小安中学校第10期生 Version 2

自然豊かな栗駒山麓にたたずむ学び舎から巣立った、我等40人の恋と涙と心の交流を綴るサイトである。

橋のおかしな人生!その4

2011年07月12日 | ドキュメント「青春感動巨編」

友達が「うちのガンバサミ(ネズミ捕り)は凄いぞ」というので、
      「わ~、すごいなぁ」と感心したのは遠い昔だった。
***ただ、そこにネズミが多くいただけだった、タカハシです***
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中学校編に行く前に、いきなり幼少時代の思い出ですす。

秋田県南部の山奥です。

裕福ではなかったしバナナなんか見たことがなかった。

第一に魚屋はあったらしいが、八百屋はなかった。(自給自足です)

 


私はバナナを始めて食べたのは小学校6年のときです。

私の両親はバナナは外国の食べ物だ、外国人ならいいがお前は日本人だから

バナナは食べなくていいのだ。と変な理由をつけて食べさせてもらえなかった。

そうか、そうなんだと妙に納得させられたのを憶えています。

 


だから、一度でいいからバナナを食べてみたかった。

そして、そのバナナの皮で滑って転ぶのを試してみたかった。

当時、手塚治虫の
「鉄腕アトム」
のマンガの中の、

バナナの皮で転ぶ
ヒゲオヤジ”
に憧れていました。

バナナの皮とは、どれくらい滑るのだろうと研究熱心な子供でした。

そんなけなげな子供が、バナナを初めて食べました。

食べた感想は、モサモサして決して美味いものではなかった。

 


りんご”のほうがはるかに美味かった。

台湾産のバナナが秋田の山奥まで運ばれてくるのに、

日数がかかりすぎ鮮度が落ちたのだと思います。

 


あっ、

その前に、みなさんはバナナの皮ですべって、

転んだ人を見たことがありますか?

いままで生きてきて、まだ見たことがありません。

第一バナナの皮が道路に落ちていません。

りんごの皮なら見たことがあります。

さて、バナナの味は置いといて実験開始です。

本当に滑って転ぶか試してみました。

バナナの皮を道端に置いて歩きながら踏んでみました。

 


あれ~っ、

 

 

なんともないよ。

おかしい?

マンガでは両足が上を向く位跳ね上がるのに原因があるのだろう。

歩くのには何か物足りない、そうだスピードがないのだ。

なんと、科学的な子供だったろう。

じゃ、走ってきて踏んでみようと言うことになりました。

 

 


あれ~っ、

やっぱりすべらない。

そうだ、曲がり角にすればいいのだ。

なんと頭の良い子供だったろう。

気を取り直して走って行って、バナナの前で急に右に方向を変えてみることにしまた。


よ~しゃ、えぐぞ~。(訛ってるぞオイ)

やっぱり転ぶまでは行きませんでした、足がズルっと横に流れるだけでした。

原因は何だと思いますか?

賞味期限が切れた、バナナの皮が干からびていたのでした。

ちゃうちゃう(何故か大阪弁)本当はこうです。

道路が砂利道だった為に、バナナの皮に砂や小石が混じって滑らなかったのです。



気分が乗ってきたので一曲歌います。(だいたひかる調)

い~な~か~のバスは、オンボロ車

でこぼこ道を、ガタゴト走るう~・・・(やめようバスガイドも歌わないこんな歌)


ここで一句 「幼少から 研究熱心 変わらない」 現在もそのままです。

追記 バナナを食べている人を見ると、ゴリラに見えることがあります。
     たぶん、ガッツ石松とゴリ(ガレッジセール)を想象するからだと思います。


    この記事を投稿したことを、深く深く反省しております。


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