緑の川の流れるところ☆母と娘のヅカ物語

あっという間に娘は高校生(笑)お勉強・お弁当・時々宝塚な日々です☆

夏休みまでのお勉強☆国語編☆五感を高める読み書き練習

2008年07月15日 | 低学年の勉強・読み書き・計算・家庭学習

以前、算数編の記事を書いていたときに、「国語編」も
紹介する・・と予告したのに、夏休み突入1週間前に
なってしまいました。(ハヤイ!)

でも、ご紹介するお勉強方法は、夏休み前・・というより
夏休みにも取り入れると楽しいお勉強です♪

「小1の国語なんて何やるの?まだ漢字ドリルの宿題
だって出てないのに~」・・・ホントですね~なにしまひょ?

私がオススメしたいのは「聞く書き写し」です!
この時期ようやく学校ではひらがな学習が一巡したところです。
ご家庭でも、「ひらがなファイル」や宿題の持ち帰りがあるのでお子様の
ご様子は日々見守られていらっしゃることと存じます。
その中で、書き順や字形があきらかに???であれば、当然その文字
を集中して矯正する必要があるでしょう。それを終了したという前提でお
話いたしますと・・

文字の読み書きの段階は
①読める
②見ながら書ける
③見ないで書ける
      

・・・・これが読み書きの
「ホップ ステップ ジャンピング~ でございます
これがやりたかったのね・・・エドさん風に・・ハイハイ

おそらく、1年生のお子様であれば、ひらがなに関して言えば、②の
段階はクリアかと思われます。
しかし・・③はいかがでしょう?ひらがなファイルは美しいのに作文の
字は乱れている・・のであれば、③まで到達していないのかもしれま
せん。
また、③の見ないで書ける・・は、「見ないで枠の中に美しく書ける」
⇒「見ないでフリースペースに美しく書ける」と進化していきます。

「書き写し」とは文字通り書いて写すことです。「書写」とも言います。
我が家の進め方を紹介しますね。まずは「見ながら写す書き写し」です。
ママがあらかじめ、エクセルなどで枠をつくっておき、その中に教材を
打ち込んでおいて、その横に書かせます。
教材は季節の風物を描いた短編や詩などを選びました。
打ち込んでおくフォントは教科書に近いものが、よいと思います。

慣れてきたら、いよいよ「聞く書き写し」です。ママが教材を読上げて、
国語のノートなどに書かせます。「写す」わけでないので、「書き写し」
とは言いがたいのですが、我が家ではそう言っております。
「見ないで書ける」能力をUPさせます。
文節ごとに区切って書かせるのですが、慣れるまでママも難しいです。
「カタカナ」の単語は「カタカナだよ」と言ってあげるか、ひらがなで書きと
おします。
教材は、さっきの「見ながら写す書き写し」同様に、詩・短編などで良い
と思います。我が家も美しい文章のものを選んでやりました。
学校のひらがな学習で使用した「あいうえおうさま」などでも、楽しくてよい
ですね。

我が家は、この夏は「俳句」を読上げて書かせようと思います。
「一日一句」です。5・7・5のリズムが読上げやすいのと、想像力を掻き立
てる気がするからです。季語について話すことで、色々学べそうですね♪

書き写しの良いところは、すぐれた文章を書くことにより、美しい文体や単語を
身体に入れることができます。作文力のUPにもつながると思います。

また、「聞く書き写し」は、集中して一度で人の話の内容を理解する力を養え
ます。(多分・・・)これから学校の授業でも、先生の教えてくださる情報量は
増える一方です。先生のお話を「聞ける」ことが学力に直結するでしょう。

漢字の先取りで、ノートに向かわせるより、聞く力を付ける・五感を鍛える勉強方
はいかがでしょうか?

写真は、かつて実際に使ったものです。
あらかじめ、ママが教材を打ち込んだものと、読上げで書いたものです。
(就学前のもので、汚い字ですみません