秋田市内でインターネット企業を経営する40歳前後の社長らが、任意団体
「秋田中年会議所」を設立した。40歳で定年を迎える青年会議所をもじって
名付けた。ネットやコンピューターの情報通信技術(ICT)をビジネスに
生かすためのセミナーを今月中旬から開催する。
活動の柱となるセミナーはネットでの誘客などをテーマに、2カ月に1回
開催する予定。これまで培った知識をセミナーで伝えることで、参加者にネット
販売の促進や業務改善につなげてもらいたい考え。
このほか、ICTを活用して地域課題の解決につなげるビジネスを検討。
例えば、多数の苦情が今冬寄せられた秋田市の除排雪について、
衛星利用測位システム(GPS)の情報から除雪車の位置や除雪作業の日程が
分かるようなサイトやスマートフォン(多機能携帯電話)のアプリを開発。
市民が誰でも利用できるようにする。
いいことです、ぜひ参加したいがちょっと年齢が高い私としては見送ります。
非常に残念です、もう20年若ければ私が代表になってやりたいくらいです。
私は東北一円がビジネスゾーンです。我が秋田県は、太平洋側の政治・経済に
優先され、後回しにされることが多い。今以上の地域の活力や経済力を維持
していくためには、今の人材の能力の向上や、IT(情報技術)関連の強化
そして連携だと思います。
秋田県は他県に比べて元気が無いように思います。
被災3県の岩手県・宮城県・福島県は復興・復旧工事で大変です。
今一番心配されるのは、震災復興と重なり現場における職人不足です。
そしてその職人の質の低下です。また現場を管理する監督員も少ない
状態と思われます。
特に現場の図面を作成できる人が不足しています。一枚の単価は安くても、
100枚以上まとまれば、ビジネスとして大いに役立つのではと思います。
現地で打ち合わせした議事録をメールで送り、秋田で作成し現地に送り返す。
私はそれを一人で行っていた。現場で常駐する人・図面を作成する人・
図面の総合管理する人など、グループで役割分担して上手くいくような気がする。
「何かを始れば、何もしない奴等が必ず邪魔をする。蹴散らして前へ進め」
この言葉は、幕末の兵学者佐久間象山の言葉です。なるほどと思います。
私も独立するときに、みんなに言われた「やめろ」と、でも今じゃ誰も言わない。
今年の大河ドラマは「八重の桜」です。幕末・明治と激動の時代を生きぬいた
会津藩の八重と家臣達の物語です。現代も幕末と変わらない激動の時代です。
「ならぬことはならぬ」という強い精神と、ぶれない心で前向きに進んで
行きたいと思います。
(タカハシ)