昨日のブログに書けませんでしたが、昨日は春分の日でした。3月20日か21日が春分の日と定められているようです。今日は通院日でしたが、寒い朝ながら良いお天気で、日が昇ると暖かくなり、春が近づいている気がします。
先日、珍しく奥様が森博嗣さんの本を読んでいたので、
私も借りて読んでみました。
正確に言うと小説ではなく、エッセーに分類されるのかな?
「面白いとは何か?面白く生きるには? ワニブックス|PLUS|新書 274」
という本でした。
まあ、エッセーですから、
色々な切り口で森さんの考えが散りばめられた内容です。
ほんの一部を抜粋すると、
「生き辛さ」とは、
何かを積み重ねた結果として良いことが得られます。
畑を耕し、種を撒き、雑草を取り除き、しかも天候に恵まれれば最後に収穫出来ます。「行き辛さ」は収穫のない畑に立って人が感じるもの。一から始めて、今から畑を耕すしかない。中略、直ぐには改善しません。長い時間がかかると思います。
という文章が印象的でした。
これ以外にも、沢山の気づきを与えてくれました。
他には仕事の面白さに派生した内容から、
どんな時に仕事が楽しいと感じるかを調べた調査で、
「感謝された時」「目標を達成した時」「自分が成長した時」
がベスト3だったらしいですが、
森さんが不思議に感じたのは、
「賃金を受け取った時」という回答がなかったということだそうです。
人は意識的に、あるいは無意識に体裁を気にします。
人にどう思われるかは重要と思っています。
だからお金という即物的な感情を抑え込んでいるんだと思います。
それが森さんの言葉の、
「人にどう思われても良いのでは?」につながるのでしょう。
絶対読んだ方が良い本、 、 、 とは思いませんが、
(むしろ読んでもそれほど面白くないかも知れませんが)
こういう考え方があるんだと言う気づきは新鮮です。
私は「森さんは天才だ!」と思っています。
そう言う方の発想は私のような凡人とはひと味も二味も違います。
私のようなジジイになってしまったら、今更その発送を、
真似したり、学んだり、参考にしたり、は出来ませんが、
皆様なら出来るかも知れませんね。
さて、今年の目標である年間読書150冊。
28冊目です(今年75日目)
「総務課の播上君のお弁当 ひとくちもらえますか」 森崎緩
勝手に評価10点満点中5点
さて、今年の目標である年間読書150冊。
29冊目です(今年77日目)
「総務課の渋澤君のお弁当 ひとくち召し上がれ」 森崎緩
勝手に評価10点満点中5点
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