曇り
血圧は高い。寒さのもあるだろうけれど。上、142 下、92。
午前中診察。脳神経外科の定期診察。診察前に採血。今日の採血はちくりとモ痛みが感じなかった。そういうことって有るんだなあ。
中性脂肪チが高いことから「お散歩してますか」という例のご指導が入る。あたまのなかでは、やっぱりなあ、やらなきゃなあ、でもこの脚の具合ではつらいなあ、とぼやいていた。後刻の船橋物産展で同行をお願いしたDさんにも散歩の勧めを強烈にいただいた。天気次第ですが、ノロノロ歩きでも、やります!
診察の後は船橋に出て、鹿児島物産展。カルカン(家族への土産)、クロスポン酢・ごま油(海藻サラダ用のドレッシングとして)、その他いろいろ。れいによってリュックはパンパン。
<物産展は遠いふるさと>
船橋東武デパートで鹿児島物産展。「カルカン」でも買おうかなと立ち寄った。
菜種油とごま油、そして椿油の店で、足が止まってしまった。
60余年前には、我が「畑」で菜種と胡麻を作付けしていたからだ。胡麻の花の蜜吸いは甘いものに飢えていた時代ゆえだろう、盛んにやった。甘露な味。アリを吸い込んでしまったこともある。痛さを覚えるほどの酸味…。
胡麻も菜種もその場では種打ちしない。1時間余の上り坂のある道を、リヤカーに山と積んで、自宅の庭で天日干し…。
乾ききったころ種を蓆の上に叩き落し、救い集めて、米俵にいれる。リヤカーに積んで製油所に運び脂に取り換えてもらう。・・・
小学校4年からのぼくの仕事だ。おかげだろう、虚弱でいつも熱を出していたのが、すっかり健康体になり、その後、寝込むことはなくなった。
そんな生育との記憶と結びつくのが、各地の物産展。物理的な故郷を失った者も、物産展には「ふるさと」が数々ある。
菜種油とごま油は、ぼくの食生活の中で、活用されることになる。いろんな使い道があるぞー。