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光速 6-26-2022, Sunday 暑かったが夕方には涼しくなった 9:59pm

2022年06月27日 13時55分50秒 | 画家のツブヤキ


チョイと迂回して宇宙の話から日常の方に目を向けると世の中が最近随分騒々しくなってきた感じがする。 ここ北米では先日最高裁で中絶が憲法違反との判決が下され大騒動になっている。 アメリカの多くの都市で、賛否派両方が勝利と批判デモして、それをマスメディアが大きく報道し何かを煽っているような感じがする。 あるデモでは男性が殴り合っている映像が流れていたが、なんでそこまでと思ってしまう。 以前から避妊を行うクリニックや医師がアタックされたり銃殺されることは時々あった。 要するに中絶支持のプロ・チョイス派と反対のプロ・ライフ派の宗教的争いの一環であるが、生まれる前の声なき胎児の命を守ろう派が平気でそれに反する意見を持つ医者を殺すのであるから民度が低すぎて話にならないが、これがアメリカの現実である。 銃による集団殺人も同じで新しく今よりもっと厳しい規制で解決しようとするが、自由に銃を持てる代償であるからマス・シューティングはなかなか減少に向かわない。 一部の政治家が家庭崩壊をガン・ヴァイオレンスの理由に挙げていたが、少数派でこれと行った政策での対応が出来ていない。



Covid-19 コロナのパンデミックは集団免疫が出来て収縮に向かっているのだろうか?  以前のように詳しく感染者や死者の数は報じられなくなったしワクチン使用へのデモも聞かなくなった。 新しい変種の話も出なくなった。 それよりも夏休みの旅行で飛行機の混雑ぶりと航空ティケットやガソリンの値段の高騰ぶりが問題視されていてインフレからリセッションに進むのか危惧されている。
今は買い物に行ってもマスクをしているのはほんのわずかの年寄りだけのようにみえる。 もちろん我々は人混みの中に行くときはマスクをすることにしている。



ウクライナ戦争も2月24日のロシア軍の侵略以来、紛争関連の報道も戦況状況、武器関連、歴史的ジオポリティカルな話題とプロパガンダを含め毎日ウクライナのニュースで溢れている。 武器さえあればロシア軍を追い払えると自信を持ったゼレンスキー大統領に、支援をテコに独、仏、伊の首脳がキーフで停戦の話し合いを迫ったが、戦争特需の英米は頑張れと云うスタンスだ。 最近はゼレンスキー疲れとも云われ始め長期化される戦争の懸念が出てきている。



どんな事でも長く続くと人々の関心は薄れていく、毎日の生活を襲うインフレの話題の方がより重要になってくる。 パンデミックもウクライナ戦争も報道疲れが出てきているのかも知れない、いずれにしても時は流れ時代は変化していく。



さて、話を宇宙の方に話を戻しましょう。 天動説から地動説に変わった事は天文学上画期的な事だったと思われますが、人々の意識の中では以前と同じように、朝日が昇り夕方西に沈み夜になると星が出てくる日常生活にそれほど大きな影響はなかったのだと思われます。 歴史的にも教会とガリレオの軋轢が話題の中心で、宇宙の中心が地球から太陽に移った新発見はゴッシップに勝てなかったようです。 しかし新しくより事実に沿った宇宙の認識は太陽や惑星の動きに対する理解も深まり、宇宙天体の持つ謎を解き明かす為には大きな進歩でした。 



オーレ・レーマー(Ole Remer 1644~1710)はデンマークの天文学者で、木星の衛星イオの周期を観察していた彼は、地球の公転の位置によってイオの木星に隠れる時間が違うことに気がついた。
光が地球の公転軌道の直径を横切るのにかかる時間と考え1676年に光速を秒速約21.3万Kmであることを計算し光の速さが有限であると証明し具体的早さを初めて与えました。 またオーレ・レーマーは水の沸点と融点の温度を示す温度計を発明したことでも知られています。










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