今回は青春の思い出です、今回は長いので2回に分けて送ります。
お茶をしながら、またビールを飲みながら読んでくださればと思います。
途中で一眠りしてから読む、寝ぼけマナコでそれもいいでしょう。
風呂に入ってパジャマ姿で、明日にかけて読むのもいいかもしれません。
19XX年10月18日
青春時代の話です。(いや~、若いですなぁ)
行き先は日本海側を南下、その場しのぎの出たとこ勝負。
(おい、最初から計画しておけ)
この日は日本晴れ、二人のドライブには最高だ。
朝早く出て、かなり遠くまで来てしまった。(もう新潟県だ)
疲れたといっても彼女がいる、彼女との楽しい会話がある。
時間が過ぎるのはぜんぜん気にならない。
一休みしようとしたが、なかなかホテルが見つからない。
そのとき、
海が見える高台にそれらしき建物が見える。
「ブルーシャトウ」とはいかないが、ひなびた洋館があった。
職業柄、ホテルの雰囲気や、部屋の内装まで期待してしまう。
部屋は狭からず、広からずちょうどいい。(なにと比べるんだ)
だが、
バスルームとベッドルームのコーデネートが悪い、
「こうでねーと」言いながら減点3をつけた。(何を基準に)
海岸の景色が売りなのか、ベッドの高さと窓の下端が同じ高さだ。
寝そべったままでも、海岸と白い波が楽しめるようになっている。
だが、いまの私達には、
「でもそんなの関係ねぇ!」
とバカな冗談をいいながらバスルームに入った。
その後ビールを飲む、そして心地よいふんいきに変わった。
で、想像どおりにベッドイン。次回につづく。