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日記 009 カントリー・リビング その2

2011年10月09日 11時34分42秒 | 日誌


田舎住まいは自然の環境が多く、色々な生き物との接触がある。 初めのうちは物珍しくて良かったけれどその内問題も出てきた、全ての生き物との共存共栄が理想だろうが現実はもっと複雑である。



鳥も色とりどりいるが我が家で一番目立つのは、ブルー・ジェイ(Blue Jay)である。 日本ではカケスと言うと聞いた事がある。 毎日5~6匹ドッグ・フードを2~3粒盗んで行く雑食の図々しい鳥である。 昔はBBガン(空気銃)で追っ払っていたがきりがないので止めた。



この辺りでは二種類いてうちでは勝手に丸頭と三角頭と呼んでいるが、我が家をテリトリーに治めているのは丸頭である。 たまに三角頭が来ると大変な騒ぎになる。 この鳥の鳴き声は豊富だが、こういう時は仲間を連れてきて「ギャァ、ギャァ」とかん高く騒々しい。



その丸頭のカップルが納屋に巣を作っていた、どうやら一匹無事に育ったみたいだ。 夏にはアトリエの前の水入れに親と一緒に水を飲みに来ていた。 今はもう大きくなって親と区別がつかない。





この辺りのどの野菜畑でもゴーファー(Gopher)による被害は大きく悩みの種なので、我が家では「モグコウ」と敵対心を込めた名前で呼んでいる。 以前目の前でまだ植えて間もない日本茄子「一番」の小さな苗が揺れたかと思うとあっという間に地中に引き込まれて行ったのを今でも鮮明に覚えている。 



裏の広っぱにゴーファー(Gopher)がいっぱいいて、4匹いるうちの一匹がオーストラリアン・シェパードの雑種なので、どうやらモグラ狩りが得意らしい、どきどき捕まえてくる。





そしてスカンク(Skunk)が多いのもこの辺りで、隣町のウイリツ(Willits)には観光用にスカンク・トレイン(Skunk Train)と呼ばれる鉄道が太平洋岸の町フォート・ブラッグ(Fort Bragg)まで走っている。



うちの10エーカーの土地の1/3は犬たちが出られないようにフェンスをしているが、どう言う訳かスカンクがしょっちゅう入って来て犬どもと喧々がくがくの騒動を起こす。 今年はスカンクの子供三匹が犬の犠牲になった、親がチャンと教えなかったか運が悪かったのか、それとも多く生まれすぎたのか、ウサギは何度もあったがスカンクを捕まえたのは今までにはなかったことだ。



特に2匹の雌が狂ったようになる。 何度も臭いやつをかけられて頭に来ているからだ、何度かけられても追いかけている。 あの鋭い嗅覚で犬はどうやってスカンクの匂いに耐えているのか不思議である。 最近では、丁度秋場所千秋楽結びの一番の時ものすごくにおって来たのを覚えている。
フリーウェイを走っていても車にひかれているスカンクをよく見る。 そう言えば子供の頃にスカンクの一発ってどんな匂いなんだろうと思ったことがあるが、しょっちゅうかがされるとは想像もしていなかった。





我が家で一番涼しい処は、アトリエの前の木陰である、風通しがすこぶる良いのだ。
夏の暑い午後はよくここでノンビリして「三時のおやつ」をするのだが、ある日風で揺れていたので初めて気がついた。



以前、ポンプ・ハウスの軒下に大きな巣が見つかったが、今回のはそれより少し大きそうだ。



多分、イエロー・ジャケット(Yellow Jacket)の巣だと思う。 あれだけ上の方だと嵐の時などかなり揺れる、この冬の雨季をどう乗り越えるのか気になる。



そう言えば月曜日の大雨でワイヤレス・ブロードバンドのコネクションが切れた。 接続会社に電話すると山の上では雹が降っていてアンテナに登って部品を代えることが出来ないと言って修理に一日半かかった。 そして一昨日にはもう霜が降りた。 夏から秋を一気に通り越して冬になったみたいだ。


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