話してもなかなか通じないのが国際社会の関係である。 言葉だけではない、価値観、考え方の相違、歴史的なもの、宗教的なものと複雑な要因が多く、コミュニケェーションは容易でない。 親子、夫婦間の話をとっても真のコミュニケェーションは、やはりさほど容易なものではない。
「3-11」以後、ふり返って見ると、今回の地震・津波の被害の大きさと福岡原発からの放射能の恐怖に加えてもう一つの想定外の驚きがある。 それは日本の見せた成熟した先進国家の姿、美しい日本である。 人々がこの未曾有の大天災に対処している姿は、映像として全世界に伝わり、話す事だけでは出来ない説得力を持って世界中の人々の心の中に演出されていない事実が伝わり、真実を見た人は心を動かされたのです。
Photo: Alfred Eisenstaedt, (1898 - 1995). German-American photographer.