小安中学校第10期生 Version 2

自然豊かな栗駒山麓にたたずむ学び舎から巣立った、我等40人の恋と涙と心の交流を綴るサイトである。

「人生の好敵手、特別編」その1

2011年02月13日 | 仲間達

 

「生まれが同時代、仕事が同業、といった身近な人から学ぶ必要は無い」 

 

上記の言葉はドイツの詩人ゲーテの言葉である。

本当にそうか? 私はそうは思わない。

同時代・同業から学ぶものは多いはずだ。

ゲーテがそう思うのであれば、彼の回りの友人はたいしたことがないと言うことだ。

 

さて前回「人生の好敵手、飲兵衛編」「人生の好敵手、仕事編」「人生の好敵手、悪友編」

と昨年記事にしたが、今回は「人生の好敵手、特別編」を送りいたします。

  

この男とはあまり深く付き合ったことはありませんでした。

「還暦の本厄」が終わって、翌日それもショーからその話を聞かされた。

自宅を新築したと言うのだ、それも普通ではない。

ダム湖に集まった流木材で新築したと言うのだ。

 

早速自宅を見せてもらった。なるほどと思う。

1階は車庫兼物置で2階は住まいです。ほとんどを自分で行ったとのことです。

基礎コンクリートや、ボイラー使用の床暖方式など工夫していた。

外部も流木材を上手く使って、屋根は自然落下方式となっていた。

残念ながら写真を撮ったが、パソコンの中で行方不明になってしまった。

 

内部も床も壁も天井もすべて流木材で、一般市販された建材やクロス仕上げとは

違う暖かさが感じられた。木目や節が出るのは当たり前である。

それが自然で木材の良さが表れて山小屋風に感じられるのである。

最近このような建物はお目にかかれない、一見の価値はあると思う。

完成までは、ものすごい時間と精神力の強い人でないとここまでやれないと思う。

 

ここまで誰とも言わないで始めたが、彼はそう佐○木君である。

ダム湖の流木集めて、製材所で製品したそうです。

私には真似できない、いや建築界にいる人には無理かも知れません。

 

この建物のほかに湯○市にもう一軒住まいがあるというのだ。

彼は勤め人です、湯○勤務のとき冬期間の通勤は大変だったので、

湯○市に土地を買って新築した。この住まいには息子夫婦が生活している。

 

次回は彼の意外な一面を紹介します。つづく。

 


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