パディさん、無事に日本到着です♪
ピンクのタンクトップ姿で「寒くないよん♪」と元気いっぱいです。
到着して最初に食べたのは『ざるそば』でした。
今回はドラム(ロジャース)を持ってきたため、大変な大荷物でした。総重量50キロ!!
もちろん飛行機の重量制限を軽くオーバーしてるので、バスドラなどは別送になったそうです。
5月13日(火)はTHE ONLY ONES来日公演の最終日でした。会場は高田馬場AREA。ここはヴィジュアル系バンド中心のライブハウスで、階段やロビーにはその手の派手派手バンドのポスターがたくさん貼ってあります。ピーターの息子たちに「これはみんなお化粧したボーイズ・バンドなんだよ」と教えると「ええーーっ!、ガールズじゃないのっ?」とびっくりしてました。
この日も前座はピーターの息子たちの Strange Fruitです。
まずはジェイミー・ペレット(弟)が「Be My Baby」を弾き語り。
兄のピーターJr. はベース。彼はオンリー・ワンズの去年のライブを収録した最新DVD『Live at Shepherds Bush』のミックスダウンも担当。
ヴォーカルのジェニーは澄んだ美しい声で丁寧に歌います。彼女は絵も描いてるそうです。
ギターの腕前もすごいのにドラムもやっちゃうジョン・ペリー。著述家としてジミヘンやザ・フーの本を出しています。多才。
そして、8時過ぎに、オンリー・ワンズ登場!
1曲目は「FROM HERE TO ETERNITY」。昔のアメリカ映画で同タイトルの名作(邦題『地上(ここ)より永遠(とわ)に』)があったっけ。婚約指輪のCMに使われそうなロマンチックな感じのタイトルだけど、その映画は戦争もので「ここ(ひどい現実)から来世へ逃れる」みたいな意味だったような……。うーん、深い。ともあれ、オンリー・ワンズは今『地上(ここ)』で燦然と輝いている!!!
今回の来日公演では新曲もいくつか披露されていて、それがまた、かっこいい!
4人全員で音を出しているこの瞬間を、彼ら自身が楽しみ、また大切に思っているのが伝わって来る。
マイク・ケリー(62歳かな?)に「あなたのドラムはすばらしかったです! パワフルでエネッギッシュで最高!」と知ってる限りの英語で賛辞を伝えたら、真面目な顔で「それには秘密があるんだよ」と言う。「え、なんですか?」 マイク、(ちょっと耳を貸せ)とのジェスチャー。はい、耳貸します。
ヒソヒソ声で、マイク・ケリー、こう言いました。
「……僕がやってるんじゃなくて、神様がやらせてくれるんだ」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
………………………………、泣けた。
今日はパディさんの誕生日です!
パディさん、お誕生日おめでとう!!
5月15日生まれ、牡牛座のパディさん。この日に生まれた著名人は、
美輪明宏さん! 美川憲一さん!
お二人ともパディさんと同じ妖精国にお住まいの方々ですね。
あと、瀬戸内寂聴さんも同じ日です。うーん、こうしてみると、人生波瀾万丈系かも。
ちなみに、この日の誕生花は、忘れな草 (forget me not) 。そう、まだ忘れられちゃいけませんからね!
元気に帰って来てくださーい!
ついに実現、奇跡の来日公演! オンリー・ワンズのライブ初日に行ってきました。
オープニング・アクトの『ストレンジ・フルーツ』というのは、ピーター・ペレットの息子のバンドです。ピーターにはジェイミーとピーターJr.という二人の息子がいて、彼らはベイビーシャンブルズの初期(2004年)のメンバーでしたが、ご存知ピート・ドハーティの行状があまりにひどいのでさっさと脱退。現在は他のメンバーを加えて『ラブ・マイナス・ゼロ』というバンドをやっています。『ストレンジ・フルーツ』はジェイミーが女性シンガーのジェニーとやっているアコースティック・ユニットですが、この日はピーターJr.も加わり、さらに「坊主たちがやるんなら、おっちゃんがドラムたたいちゃる!」と、オンリー・ワンズのギタリストのジョンも参加。変則的な『ストレンジ・フルーツ』が出現しました。オンリー・ワンズとは音楽性が違うので、ジェイミーたちは「ここ(アンチノック)ってパンクのハコだよね。僕らブーイングされちゃうかな~」と不安顔でしたが、お客さんたち、暖かく見守ってくれてました!
ジェニー(左)とジェイミー(右)
顔が見えなくてごめんなさい。ピーターJr.です。ドラムがジョン。(全然見えてない……)
彼らのMyspaceはこちら。
Strange Fruit
http://www.myspace.com/strangefruituk
Love Minus Zero
http://www.myspace.com/loveminuszerouk
そ・し・て……! いよいよ、THE ONLY ONES!!!!!
うしろのドアまでいっぱいに入ったお客さんの密集度が、ぐぐっとアップ! 身動きできないけど、このテンションがすごくうれしい(けど、苦しい・笑)。
最初だけ少し固い表情に見えた彼らも、盛り上がるオーディエンスに満足そうで、中盤では「何かリクエストあったらやるよ!」と余裕の笑み。ピーターはステージで鼻かんで「このティッシュは通りで配ってるヤツからもらったんだ」とか言ってたっけ。それにしても、すごい演奏! 彼らの歴史の中では、一緒にいた時間より離れていた時間の方が何倍も長いはずなのに、この吸引力はなんなのだろうか? どんなに長く離れても、普段は別々なことをしていても、4人の身体のどこかにTHE ONLY ONESというスイッチがあって、それがオンになると合体して別の何かになるような(超合金メカ??)……。
オンリー・ワンズのライブはあと2回(5/11と5/13)。11日はソールドアウトだそうですが、13日はまだ大丈夫みたいですから見ておいた方がいいですよ! ネタバレになるのでセットリストは載せませんが、あの曲もこの曲も、ちゃーんとやってくれます。終盤、ピーターが白い歯を見せて笑ってたのが印象的でした。
そうそう、物販もすごいんです! VINYL JAPANが作ったポスター付き来日ツアー・プログラムのセット!
来日記念ポスター。でかいです。B1サイズかな。
CDサイズのプログラム(オールカラー24ページ)、7インチサイズのスリーヴ、缶バッジ(チケットに付いてたのとは別デザイン)。
ブックレットの中。レアな記事の切り抜き、写真などがたくさん!
さらに挟み込みの挨拶文があり、THANKSとしてVINYL JAPANでのチケット購入者の名前がずら~っと載っています。こんなに豪華で3000円。数量限定らしいので、お早めに!
カドリー・トイズのデビュー曲「MADMAN」(ボラン/ボウイ共作)のカヴァーを収録したマーク東さんのアルバム『DEEP GREEN』が発売されました。アコースティック・ギターの音色とマークさんのヴォーカルが美しく静かな世界を作り出しています。
マーク東さんのサイト
http://gold.ap.teacup.com/acoustic-warrior/
アルバム通販はこちら。
http://8715.teacup.com/bird_parlor_records/shop
いきなりのお知らせですが、
パディ・フィールド、今年も一時帰国します!
今回は5月下旬~8月末(多分)くらいの滞在になりそうです。
(オンリーワンズの来日には間に合わず残念がっていましたが。)
きっといつものように、皆様にいろいろとお世話になることと思います。
また、よろしくお願いいたします。
PADDY PHIELD RETURNS! 管理人
風薫る5月♪ 連休ど真ん中の明日もいろいろライブがあると思いますが、オンリーワンズ来日公演の前に、ぜひ見ておきたいライブがこちら! 1970年代のグラム~パンク/ニューウェイヴのDNAを感じさせる2つのバンドが、新宿レッドクロスで久々の共演です!!!
オンリーワンズ「Another Girl, Another Planet」のカヴァーをアルバムに収録しているネオングループ。
パディさんとネオングループREOくん。
新曲が増えてるらしいヤングパリジャン!
ヤングパリジャン
http://black.ap.teacup.com/tsuneglamsam/
ネオングループ
http://sound.jp/neon-group/
5月になりました! 来週には、とうとうオンリー・ワンズの来日公演が行われます。現在、発売中の『DOLL』は巻頭カラー(表紙も)でオンリー・ワンズ大特集! これを読むと、この再結成&来日公演がいかに奇跡的な『事件』なのか、よくわかります。みなさま、ぜひ御一読を~!
そして、いいタイミングでパディさんとピーター・ペレットの2ショット写真が届きました♪
引き続き、パディさんからのオンリー・ワンズ情報が。
「あのねっ、先週ピーターの家に行ってきたんだよーん♪ オンリ-・ワンズのメンバーは、皆いい人でね、ピーターもすごく優しいんだよ。もう大好きになっちゃった!」
ご存知のようにピーター・ペレットも、長いことドラッグで苦労してきた人です。
「ピーター、今はドラッグやめたんだって。なんだか、僕と似てるんだよねぇ。僕がドラッグのせいでストラック(脳硬塞)やってるから、その事いろいろ聞かれたよ。やっぱり気になるのかな。そうそう、僕、知らなかったけど、ピーターはジョニー・サンダースとベスト・フレンドだったってね。」
そして、ピーターもメンバーも日本行きをとても楽しみにしてるとか。
「アランが、日本の桜見られるかなぁ、って言ってたよ。えー、もう、今散ってるのぉ?」
はい、5月にお花見したければ、北海道まで行かなくては……。
何はともあれ、期待が高まるTHE ONLY ONES in TOKYO ! フライヤーとバッジを載せました。バッジは書体のデザインが2種類かな? 見えづらいけど「LIVE IN TOKYO」って入ってます♪
オンリー・ワンズのギグのフライヤー
先週金曜日(3/28)の夜、パディさんはロンドンのKOKOで行われたオンリー・ワンズ のライブを見に行きました。KOKOは19世紀に建てられた劇場で元の名前はカムデン・パレス。70年代~80年代前半はミュージック・マシーンという名前で、売れてるパンク/ニューウェイヴ・バンドが大バコでギグをやるときは、この場所だったそうです(キャパ2500人!)。もちろん、パディさんもカドリー・トイズ時代、毎月1回、ヘッド・ライナーとして出演していた思い出の会場です。
「会場、ほとんど変わっていなかったよ。内部のデコレーションが多少違うだけで、建物自体は昔のまんま。そうそう、ステージが低くなってた! ミュージック・マシーンの頃はステージがもっと高かった」とパディさん。そして、オンリーワンズのプレイは……?
「もう、最高だったよ~!!! 4人ともすっごくうまいし、長いブランクなんか感じないくらいバンドがまとまってるの。お客さんもたくさん入っていて盛り上がってた。あのね、パンク・バンドとはちょっと違うの。僕より少し上の世代だから、パブ・ロックとか、サイケやアンダーグラウンドな感じもあるの。とにかく曲がいいから楽しめるよ。5月の東京でのギグ、絶対見に行ったほうがいいよ!」
……というパディさんの強力な太鼓判。
そしてVINYL JAPANのサイトを見に行ったら、5/11(日)はSOLD OUTになってるし、追加公演も決まってた~!
★THE ONLY ONES 日本公演★
5/9(金) 5/11(日) 新宿ANTI-KNOCK
5/13(火) 高田馬場AREA(←追加公演)
チケットは「ぴあ」などでも扱ってるみたいですが、VINYL JAPANで買うとバッジが付いてきて入場順も優先だそうです。新宿まで買いに行けない人は通販でも買えます(お店に電話予約してから現金書留で送金する)。
ライブは一期一会です。特に海外のバンドは「次」はないと思って、行ける人は見に行きましょう!
VINYL JAPANのサイト
http://www2.odn.ne.jp/vinyl-japan/NEWS/news_live.html
ライブ後、ドアも壁もテーブルも真紅のKOKOのバックステージにて。
ごきげん♪