ニゲロンパのポケモン育成論

自分なりに考えたポケモン育成論をさらしていくブログ、雑談もあるよ

農協や卸売り業者は悪なのか?

2013-04-02 19:30:30 | 1次産業
「日曜に放送されていた夢の扉で100円の人参のうち40円が農家の取り分で60円が農協、卸売り、小売の取り分になっているというようなことを言っていましたが、それを聞いてどう思いましたか」

「普通の人は、卸売りなんてなければ、もっと安く野菜を買うことができるのにと思うでしょうね」

「こういう話が出ると、、農協や卸売り業者が悪者にされますが、それは事実ではありません。
農家が必要と知るから、農協や卸売り業者が存在するんです」

「つまり、農家が生産以外のことをやらないからってこと」

「そうです。
大半の農家が生産以外のことはやっていないと思います。
特に兼業農家なんかは、100%農協や卸売業者に頼りきりだと言っても、過言ではないでしょうね」

「なんで、多くの農家は自分達で農作物を売ろうとしないの?
農協や卸売業者を通さなければ、自分達の取り分も増えるのに」

「面倒くさいからですよ。
農協や卸売業者を通さないと、販路の開拓、在庫管理、クレーム対応等を自分達でやらないといけませんからね」

「つまり、それらの面倒くさいことをやってもらっているから、農家の取り分が少ないのね。
農協や卸売業がなくなっても、お金の流れる場所が変わるだけで値段に変化は出そうにないわね」

「逆に人材や販売、接客のノウハウが無い農家に全て任せると、サービスが低下する恐れが出てくると思います。
農家のあり方を変えない限り、この状況は変わらないでしょうね」
コメント
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