色々ある自然災害の中でも干ばつは瞬間的な被害はないが、真綿で首を絞めるようにジンワリくる災害だ。 長期にわたって十分な雨が降らないことが原因だが、その元は海水の温度変化による偏西風への影響が強いと言われている。
以前も異常気候が続いたときに盛んにエル・ニーニョのことが話題になった。 今年の北米は、西海岸よりが干ばつに悩むと東部では極寒の寒さが続くという関連があった。
もうだいぶ以前から指摘されていたことだが、地球の温暖化が進むと熱交換の調整機能も大きくなり、サイクロン、ハリケーンや台風が超大型化されるのは必然的なことだろう。
かといって長い地球の歴史で10~20年は、瞬きにもならないだろう、しかし毎日を生きている地球上の生物には死活問題である。
そんな天候のせいか今年の野菜や果物の熟すのが、例年に比べて早いような気がする。 しかしトマトだけは、どう言う訳かなかなか赤くならない。