先日のゴルフコンペから３日目になりますが、指が痛い、足の裏が痛い、肘が痛い。もうボロボロです。前回も同じような感じで、３ヶ月経って漸く元気になってのコンペ参加の後、今の状態。次のコンペまでに治るのか心配です。
昨日予告した通り、本日は全米女子オープンゴルフのお話です。
正式名称は全米女子オープン選手権と言うらしいですね。
ＬＰＧＡツアーの大会で、
今年は５月３０日から６月２日に掛けて行われました。
場所はランカスターＣＣ フリンコース。
２０１５年以来の９年ぶり２度目の開催だったようです。
結果から書けば、
笹生優花選手が４アンダーで優勝。
渋野日向子選手が１アンダーで２位と１・２フィニッシュ。
アンダーパーで回った選手は最終的にこの２人だけでした。
他の日本人選手の成績は、
古江彩佳選手が２オーバーで６位タイ、
武田麗央選手と小祝さくら選手が３オーバーで９位タイ。
山下美夢有選手が４オーバーで１２位タイ。
岩井千怜選手が６オーバーで１９位タイ。
尾関彩美悠選手が１０オーバーで３６位タイ。
西村優菜選手と河本結選手が１１オーバーで３９位タイ。
畑岡奈紗選手が１２オーバーで４４位タイ。
吉田優利選手が１３オーバーで５１位タイ。
鈴木愛選手が１５オーバーで６７位タイ。
岩井明恵岩井明愛選手が２１オーバーで７４位でした。
トップ１０に５人が入り、決勝ラウンドに１４人が残ったこの大会。
一昔前の日本では考えられない状況でした。
一時期の韓国の様な状況で、日本にとっては本当に嬉しい状況です。
コースだけ見ているとその難しさが判りません。
ゴルフ素人の私の感想なので的外れかもしれませんが、
リンクスなら見ただけで難しさが判りますし、
ラフが深いとかあれば、フェアウェイキープ率がカギになりますが、
このコースはマスターズの様な難しさ。
グリーンが難しいのですが、グリーン面はきれいなのに？
その難しさが際立っていました。ボール１個外れるのは当たり前？
ボールがカップを覗きながら外れていくシーンを何度見た事か？
そして、寄りそうで寄らないグリーン。
そのためにフェアウェイの落とし所からの戦略が必要な事。
だからこそ
アンダーフィニッシュが二人しか生まれなかったのでしょう。
ほんの少しの失敗で簡単にボギー・ダブルボギーが生まれるコース。
その緊張感あふれるセッティングを勝ち抜いた二人が日本人であり、
もっと言えばトップテンの半分が日本人であり、
決勝ラウンドに１４に残ったことが、
日本のレベル向上の証なんでしょう。
ところで笹生選手は前回の優勝時、この大会の最年少優勝でした。
１９歳１１ヶ月１７日での優勝は、
２００８年大会を制した朴仁妃選手（パク・インビ、韓国）の、
最年少優勝記録と全く同じ日付でした。
そして今回、２勝目の優勝が真の最年少記録となっています。
２２歳１１ヶ月１３日での全米女子オープン２勝目。
本当に凄いですね。
書きたいことは一杯ありますが、
長くなるのでこの辺で。
笹生選手も凄いですが、渋野選手の復活が一時的なのかどうか？
今後の活躍を期待します。
因みに渋野選手は、この２位のポイントで、
ほぼ来年度のシード権を確保したはずです。
大会前のポイントランキングは１３８位でした。
単独２位に入ったことで３５３.１２７ptを獲得し、
４１６ptとなったので、現時点で３２位に浮上。
因みに最近のシード権内８０位のポイントは、
昨年が８０位３８２・０６４pt、２０２２年が３７９・８４０pt。
と言う事で、確定とはいえませんが、
既に超えたと思って良いでしょう。
これからもポイントは稼ぐでしょうし、
何とかまた優勝の笑顔を見たいですね。
最後に、同じ時期に行われた日本の大会では、
新垣比菜選手が優勝しましたが、
優勝勝金額は１６２０万円らしいですね。
仕方ないですが。
優勝した笹生選手が３７２百万円、２位の渋野選手が２０１百万円。
１９位の岩井千怜選手でも１９.５百万円で新垣選手を上回るようです。
ヤッパリアメリカツアーは凄いですね。
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