小安中学校第10期生 Version 2

自然豊かな栗駒山麓にたたずむ学び舎から巣立った、我等40人の恋と涙と心の交流を綴るサイトである。

「女性は付き合い上手」

2012年03月30日 | 共に生きる

   3月も明日で終わる、雪解けが進んではいるが、田んぼには

雪がまだいっぱいである。 鳥海山が霞んで見える。

 

  今日付けの秋田さきがけ新聞の記事・「長寿を歩く(6)」が

目に留まった。「女性は付き合い上手」、施設で暮らす関東地方の

女性(104)の元に、市長さんが長寿の祝いに来ました。

市長さんが「また来年も来ますから、お元気でお過ごし下さい」

と言葉を掛けると彼女は「来年はもういないかもしれない」。

驚いた市長さんが、「どうしてですか?」。

「だって、ここからお嫁に行くかもしれないから」・・・・・。

 ユーモアたっぷり。これも、100歳を超える「百寿者」に

よくある性格だとう言う。

 なるほど私の89歳になる祖母も「おおらか」で「褒め上手」

なのである。茶飲み友だちを笑わせている。

                                                          (サトー)


「満員御礼」

2012年03月26日 | 共に生きる

  昨日の大相撲春場所の千秋楽で、白鳳が13勝2敗で

並んだ鶴竜との決勝戦に勝ち、2場所ぶり22度目の優勝を

果たした。優勝回数は歴代5位の貴乃花に並んだ。

 相撲の大フアンの祖母は、初日から千秋楽までの毎日、

テレビの前に“陣取り”、郷土力士や白鳳の応援に熱が入った。

今日から相撲がなく、残念がっている。

 昨年の春場所は八百長問題で開催できなかったが、「満員

御礼」の垂れ幕が、千秋楽まで9日間も下がったことは、

回復の兆しなのか。横綱・三役10人のうち、6人が日本人

以外なのが気になるが、フアンの期待を裏切らない各力士の

熱戦に期待したいものだ。

                         (サトー)


「渡り鳥」

2012年03月23日 | 共に生きる

  近くの小川で白鳥(オオハクチョウ)が翼を休めていた。

雲の切れ目からお日様が顔を出した。近づいてカメラを向けると、

四羽の白鳥が餌を求めて近づいてきた。北海道からシベリアへと

北国に帰る準備をしているのだろうか。

 10年前から2年前の退職まで、会社の遠隔地配転で仙台・東京・

埼玉とまるで「渡り鳥」のように渡り歩いた。単身赴任であった。

50過ぎの都会生活は辛いものがあった。「渡り鳥」は必ず、故郷の

北国に帰って行くことと、多くの仲間の支えがあったので苦には

ならなかった。

 「渡り鳥」を見ると自分と重なるのである。・・・・・・・・・・。

                            (サトー)

 


「思わせぶりの天気」

2012年03月20日 | 共に生きる

  今日は彼岸の中日で、先祖に感謝する日である。

寒の戻りで吹雪いたりして、寒い一日となり、 

行きつつ、戻りつつの思わせぶりの天気である。

我が家の玄関ではヒヤシンスが白い花を咲かせた。

玄関中に甘い香りを漂わせている。花言葉は
「しとやかなかわいらしさ、初恋のひたむきさ」とか、

確実に春は、我が家からやって来ているのだ。

                                                      (サトー)


「雪の下野菜」

2012年03月18日 | 共に生きる

   昨年の秋に、裏の畑に根をつけたままの大根・白菜を並べて

おいて、降り積もる雪の中で貯蔵しておいた。積雪1mの雪の下

から野菜を掘り起こしてみた。掘り起こした大根・白菜は、すぐに

食べるのを残して、新聞紙に包んで小屋に保管した。

   雪の下に寝かされた野菜は、寒さから身を守るために、甘みを

増すという。

早速、妻は大根なますとおでんを作ってくれた。大根おろしに

するとみずみずしく、甘みのある大根おろしで美味しかった。

白菜は鍋料理に使ってもらうことにしよう。

                             (サトー)


「ヒラメ議員」

2012年03月17日 | 共に生きる

今日17日は彼岸の入りである。この前は町民の審判を受けずして、

町会議員が誕生した。最近、有権者の目も厳しくなってきている。

例えば以下のような議員さんたちにである。

ヒラメ議員:ヒラメ⇒住民目線でなく、“上ばかり”見ている議員

シャベラネエ議員:シャベラネエ⇒議会で1回も“発言しない”議員

エダハ議員:秋田弁でエダハ⇒何でも“いいでしょう”(OK)議員

ネフカキ議員:秋田弁でネフカキ⇒議会で“居眠り”する議員

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後にダメ押しである。

ノラ議員⇒秋田弁でノラ⇒“役に立たない“議員

これらは町民に「イエローカード」を突きつけられる議員さんでは

ないだろうか。

                    (サトー)


「これって、踏み絵じゃないの」

2012年03月15日 | 共に生きる

  わが町の町議選は無投票となり、盛り上がりに

かけた選挙となった。私の友人も立候補した。

町役場職員にも友人がいる。この友人を街頭演説に

誘ったり、特定候補への投票を依頼したら、役場の

上司に報告されるということがあったら、恐ろしい

ことになる。

 そんな自治体があるそうだ。橋下徹市長の大阪市

である。全職員への「思想調査アンケート」に回答を求め、

市長の業務命令で、本当のことを答えないと処分の対象になる

というのだ。これに大阪府労働委員会から橋本市長に対し、

調査の続行の中止を求める勧告書が出され、ストップして

いるという。

 マスコミにもてはやされている橋下氏であるが、法律を

学んだ弁護士“先生”とはどうしても思えない。

選挙に勝てば何をやってもいいのだろうか。

こういう人はわが町の首長にはなってもらいたくないものだ。

                     (サトー)


「気にかけてもらって、ありがとう」(大震災から1年)

2012年03月11日 | 共に生きる

    2万人近くの死者、行方不明者を出した東日本大震災から

今日(11日)で1年を迎える。とりわけ今なお避難生活を

強いられている皆さんにお見舞いの気持ちでいっぱいである。

 東日本大震災の発生から1年を迎えるにあたり、野田首相は

9日のアメリカの「ワシントン・ポスト」に寄稿している。その

文章の中で「日本はこの1年で目覚しい復興を遂げた」と強調

していた。そうなっているだろうか。

昨夜、岩手(宮古)の同級生のショウちゃんに電話をした。

震災から1年ですね。いかがお過ごしですかと聞いた。

「元気ですよ。店を再開した人もいるし、止めてしまった

人もいる。もどった人は1割も満たないのかな。ガレキの

処理は一部を東京都が受け入れてくれたが、まだまだ進んで

いない。仮設住宅で生活している人も、まだ沢山いますよ」

と元気そうな声が返ってきた。

 「5月20日ごろに秋田に行きますよ。気にかけてもらって

ありがとう」と言うことでしたので、会いたい方は電話でも

してみてください。

 今日は各地で「3・11を忘れない」催しが開かれる。

                                                 (サトー)


「消防記念日」

2012年03月07日 | 共に生きる

  今日は3月7日は消防記念日である。消防の仕事が警察から

独立して市町村に移った(消防組織法)、1948年3月7日に

ちなんだものである。

 私は以前に、119番などの通信回線の設備の建設工事・故障管理に

携わったことがある。人の命に関わる重要な通信回線でしたので、大変に

気を使う仕事でした。

 もうすぐ東日本大震災から1年になろうとしている。大震災で

命を落とした消防団員は、253人といわれている。

自宅の家族を救う間もなく、水門を閉めたり、住民の避難を誘導した

消防隊員もいたという。本当に頭が下がる思いである。

                                                                          (サトー)


「すべてのものにやさしさをもって生きる」

2012年03月04日 | 共に生きる

昨日は実家の法事で、久しぶりに曹洞宗のお寺に

行ってきた。そこに掲げられていた「私たちの誓い」と

いう言葉があった。

1、        私たちは、みほとけのとも生きの教えを自覚し、

  いじめや差別のない社会をめざして、人権の擁護と

  確立に努めます。

1、        私たちは、ひとりびとりの生命の尊さを自覚し、戦争

  のない平和な世界の実現に努力します。

1、        私たちは大自然のなかに生かされていることを自覚し

  すべてのものにやさしさをもって生きることに努めます。

 

 なるほど、世界の人々が「いじめや差別のない社会をめざして、

命の尊さを自覚し、戦争のない平和な世界を作るために、すべての

ものにやさしさをもって生きることに努める」ならば、この世に

貧困やあらそいのない社会の実現が可能となるでしょう。

 理想かもしれないが、気持ちをひとつにして、このことを追求する

努力が必要ではないだろうか。

(サトー)