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パそぼのあれこれフリーク:Part2

2022年5月にAutopageブログから引っ越してきました。
2025年5月にFC2ブログに引っ越し、作業中です。

FC2ブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク Part2」に引っ越しました。

2025年5月22日 GooブログからFC2ブログへ引越しました。

NEW FC2ブログ パそぼとベルルのあれこれフリーク Part2

 ★ 皆さん! 新しいブログでお会いしましょう! (*^_^*)♪

※※「ルドルフ2世の驚異の世界展」へ

2018-02-27 21:21:00 | アートを見に行こう!

2/27 行きました。
こちらも見てね。
 ⇒ ザ・ミュージアムの庭の花 ~ Myブログ「散歩道の野草と風」

入口のポスター



ルドルフ2世って? (1552年7月18日 - 1612年1月20日)
神聖ローマ帝国皇帝「ルドルフ2世」
そのコレクション展です。
絵だけではなくいろんな珍しいものがあるようです。

目玉はやはり アンチンボルトの絵ですね。




さぁ 会場へ!(・・・会場は撮影できません。)

好奇心のコレクター、ルドルフ2世の壮大なプライベートミュージアムとは?

  ルドルフ2世 1552年7月18日 - 1612年1月20日

展示のキーワードを参考に めぐってみました。

1)プラハ 
・ 神聖ローマ帝国皇帝「ルドルフ2世」が、首都をプラハに移したことで、文化の中心都市として発展したそうです。

2)天文学
 天文学者 ブラーエとケプラーの時代、望遠鏡などが展示されています。
 「ルドルフ2世」の好奇心は尽きなかっただろう。

3)動物園
 絵やはく製だけではなく 世界中の珍しい動物を集めた動物園を持っていた「ルドルフ2世」。
 それを描いた画家サーフェリーの絵が並びます。
・ ルーラント・サーフェリーの動物ランド

花や昆虫などの絵も展示されています。
・ サーフェリー、ヤン・ブリューゲル(父)による花の宇宙
・ 小さきものへの眼差し ヨーリス・フーフナーヘルの世界

4) アンチンボルトと魅惑の宮廷画家たち
・ アルチンボルドの 有名な絵が飾られています。
  それを模倣して描かれた絵も並んでいて、比べるとアンチンボルトがいかに優れた画家かよくわかります。

知らない画家の絵もあります。
・ バルトロメウス・スプランガー
・ ディルク・ド・クワード・ファン・ラーフェステイン

5) 驚異の部屋
・ ルドルフ2世が築き上げた驚異の部屋を想像し、皇帝の好奇心を追体験!
  好奇心と権力とで集められた多くの物。すべてを知りたい! そんな「ルドルフ2世」が今生きていたら、集めるものが多すぎてパニックに。(*^_^*)♪
 もしかしたら Googleのようなスタンスでの収集をしたかもね

6) 出口に近くに フォト&スタンプコーナーがありますよ。


スタンプコーナー


【 特別展示 】 フリップ・ハース
四季(模型:春 夏 秋 冬) グラスファイバーに着彩







めも:2018/02/27 CX2 で撮影

こちらも見てね。
 ⇒ ザ・ミュージアムの庭の花 ~ Myブログ「散歩道の野草と風」
 

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2017/12/7「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」に行く:東京都美術館

2017-12-07 23:26:00 | アートを見に行こう!
キーワード :東京都美術館


ゴッホ展 巡りゆく日本の夢 Van Gogh & Japan

東京都美術館 2017年10月24日(火)~2018年1月8日(月・祝)

2017/12/7 満を持して、東京都美術館へ行きました。

ゴッホのことについては、映画「炎の人」・「ゴッホ~最期の手紙~」を見たり、TV特集番組をみたりしています。

すごく面白かったです。

本展の見どころに関した講演会も行きました。
NHK ゴッホ展 巡りゆく日本の夢 講演会
2017/11/17 森下文化センター
 
参考
・ ゴッホ展 巡りゆく日本の夢 2017/12/23 ~ 塾長の鑑賞記録

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

★ 2012年以降の展覧会記録:東京都美術館Webサイト
東京都美術館 → 過去の展覧会 2012年4月(平成24年)以降

東京都美術館 → 過去のイベント 2014(平成26)年度 以降



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※「ディエゴ・リベラの時代」埼玉県立近代美術館へ行く

2017-12-02 22:21:00 | アートを見に行こう!

2017/12/2 ディエゴ・リベラの絵を見たくて、初めて北浦和まで出かけました。


JR北浦和駅から 徒歩 5分。 北浦和公園前


埼玉県立近代美術館の看板。
「ディエゴ・リベラの時代 メキシコの夢とともに」


北浦和公園を入ると 見事な黄葉の風景です。


埼玉県立近代美術館 外観 モダンな建物ですね。


埼玉県立近代美術館 入口にたつと 目がくらくら~。


中は、多くの人で賑わっています。
近代美術館が、地元の人に馴染んでいるような印象です。

1Fロビーには、ベストデザイングランプリの椅子が置かれていて、座れます。


グランプリは この椅子。 唇が開くと食べられちゃうよ~ !!(>д<)ノ


2F 「ディエゴ・リベラの時代」展の入口 



会場には、ディエゴ・リベラの油絵を中心に、その時代のメキシコの画家の絵が多く展示されています。
メキシコといっても、パリで勉強し洗練された画家たち。
やがて、民族のアイデンティティを強調した絵が、民衆の啓蒙のために壁画として描かれるようになります。

ほとんどなじみのない画家や作品だったので、この展示を見にくる前に「ディエゴ・リベラ」や「メキシコの壁画」について調べたのが、すこしは役に立ちました。

ディエゴ・リベラは、画家としてはバイタリティーにあふれた魅力的な人でしょうが、女性にとってはどうだったのか。
何人目かの若い妻フリーダ・カーロの作品は展示されていず そちらを目当てに来た方が残念がっていました。
面白かったのは、日本の画家とのつながりです。
レオナール・フジタの作品など、絵画といえば西欧と思っていたので思いがけないことでした。

民族色を排した 現代的な作品も並んでいます。
そして最後は ディエゴ・リベラの晩年の作品、これがまた魅力的でした。

    ♪ -- ♪ -- ♪ -- ♪

15時からは、関連イベント
ミュージアムカレッジ「メキシコと20世紀美術」に参加しました。

 本展にちなんで、埼玉大学教養学部と埼玉県立近代美術館が共同で開催する公開講座です。
  12月2日(土)「ミューラル・アートの発展:メキシコ、日本、オーストラリア」
 講師 :ザラ・パップジリア (埼玉大学准教授) 
 15:00~16:30(14:30開場)/2階講堂/100名 (当日先着順)/費用:無料

たくさんの写真を使った日本語でのプレゼンです。
壁と言えば、ベルリンの壁や 万里の長城の壁から、室内の壁まで、空間を隔てるもの。
壁画の歴史は、ラスコー壁画から、シルクロードの壁画、ポンペイの壁画、
そして 西欧の教会など、写真と解説で話が繰り広げられました。。
壁画(ミュラルアート)とは、コミュニケーション。
現在では、壁に直接描くのではなく、プロジェクションマッピングが盛んにおこなわれるようになっているとのこと。
時間オーバーするほどの盛りだくさんの内容で 面白かったです。

閉館まで、館内をまわってゆっくり過ごしました。


17時、美術館を出ると 外は暗くなっています。


噴水が輝く 公園の夕暮れ


めも:2017/12/02 SW001SH で撮影


2階展示室 ディエゴ・リベラの時代 メキシコの夢とともに
 メキシコの美術は革命後の1920‐30年代に独自の展開を遂げて隆盛を極め、世界の注目を集めました。その歴史を語る上で欠かせない画家が、ディエゴ・リベラ(1886-1957)です。画才に恵まれたリベラは10歳の頃から美術学校に通い始め、1907年にヨーロッパに留学すると、キュビスムなどの最先端の画風を試み、ピカソとも交流しました。

 1921年に帰国すると、メキシコの社会の動きに眼を向け、公共空間に絵画を描く「メキシコ壁画運動」に積極的に携わります。また、メキシコ固有の題材を採り入れた風俗画や肖像画においても、優れた作品を数多く残しました。

 メキシコ国立芸術院(INBA)との共同企画によるこの展覧会では、初期から晩年にいたるリベラの画業を油彩画、素描、版画など約30点の作品でたどります。また、リベラの師でありメキシコ近代絵画を拓いたべラスコ、同時代のメキシコの様々な美術動向、リベラと関わりのあったレオナール・フジタや北川民次ら日本人画家も紹介し、メキシコの近代美術が掲げた夢を振り返ります。


「ミューラル・アート」って何かしら? 関連項目を調べてみました。
・ メキシコ壁画運動 - Wikipedia

・ ディエゴ・リベラ - Wikipedia
ディエゴ・リベラはメキシコの画家。
キュビズムの影響を受けた作風で、多くの壁画作品で知られる。
フリーダ・カーロの夫。

・ フリーダ・カーロ - Wikipedia

・ フリーダ・カーロ ディエゴ・リベラとの関係。|アレな感じの日記。

・ 【完全解説】ディエゴ・リベラ「メキシコ壁画運動」 - 山田視覚芸術研
 
  ディエゴ・リベラ の 作品

  メキシコの歴史を知りたい! → メキシコの歴史 ・ メキシコ

コメント (1)
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※※ステーションギャラリーの「シャガール」を見る

2017-11-19 03:19:00 | アートを見に行こう!
東京ステーションギャラリー 9月16日(土)-12月3日(日)

 シャガール 三次元の世界

日本初公開作品を多数含む、彫刻・陶器60点、油彩・水彩70点、素描・版画等40点

2017/11/17 ステーションギャラリーの「シャガール」を見る




めも:2017/11/17 CX2 で撮影

 

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※※「ランス美術館展」へ

2017-06-26 22:42:00 | アートを見に行こう!

 ダヴィッド、ドラクロワ、ピサロ、ゴーギャン、フジタ

2017/6/25 最終日行きました。よかった!
 

 
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※※「大エルミタージュ美術館展」に行く

2017-05-30 22:05:00 | アートを見に行こう!
大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち

森アーツセンターギャラリー (六本木ヒルズ 森タワー 52F)
 3月18日(土)~6月18日(日)

エルミタージュ美術館の創立は1764年、エカテリーナ2世がベルリンの実業家ヨハン・エルンスト・ゴツコフスキー(1710-1775)から317点の絵画を取得した年とされています。
エルミタージュの1万7千点にも及ぶ絵画コレクションのなかでも、特に充実しているのが、オールドマスターの作品群です。オールドマスターとは、16世紀ルネサンス時代のティツィアーノ、クラーナハなどから17世紀バロックのレンブラント、ルーベンス、ヴァン・ダイクなどを経て、18世紀ロココのヴァトー、ブーシェなどに至る巨匠たちを指します。
本展は、出展される油彩85点すべてがエルミタージュ美術館の常設展示作品、すなわち美術館の顔ともいうべき作品群です。展覧会では、選び抜かれたこれらの作品を国、地域別に展覧していきます。西洋絵画の王道ともいえる珠玉のコレクションは、まさにエルミタージュ美術館展の決定版といえるでしょう。

2017/5/30 
友人に誘ってもらい、エルミタージュ美術館の絵画を見に行きます。

六本木ヒルズ に着きました。



大勢の人でにぎわっています。




森美術館 入口



大エルミタージュ美術館展 ポスター



大エルミタージュ美術館展 一押しの絵はこれだそうです。




エルミタージュ美術館を作った ロシアの「エカテリーナ二世」
権力を象徴する豪華な衣装で威風堂々。

ウィギリウス・エリクセン《戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像》



中に入って、すぐのこの絵だけは撮影できます。(フラッシュ不可)

めも:2017/05/30 SW001SH で撮影


今回の展覧会では バロック~ロココ時代の絵画が並びます。
国ごとの展示はわかりやすく、お国柄が伝わってきますね。
TVで「ぶらぶら美術・博物館」を先に見ておいたのは、役に立ちました。

ルカス・クラーナハ《林檎の木の下の聖母子》は、色が鮮やかでインパクト強すぎ。それに お顔が観音菩薩とかお釈迦様とかに似ていないかしら・・・。 
ため息が出るほど素晴らしい絵が多いんだけど、風景画にはあまり好きなのがなくて ちょっと残念。

それにしても ずいぶんいろんな絵があるなぁという印象です。

もし 貰えるなら! 迷いますが・・・、(真剣)
一番好きなのは、「ポンペオ・ジローラモ・バトーニ《聖家族》」。
二番目と三番目に好きだったのは、タイプの違う若い女性の肖像画。 

ポスターになっていた ジャン=オノレ・フラゴナールとマルグリット・ジェラール《盗まれた接吻》、カットされていない実物の絵は、軽やかな動きや画面の奥行き感に物語が感じられて 見れば見るほど惹かれていきます。

閉館まで ふた巡りしてゆったり見ることができました。

・ エルミタージュ美術館 - Wikipedia
・ エルミタージュ美術館 - ストリートビュー
・ エカチェリーナ2世 - Wikipedia

・ BS日テレ ぶらぶら美術・博物館 2017年5月19日 「大エルミタージュ美術館展」
  美の百科事典から傑作来日!
  ~ティツィアーノからレンブラント、ルーベンス…巨匠たちが夢の共演!~

参考 国立西洋美術館 過去の展覧会
エルミタージュ美術館展
1977(昭和52)年9月10日- 1977(昭和52)年10月23日
会場: 国立西洋美術館
主催: 国立西洋美術館、京都市、毎日新聞社
出品点数: 絵画42点
入場者数: 216,206 人
巡回先: 京都市美術館


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※※「ねこの京都」岩合光昭写真展

2017-05-13 16:48:00 | アートを見に行こう!
・ 岩合光昭写真展「ねこの京都」 | 三越 日本橋本店

  5/12 行きました。素晴らしい写真。

映画「美女と野獣」 大画面の TOHO日本橋 字幕版 に行きます。
ベルがとっても魅力的。 悪役が すごすぎ。

そのあと、三越の 岩合光昭「猫展」のチケットをもらっていたので、のぞいててみた。
さすがに 素晴らしい写真。タイミングも構図も色合いも。
なんといっても 猫の存在が 多様で見飽きない。

隣の会場で 北海道物産展をやっていて ついおいしそうなものに ふらり。


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◎講演会に行き「ミュシャ展」を見る

2017-05-10 20:20:00 | アートを見に行こう!
国立新美術館 2017年3月8日(水)~6月5日(月)
 国立新美術館開館10周年 チェコ文化年事業 

ミュシャ展 → 展覧会ホームページ

美しい女性像や流麗な植物文様など、華やかで洗練されたポスターや装飾パネルを手がける一方で、ミュシャは故郷チェコや自身のルーツであるスラヴ民族のアイデンティティをテーマにした作品を数多く描きました。その集大成が、50歳で故郷に戻り、晩年の約16年間を捧げた画家渾身の作品《スラヴ叙事詩》(1912-1926年)です。およそ縦6メートル、横8メートルにも及ぶ巨大なカンヴァスに描かれた20点の油彩画は、古代から近代に至るスラヴ民族の苦難と栄光の歴史を映し出す壮大なスペクタクルであると言えます。
本展はこの《スラヴ叙事詩》をチェコ国外では世界で初めて、全20点まとめて公開するものです。プラハ市のために描かれた《スラヴ叙事詩》は、1960年代以降、モラヴィアのモラフスキー・クルムロフ城にて夏期のみ公開されてはいたものの、ほとんど人の目に触れることはありませんでした。その幻の傑作が、80年以上の時を経て2012年5月、ついにプラハ国立美術館ヴェレトゥルジュニー宮殿(見本市宮殿)にて全作品が公開されました。そしてこのたび国立新美術館では、パリで活躍したミュシャが《スラヴ叙事詩》を描くに至るまでの足跡を約80点の作品を通じて辿りつつ、これら幻の最高傑作の全貌を一挙、紹介します。

 ミュシャといえば、アールヌーボーのおしゃれな絵。
美しい女性や装飾された花などの 華麗で繊細でスタイリッシュな世界。

この展覧会のパンフレットを見た時には、びっくりしました。
暗い風景に、うずくまるような人々。 エッ~、何? これがあの・・・。
で、それほど魅力も感じていなかったんですが、友人に誘われて 講演会に行きました。(下記)
そこで、ミュシャを「ムハ」とチェコ語で呼び 熱く語る講師にすっかり影響されました。
さらに、TV BS日テレ - 「ぶらぶら美術・博物館」をみて、ボルテージアップ!
 #239 2017年5月5日アール・ヌーヴォーの寵児「ミュシャ展」
 ~晩年を捧げた幻の超大作「スラヴ叙事詩」奇跡の初来日!~

♪ また、ミュシャが触発されたのが、スメタナの交響詩「わが祖国」だというのに、音楽好きな私は親近感をもちました。
 おなじみの「モルダウ」は、スラブ(チェコ)を流れる川なんです。(ヴルタヴァ川)

 ピッタリのCDを見つけました。 スラヴ賛歌~ミュシャとチェコ音楽の世界
 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団, プラハ少年少女合唱団 他
 チェコの民謡も聴いてみたいですね!

♪ -- ♪ -- ♪ -- ♪

5/10 雨の日に行きました。予想以上の感動です。

ミュシャ展会場前


中に入ります。いい具合の混み方です。
会場は撮影禁止。

入るとすぐ、大きな絵に出迎えられ わかっていても びっくり。 (*^_^*)♪

圧倒される感じがないのは、その色合いですね。
遠くで見てもはっきり見えるけれど、少しけぶったカスミ感が、抑圧されてきたスラブ民族の歴史絵巻の物語を重苦しさから解放しています。

そしてどんなに近寄ってみても、破たんしない画面の美しさと精緻さ。
見上げながら思ったのは 大好きなエルグレコ。
歴史のリアルを描いているのに 画面を支配するシュール感に相通じるものがあります。

見開く目が こちらに訴えかけているようで、実は何も見ていない不気味さ。
上方に浮かぶ中世風の人物は、ロシア正教のイコンを思い出しますね。
一方、筋肉や骨格までリアルに描かれた若者たちは、写実的。
かと思うと、アニメに出てくるキャラのようなかわいい女の子。
それに 様々な建物や風景など いくら見ていても見飽きない・・・。

若いころに描いたミュシャの絵が、やはりそこには有りますね。

大きな絵を描いて、世界中を展示して回るつもりだったので、
キャンバスは、クルクル丸めて梱包し搬送できるそうです。
展示する様子も、興味深かったです。

部屋を進み 絵を見ていくうちに、まるで動いているような錯覚に陥ります。
ごうごう燃える火、忙しく動く人々、話し声 そう、戦いと荒廃と復活。

次は、撮影可能エリアです。

せっかくだから、撮影しましょう。

ミュシャ展 撮影可能エリア


スラブ叙事詩17 聖アトス山


スラブ叙事詩18 未完オムラジナ会の誓い


スラブ叙事詩19 ロシア農奴制廃止


スラブ叙事詩20 スラブ民族の賛歌


ミュシャの絵にすっかり魅了されました。

めも:2017/05/10 SW001SH で撮影

 
このあとは、ミュシャのアールヌーボーの作品、やはり魅力的です。~ ★

さらに進むと、パリ万博やプラハ市民会館など、スラブ民族を意識した作品が並んでいます。
スラブ民族の歴史が 気になってきました。(*^_^*)♪

ミュシャは、スラブ叙事詩を描く前にも、「独立のための闘い」に向けて多くの絵を描き、精力的に活動していたんですね。

もし今ミュシャが生きていたら、今の世界情勢をどう思うでしょう。

民族の歴史は、どこもそれなりに複雑で悲惨だったりします。
それを原動力に素晴らしい作品を後世に残してくれたミュシャ。
20枚目の絵でハッピーエンドなのが、なんだかうれしく会場を後にしました。

(ショップは、レジに長い行列。 グッズを買うのはあきらめです)

    ♪ -- ♪ -- ♪ -- ♪

2017/4/10 講演会に行きました。

「ミュシャ展」関連文化講演会 
 ミュシャ展のみどころ-《スラヴ叙事詩》を中心に
 2017/4/10(月) 東大島文化センター
 講師 西 美弥子 (国立新美術館 研究補佐員)

絵を目にすることはあっても どこの人かも知らなかったミュシャ。
この講演会で、一通りの背景と見どころがわかり、がぜん興味が出てきました。

    ♪ -- ♪ -- ♪ -- ♪

こちらもどうぞ。
 ⇒ Myブログ:2013/4/5 「エル・グレコ展に行きました」
 
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◎長崎版画と異国の面影展を見る

2017-03-25 22:33:00 | アートを見に行こう!

江戸中期から100年以上もの間、長崎で版行され、主に土産物として親しまれた「長崎版画」の多彩な魅力を紹介

本展覧会は、長崎版画の源流とされる蘇州版画や、その影響が色濃い初期作品から、報道性を盛り込んだ幕末の作品まで約100点により、長崎版画の多彩な魅力を紹介する近年にはない試みです。
さらに、長崎で描かれた異国の面影を感じさせる肉筆作品約30点も展示し、長崎版画を取り巻く諸相を探ります。

2017/3/25、最終日の前日に、急いで 板橋区立美術館へ行きました。

西高島平駅から 歩いて15分 (迷っちゃったので その倍はかかりました)

着きました。 赤塚溜池公園 です。

家族連れが遊んでいます。


釣りをする人も!




赤塚トンボ池


板橋区立美術館の梅とレンギョウ


板橋区立美術館 入口


展示のポスター


めも:2017/03/25 CX2 で撮影


江戸時代の鎖国日本で 唯一外国と触れていた長崎の文化がわかる展覧会です。

おなじみの浮世絵版画より技術は劣るものの 内容が面白い。

肉筆画もあって シーボルトの絵師 川原慶賀 はさすが!
また、版画と並んで展示されている綴れ織りの見事さにびっくり。
受付で スコープを 貸してくれます。
 
内容もたくさんで、きちんと説明が書かれているので 1点1点じっくり見ていきます。

2つの展示会場と 受付奥の 展示と解説コーナー。
あっという間に閉館時間のチャイムが ♪。
ちょっと時間不足になっちゃいました。

めったに見ることのない 長崎版画。
鎖国時代に 紅毛の異人さんに 興味津々だった人々の思いが伝わってきます。

こちらも見てね。
板橋区立美術館の庭 ~ Myブログ「散歩道の野草と風」

おまけ
板橋区立美術館のある公園の中には「板橋区立郷土資料館」、そばには「赤塚植物園」もあるとのこと。
次は行ってみたいですね。
 → 赤塚植物園 板橋区 ・ 赤塚植物園(植物園)|TOKYOおでかけガイド
 → 板橋区立郷土資料館
 
 
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◎3/24 「マティスとルオー展」パナソニック汐留美術館へ

2017-03-24 16:41:00 | アートを見に行こう!

パナソニック汐留美術館
 2017年1月14日(土)~ 3月26日(日) (水曜休)

 マティスとルオー展 ―手紙が明かす二人の秘密―

2017/3/24 行きました。 手紙と絵が面白かった。 
 
展示は、すごく面白かった。 マティスとルオー、どちらも大好きな画家です。

 ⇒ Myブログ:を「マティス」で検索
 ⇒ Myブログを「ルオー」で検索
展示内容
1906年8月30日、アフリカ旅行から戻った36歳のマティスは、「中でも砂漠はすごかった」と、その強い印象を友人のルオーに書き送ります。
国立美術学校で共に学んで以来、この二人の偉大なフランス人画家が交わした膨大な手紙のやりとりは、マティスが亡くなる前年の1953年まで、断続的ながら実に約半世紀に渡って続きました。
 全く異なる画風を確立したマティスとルオーは、一方でフランス絵画の輝かしい伝統の継承者としての誇りと責任感を共有していました。
それは、外国人を受け入れて輝きを増すフランス、あるいは第二次世界大戦に苦悩するフランス、そのいずれにあっても揺らぐことなく、自らの絵画で回答し続けた姿勢にも表れています。
例えば、戦争を機に描かれたマティスによる《ラ・フランス》とルオーによる《聖ジャンヌ・ダルク》は、自由なフランスを象徴する堂々とした女性を描いてその白眉といえるでしょう。
 本展では、二人や家族の手紙を紹介しながらその時期の絵画作品を展覧します。
マティスの静物画《スヒーダムの瓶のある静物》をはじめとする貴重な初期の作品や、ルオーの重要な版画集『気晴らし』の油彩原画シリーズの全点出品など、フランスからの初来日作品を含む合計約140点を通して、マティスとルオーの友情の秘密に立体的に迫ります。


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◎並河靖之七宝展に行く:東京都庭園美術館

2017-03-03 20:43:00 | アートを見に行こう!

並河靖之七宝展 明治七宝の誘惑―透明な黒の感性

東京都庭園美術館 1月14日(土)~ 4月9日(日) 作品リストPDF

繊細な有線七宝により頂点を極めた七宝家 並河靖之、没後90年を記念する回顧展。
 → 並河靖之 - Wikipedia

3月3日 桃の節句。 3/6に展示の入替があるので、その前に行きました。

作品の花瓶やお皿には、個性的な蝶たちが登場するということで、
蝶のモチーフを身に着けて行くと、ドレスコード割引「蝶」があるんです。
 出かける直前に、あわてて うち中探しました。
蝶柄の服なんてないし、意外と スカーフもアクセサリーも見つからない。
やっとハンカチが1枚、そしてすっかり忘れていた ブローチや指輪がありました!
思いがけず、懐かしいアクセサリーに出会えて うれしい~。 (*^_^*)♪

庭園の花の写真もどうぞ
20170303_庭園美術館 シリーズ ~ Myブログ「散歩道の野草と風」

庭園美術館 


門をくぐって 建物までの道。 寒緋桜が出迎えてくれます。


まずは、庭園巡り


ツバキの花が愛らしい。


そして 展示会場へ




めも:2017/03/03 CX2 で撮影

明治時代、輸出用美術工芸として人気を博した七宝。
並河靖之(なみかわ・やすゆき、1845-1927)は、その中でも繊細な有線七宝により頂点を極めた七宝家です。
没後90年を記念する本展は、初期から晩年までの作品を一堂に会する、初めての回顧展です。
 1.透明な黒の感性
 2.明治時代のベンチャー企業
 3.「並河靖之」の生涯と美意識に光を当てる初めての回顧展

会場を入ってすぐに展示されているのが、友人イチオシの 黒地に桜が見事な花瓶です。
 四季花鳥図花瓶 (宮内庁三の丸尚蔵館)
 → 収蔵作品詳細/四季花鳥図花瓶 - 宮内庁

あまりの繊細さに驚きます。会場で借りたスコープでじっくり見ましょう!
それ以上に惹かれるのは 山桜やモミジや草花と飛ぶ鳥たちの構図と配色の見事さです。

そして、美術館の各お部屋に飾られた作品と下絵の数々、
七宝がこんなにも素晴らしいなんて!

年代とともに技巧は磨かれ、作風は まるで 日本画作品を見るようです。
技術の進歩とともに、余白をとっても釉薬が流れなくなったことで、格調高い空間表現ができるようになったのでしょう。
もっとも 初期の 部位ごとにびっしりと敷き詰められたモチーフのデザインも大好きです。

釉薬の仕切りのための金属があるのが、「有線七宝」で 並河靖之の作品は その究極です。
一方 制作過程で金属を取り外しにじみを生かしたのが「無線七宝」で、その第一人者 濤川惣助の作品も併せて展示してあって それはそれで素晴らしいものです。
 → 濤川惣助 - Wikipedia 

並河靖之は、仕切りの金属に金や銀を使い、後期では 太さを自在に変えた金属の線自体が絵の重要な要素となっています。
色味の落ち着いた後期の風景画作品など、目を凝らしてみると 面白いです。

海外への輸出のための殖産興業として栄えた「工芸品:七宝」は、時代の流れの中で衰退し 日本では注目されることもなかったのが、今回の展覧会で その価値を再発見できて本当によかったです。

会場では、並河靖之の七宝制作解説の映像が上映されていました。
その当時の 細かく手の込んだ作業は 今では行われていないそうです。
最新技術と 伝統技術を合わせて このような作品が また作られるといいですね。

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

七宝って なんだかね というのがこれまでの固定観念だったので、
美術館へ行く前に 下調べで 数冊の本を読みました。
なんと素晴らしい明治の七宝芸術作品。

この本を読んで、京都の 「清水三年坂美術館」にも行ってみたくなりました!
  ⇒ 京七宝 並河靖之作品集 ― 清水三年坂美術館コレクション ~ My本棚「pasoboのバインダー」
  → 清水三年坂美術館 - Wikipedia

 
 明治の工芸品って素晴らしい!

★ 単眼鏡なしでは、精緻な美術作品の鑑賞は、できませんね。
会場で借りたのは、Vixen 単眼鏡 マルチモノキュラーシリーズ マルチモノキュラー 4×12 ですが、展示作品には思いのほか近寄れないので  6x16 のほうがいいかもしれません。
1つ持ってると、これからの 美術鑑賞に 便利です!

 七宝焼きをやってみたい! → 七宝焼き の 本
 
*東京都庭園美術館は工事休館のため ご利用は、4月9日迄、及び11月中旬以降となります。
 
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※※12/2 根津美術館、円山応挙展と紅葉を楽しむ

2016-12-14 12:44:00 | アートを見に行こう!


スライドレクチャー「円山応挙 ―「写生」を超えて―」
2016年12月2日(金)、9日(金) 
午後1時15分開場。 午後1時30分から約45分間
根津美術館 講堂 定員:130名  
講師:野口 剛 (根津美術館 学芸課長)
参加方法:事前申込は不要です。地下講堂にお越しください。
※聴講は無料ですが、入館料を別途お支払ください。




 
12/2 行きました。紅葉のお庭、レクチャー、展示された絵の鑑賞
どれも素晴らしかった。

 

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◎11/18「速水御舟の全貌」展:山種美術館へ行く

2016-12-06 16:36:00 | アートを見に行こう!
山種美術館 2016年10月8日(土)~ 12月4日(日)
【開館50周年記念特別展】
 「速水御舟の全貌―日本画の破壊と創造―」

2016/11/18 日曜美術館で見てさっそく行きました。
幻想的な絵など 最高に素晴らしかった。
本展のみどころ

1. 速水御舟の2つの重要文化財、《炎舞》《名樹散椿》が7年ぶりに同時公開!
重要文化財に指定されている御舟の《炎舞》《名樹散椿》(いずれも山種美術館蔵)が同時に展示されるのは、2009年の速水御舟展以来、7年ぶり。
最高傑作といわれる作品を同時にご覧いただくことで、各時期に御舟が到達した境地を知ることのできる貴重な機会!

2. 山種美術館所蔵の御舟作品に加え、他所蔵も含めた御舟の各時期の代表作品が一堂に会するのは23年ぶり!
120点にのぼる山種美術館の御舟コレクションから選りすぐった代表作品に、《萌芽》《洛北修学院村》《京の舞妓》《菊花図》《鍋島の皿に柘榴》《木蓮(春園麗華)》《円かなる月(絶筆)》など、初期から晩年までの各時期の優品25点を加えた約80点を展示。
40年という短い生涯で、作風を次々と変遷させていった御舟の軌跡をたどる。






めも:2016/11/18 CX2 で撮影


山種美術館といえば、千鳥ヶ淵のころに、よく行きました。
特に、お花見の頃。(*^_^*)♪
その頃の写真がないのが残念・・・。

山種美術館
山種美術館は、山崎種二が個人で集めたコレクションをもとに、1966(昭和41)年7月、東京・日本橋兜町に日本初の日本画専門美術館として開館。
1998(平成10)年には、設備の老朽化に伴い、桜の名所である千鳥ヶ淵にほど近い千代田区三番町に仮移転。
2009年10月1日、渋谷区広尾に移転して新美術館をオープン。
2016年、開館50周年を迎える。
 「速水御舟の全貌―日本画の破壊と創造―」

山種美術館 → 過去に開催された展覧会 2007年~

 
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◎6/30「シャガール、ヴラマンク、キスリング」展:松岡美術館へ

2016-07-16 11:09:00 | アートを見に行こう!

シャガール、ヴラマンク、キスリング…
館蔵7作家によるヨーロッパ近代絵画展

松岡コレクション 中国の陶磁 宋から元まで

松岡美術館
 4月26日(火)~9月24日(土) 


6/30 行きました。 人が少なく シャガール、ヴラマンクなどを独り占めして見ちゃいました!





松岡コレクション 中国の陶磁 宋から元まで

中国でさまざまな文化や芸術が花開いた宋時代、中国陶磁の分野でも、各地の窯で個性的な製品が産み出されています。定窯の白磁、耀州窯や龍泉窯の青磁、鈞窯の澱青釉、磁州窯の搔落(かきおとし)など、アイボリーホワイト、オリーブグリーン、パウダーブルー、白と黒といった色合いを背景に、美しい文様が刻されたり、描かれたりしました。

モンゴル民族の元時代には、景徳鎮窯で青花磁器(日本でいう染付)の完成を迎えます。真っ白い良質な白磁を背景にブルーが美しく映える中国の青花磁器はイスラム圏の貴人たちに愛され、東南アジアから遠くイランやトルコ、エジプトなどへと運ばれてコレクションされました。

第二弾である本展では、こうした宋から元までの中国陶磁の展開を館蔵の名品でたどります。

とてもすてきな器に出会いました。


 

めも:2016/06/30 CX2 で撮影

 シャガール、ヴラマンク、キスリング…
  館蔵7作家によるヨーロッパ近代絵画展


鮮やかな色彩を自在に操り恋人やパリの街を描いたシャガール。チューブから絞り出した絵具をスピード感のあるタッチで用い、ダイナミックな風景画を次々と発表したヴラマンク。また、独特の質感を持った女性像を得意としたキスリング。松岡を魅了した彼らの作品は今なお、私たちの心に深い感動をもたらしています。
 今回は特に観覧ご要望の多いシャガール、ヴラマンク、キスリングをはじめ、ユトリロ、ヴァン・ドンゲン、フジタ、ルオーの館蔵作品をすべて公開します。(版画作品など7/12より6作品を展示替え致します)

松岡美術館は、常設展示も充実していて のんびりとアートを楽しめるところですよ。
常設展示 古代オリエント美術 ・ 現代彫刻 ・ 古代東洋彫刻

キーワード : 陶磁器の名品

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◎「レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦」へ行く:江戸東京博物館

2016-04-10 10:18:00 | アートを見に行こう!
レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦

江戸東京博物館 2016年1月16日(土)~4月10日(日)
公式ホームページ

2016/3/31 江戸東京博物館へ行きました!



桜が満開です。


まずは、こちらをみましょう。
 ⇒ Myブログ:「近代百貨店の誕生 三越呉服店」を江戸博で見る

さぁ、次は「ダ・ヴィンチ展」へ


めも:2016/03/31 CX2 で撮影

会場内に入ると、目玉作品「糸巻きの聖母」は、45分待ち。
せっかくだから、並んだらリラックスして待ちましょう。
蛇のような列の向こうに ちらっと絵が見えるます。
それまではあまり興味がなかったんですけど、その瞬間に魅せられてしまいました。
会場には、ダ・ヴィンチの弟子たちの同じテーマの絵も飾られているけれど、全然お呼びじゃない。
やっと、目の前に 「糸巻きの聖母」。

その神秘的でふんわりやさしい聖母には、我が子の未来が見えているのか、誇りと憂いの眼差しで見つめているようです。
つい 列に並んでいることも時間も忘れて みとれてしまいました。
やっぱり、ダ・ヴィンチ ってすごい!

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

2016/2/10
 本で読んだ「糸巻きの聖母」の謎に興味があるんですけど、
なぜか~、展覧会HPにも書かれていないし、1/27の講演会でも触れられず物足らない・・・。
light ラッキー、面白そうな番組が放送されるとのこと、必見ですね!
『城から消えたダ・ヴィンチ「糸巻きの聖母」の数奇な旅』

[TV NHK総合] 2016年2月11日(木) 午前8:15~午前9:00(45分)
ダヴィンチの名画「糸巻きの聖母」は描かれて5百年余り、貴族の館を巡りスコットランドの古城へ、そして盗難にあい、こつ然と姿を消す。「聖母」の不思議な運命を巡る旅へ

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

2016/01/27
 友人が、『NHK主催 展覧会関連文化講演会』に誘ってくれた講演会に行きました。
スライドをみながらの解説は、今回の展覧会にとどまらず面白い内容でした。
日本初公開の円熟期の油彩画「糸巻きの聖母」、直筆ノート「鳥の飛翔に関する手稿」を中心に、花やこどもを観察した真筆素描レオナルド派による日本初公開の珠玉の絵画など、約70点が展示されている展覧会の見どころを紹介します。
講師 田辺清(大東文化大学国際関係学部教授)

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

講演会を聞いて、下調べをしたら 展覧会にGO!!

ダビンチ:日本初公開「糸巻きの聖母」 1月から江戸東京博で (You Tube)



今回注目の作品《糸巻きの聖母》は、イギリスの貴族バクルー公爵家が所蔵し、レオナルドの故郷イタリア、作品のあるイギリス以外の場所では初めて出品されることになりました。
2009年にようやく、スコットランド・ナショナル・ギャラリーで一般公開されることになった至宝です。

 「糸巻きの聖母」について → Wikipedia
スコットランドのバクルー公爵家が所蔵する通称「バクルーの聖母」と、
プライベートコレクションの通称「ランズダウンの聖母」と呼ばれる二点のバージョンがある。

今回展示される「バクルーの聖母」は、
2003年に旅行者を装った二人組によってドラムランリグ城から盗み出されたいわくつき。
2007年には発見され、2009年以来、スコットランド国立美術館に展示されていますが、盗難事件はちょっとミステリアスです。

(2004年9月発行の以下の本↓では、”現在行方不明”と書かれていますよ。)

図解 ダ・ヴィンチの謎 単行本 – 2004/9/2 田辺 清 (監修)

また、ダ・ヴィンチの頃は作品を一人で制作するわけではなく工房で制作していました。
今回展示される 本人が描いた 「直筆ノート」や「素描」はとっても貴重な作品だそうです!

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

2006年5月ごろからしばらくは、「ダ・ヴィンチ・コード」にすっかりはまっていました。

 ⇒ Myブログ:「ダ・ヴィンチ・コード」

読んだ本 ⇒ 「ダ・ヴィンチ・コード」関連 ~ 文学・歴史:koishi-2018の本棚
 
コメント (4)
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