くサイズ調整も預かるのにストレスがかかる。

それにしても「13日の金曜日」の威力はすさまじいものがありました。
カシオ・ベビーG、電池が2個使われているアナデジが2本続いてやってきたり、フランス製エボーシュではなぜか電池押さえの部品が抜きとられていたりと散々!
ベビーGは電池の残量がしっかりと残っていた。ただ働きの時刻の針合わせをとろとろと動く針も見ながら悪魔祓いでもやりたくなる一日でした。

新聞を見ると日経新聞にはオリンピック誘致汚職の記事に英語版にある「電通」名にはどこも触れていない。この事件の報道では日本でなくフランスからの発祥なのがなんとも不愉快だ。

オリンピック委員会の竹田会長さんの嘘つき目線、左上に泳いでいる映像がなんともあやしい。ウソをどこまで真実らしく話すかがこの賄賂競技の見所だ。勝負!
「2,3億円はコンサルタント料でした。誘致を賄賂で買収したのよ~ん。ボッタクリされないように2回目の1億3千万円は成功報酬でした。文句があるか!」といわんばかりの強気発言でした。黒リンピックは闇が深いね。
エンブレムの高額支払いも費用回収の商法だったのだと納得がいく。
総額いかほど万円、億円使ったのかいまだに不明だそうだ。

貧乏時計師にとって悲しい未来がある。オメガ社が公式計測時計なので直前になると東京オリンピック限定モデルがオメガから発売されるでしょう。また競技にはオメガが流される日本の時計師にとって国辱映像を見せつけられるのだ。
今度のオリンピックは中止にしましょ!

真っ黒時間!
東京都知事のまっ黒くろすけ枡添氏の金銭感覚が政治家の実態なのでしょう。
会計責任者が勝手にやったこと!だという。
日本では巨悪はつかまらないようだ。それにしても家族旅行も公費と認める会計責任者はどこの国の人でしょうね~。
アメリカのトランプ人気も解る気がする。政治屋不信の時代だ。
都民の税金を使って正月の家族旅行は楽しかったのか?この感覚が良くわからない。

ぞろぞろと真っ黒時間が続きます。
京都府警の発表で大麻や覚せい剤など違法薬物で逮捕された少年が17人いるそうで急増中。ウンザリする13日の金曜日。

世界的に独裁者がトップに躍り出てくる時代にいる。
もはや日本の独裁者によるメディアの情報操作は電通隠蔽事件でも解る。
「独裁者に都合の悪い報道機関は電波を止めさせるぞ!」の高市発言一発がさらに効果的でした。
その間に未来の夢を見られなくなった薬物中毒の子供がぞろぞろと生まれて来る。

時計の文字盤を見て時代の針は何時くらいにあるのか?
間違いなく夜明けあたりの時刻ではないと思う。
明日の日の入りは18時54分です。だいたい日本はこんな暗い時間、闇の時間の始まりか?

明日は葵祭りです。せめて京都だけはしっかりとした京都時間を刻んでいたいものだ。
京都はいつも午前10時!「葵祭り」出発の時間です。
京都は独裁者が似合わない京おんなの輝く街。頑張って斎王代を崇めに行きましょうね~。







コメント
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