日々の記録

ほどよく書いてきます。

白熱灯のリップル

2008年10月20日 22時30分22秒 | その他雑記
 白熱灯に果たしてリップルがあるのかどうか調べてみた。
 結論:リップルは存在する。

 測定装置、回路。
 その辺に転がっていたフォトトランジスタを使って光を検出する。
 フォトトランジスタのエミッタをグランドに、コレクタに4.7kΩの抵抗を接続し、+12Vにつなぐ。で、フォトトランジスタのコレクタの電位をオシロスコープにて測定。

 注意点
 リップルがあると言っても完全に消灯するわけではないので、リップルを検出できる程度の光をフォトトランジスタに入射させる。

 測定方法
 部屋のライトをすべて消灯する。目的の白熱電灯に通電し点灯させておく。測定装置の電源を入れ、フォトトランジスタのコレクタ電位が電源の半分程度である6V程度に調節する。この状態であれば、フォトトランジスタは完全にonでもoffでもない状態であり、リップルを拾えると考えた。
 光量に対して線形に変化する電圧がどれなのか良く考えずに適当に実験をした。おそらくは、入射光強度とコレクタ電流の間に何らかの相関があると思うが、面倒くさいのでリップルの検出のみにつとめた。

 120Hzの変動を検出した。これは光強度が120Hzで変動していることを示しているものであり、白熱灯の発する光に多からずか少なからずか分からないが、リップルがのっているが確認できた。

 なお、BiO LITEをOnにした場合でもリップルは残存したが振幅は減った、という印象を受けた。


 次への課題
 光の明るさと線形な関係のある素子でも使ってがんばろう。明るさが何%程度変動しているのか確認してみたい。

 以上
コメント (2)
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biolite

2008年10月20日 21時40分24秒 | その他雑記
 BiOLITEというスタンドがある。ちなみに、今BiOLITE EXCELというモノを使っている。
 さて、何者であるのかと考えてみると、DCでライトを点灯し、ちらつきを抑え、目に優しい光を放つのだそうだ。そして、明るさがアップする。

 で、私は考えた。

 まさか、ダイオードブリッジ+コンデンサではないだろうかと。値段を考えるとそんな安易なことはないだろうし、そもそも60Wの白熱灯を点灯させようとしたら、かなりのリップルが流れちゃうので、危険ではないかとも思う。

 安くはないライトなので、できることならば分解したくはない。

 だが、しかし、E17のソケットにやたらとプローブを差し込みたくないので、しばらく時期を待つことにしよう。果たしてどんな出力波形になっているのだろうか。



 てか、そもそも白熱灯って120Hzくらいでチラチラするものなのでしょうか。それをまずは調べてみよう!
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