5月5日端午の節句。近所の和菓子のお店は早朝から長蛇の列が出来ていました。
京都は口コミの町と言うことでしょう、すごいものです。
昨日京都伊勢丹「九州うまかもん市」に駆けつけました。
まず近所の天満宮で出陣のお参り！
「ハズレに当たらないようにお願いします。」
「熊本名物いきなり団子のクマモン姉さんを手ぶらで帰しましょう！キーワードは立命館！」
大学時代の友人から檄が飛んできた！現代はパソコンのメールで檄を飛ばせるので便利な時代だ。
私立の進学校が増えた長崎県。それでも母校の島原高校から立命館には毎年10名弱の合格者を出している。九州出身の京都人は多い。
チャンポン・マンの私も長崎育ちだ。中身はチャンポンと皿うどんで出来ています。
伊勢丹では毎年恒例のイベントになっているようですが今年は特に力が入った。
私のお買い物内容を参考にしましょ！
よっそーの茶碗蒸し二個入り二つ2160円
いきなり団子4個638円
大村寿司864円
カラシレンコン1296
計5000円弱の会計でした。
吉宗の茶碗蒸しはネット通販でも購入できるが目の前で販売されていると見逃すわけにはいけない。
昔、母親とふたりで茶碗蒸一つ注文して食べた思い出がある。
高島炭鉱から船に乗って市内へ行く。
長期間入院している兄の原爆病院から帰りにこのお店に立ち寄る。
帰りの大波止の港で船の出港待ちだったのでしょう。当時母親は30歳代、いつもここの広いトイレで泣いいたことを知っていました。
島原の何不自由ない素封家育ちの娘が高島炭鉱で苦労していたのだと今ならわかる。
どんぶり茶碗蒸しと子供用の食器。母親が子供、どんぶりのほうを私が食べていました。
下足番がいる前を広いお座敷に通されてゆっくりさせてもらえるのが子供心にもありがたかった。
昨日は二個入り茶碗蒸しを二つ買った！ちょっと遅いが感謝のお礼参りのようなも。昨日は思い出が詰まってさすがに食べられなかった。2～3日思い出も茶碗蒸しも解凍して食べる。
「カラシレンコン」は極上でした！これがカラシレンコンじゃ～！と騒いだ。
京都生協で時折アップされるがこれを食べるとナンチャッテカラシレンコンだとばれる！
ヨーロッパで食べるフニャフニャ天麩羅・日本料理と同じだ。京都生協のバイヤーは本物を食べてもっと勉強してほしいと思う。
それにしてもこのイベントに出店しているお店は粒ぞろいです。
「いきなり団子」のお店のおねえさんはお客さんの長い列をさばくのに大変そう。
この団子はサツマイモの味で決まる！
大きく甘いサツマイモに家族も大感激していました。4個買って大正解！「それにしても大きな団子だね～！」とうれしそうでした。
最後に大村の「大村寿司」864円を買う。
いつもイベントでは買うラインアップの一つです。
お店の人が大村出身の人で久し振りに大村弁の会話が楽しめました。京都大学と大村市は深い歴史がある。ありがたいね～！
学生時代、諫早駅で急行雲仙号で京都へ向う。大村へ嫁いでいた長姉がいつも差し入れしてくれたお寿司です。
これを頂いて急行雲仙号から私の「負け組み」のような人生の長い旅が始まったのでした。
残念ながら豪華チャンポンのイート・イン会場は準備中！
予算が残ってしまった！「何をしにいったのじゃ～！」とくやしい。
開店を待っていると工房に戻れなくなるので後ろ髪を引かれる思いで会場を抜け出しました。
これがなかったら予定通り勝ち組か！それでも買ったものがすべて当たりだったことで引き分けの日になりましたね～。
5月9日月曜日までの「九州うまかもん市」の開催期間です。
「いきなり団子」と「からしレンコン」のブースを空っぽにして意地でも手ぶらで熊本へ帰ってもらいましょう！お勧めイベントです。
写真はブルガリ！
電池交換の依頼です。裏ブタを開けるとまだ電池は見えない。電池カバーのネジを外して取り掛かります。その際取り外すネジは1本だけ！このトリックに早く気づいてくださいね～。
天板カバーのネジを全部外してしまい「先輩！どうしましょ？」と泣いてもしらんぞ！
男が泣くのは吉宗の思い出だけでいいのだよ～ん！
昨日、九州の思い出への出費5000円は工房に戻って2時間の売上で回収する。
鹿児島のテンプラ、カルカン饅頭、ボンタン飴などなど買いそびれたものを悔しく思う貧乏時計師でした。
人生まだ負けてはいない！子の仕事をしている限り「勝ち組」にはならないが「引き分け」には持って行きたいね～。
