徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

フィギュアについて考える。

2010-02-26 23:52:14 | その他スポーツ
まず最初に、私はキム・ヨナ選手を批判するつもりはありません。
ジャッジを非難するつもりもありません。

ただ、先日ブログでも触れた通り、
男子の結果が出たところで、
よっぽどの失敗をしない限り、
優勝はキム・ヨナさんだろうと思った。
その理由は。

皆さまは覚えていると思いますが、
男子フリーの前に勃発した4回転騒動。
結果的に、4回転を飛ばないライサチェク選手が優勝しました。
何故か?

それはおそらく大会関係者。
特にお偉いさんは、フィギュアはサーカスではない。
芸術性を争う競技だと考えているからでしょう。
その意を汲み取った?意に沿ったジャッジが、
ライサチェク選手に良い点をつけた。
それがなかったら順位がどうだったか?は、私は問いません。
ただ、この流れが、女子にも当然受け継がれている。
だから、浅田選手は多分勝てないだろうと思っていました。

さて、ここからが本題です。
キム・ヨナ選手の演技は優勝に値する演技だったと思っています。
私の邪推が正しかったとしても、
そのフォローの風がなくても、今日の結果がそのままだったら、
優勝はキム・ヨナ選手だったでしょう。
ただし、「でもね」はどうしてもついて回ってしまう。

点数が高すぎる。
ジャッジの先入観?
あるいは無意識の恣意的加点?

あれほどの点差の付く演技だったとは思えない。

キム・ヨナ
技術点   構成点                      減点  FS合計
     技術  つなぎ  実行力/遂行力  振付  曲の解釈
78.30   9.05  8.60    9.15     8.95   9.10    0.00  150.06

ライサチェク
技術点  構成点                       減点   FS合計
     技術  つなぎ  実行力/遂行力  振付  曲の解釈
84.57   8.20  7.95    8.50     8.35   8.40    0.00   167.37
  
構成点がすべてキム・ヨナが上回っている。
これってやっぱり不自然だなあ。
 もう一度言っておくが、
私はキム・ヨナ選手の金メダルがおかしいと言っているのではない。
点数が高すぎると言っているだけだ。
でも、あれほど高くなかったら、
浅田選手ももう少しのびのびできただろう。
それが残念と言えば残念。




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実家に訪問

2010-02-26 06:03:05 | 認知症
今でこそお袋は施設に入って、
色々な方のお世話になっているが、
実は、お袋はアルツハイマーが進行してから、
色々なことを忘れただけでなく、
徘徊と共に、それまででは考えられない変化があった。
結構神経質だったお袋。
きれい好き、あるいは人に迷惑をかけることを嫌う性格。
しかし、病気が進むと、
まず、風呂に入らなくなる。
昔のケアマネの話では、
アルツハイマーの方の特徴であるらしいが。
また、食べたくないもの、
例えば紅ショウガや、肉などを焼いた時のお焦げ?
こういうものはゴミと思って、捨てるのだが、
ゴミ箱に直接捨てる。
その捨て方が、お箸で直接捨てる。
お箸にくっついて取れなかったりすれば、
お箸をゴミ箱になすりつける。
そしてそのまままた食べている。
昔では考えられなかった。
体に悪いとか、食中毒とか、非衛生的とか、
そういう概念を理解できなかった。

小さなほこりやゴミは相変わらず神経質に拾ったりしたのに、
お砂糖や、例えば粉末紅茶などをテーブルの上にこぼしてしまっても、
目の前にあればふき取るが、
テーブルの離れたところに落ちていても気づかなかった。
また、お釣りでもらう硬貨。
500円100円50円はきれいだから、
お金と認識できたが、
10円5円1円はゴミと思っていた。だから捨てていた。
そして、一番困ったのが、
ゴミ箱のゴミを、道路の側溝の砂だまりと言うのかな?
丁度穴になっているところに捨てていた。
何度もやめるように言っても、
夜中に捨てられて最後まで辞めさせることは出来なかった。
そして先ほど言った10円以下のの硬貨も一緒に捨てていたこと。
何度か私もそれを取り出したが、
施設に入ってからは、
暖かくなったら取り出そうと思っていた。
しかし、どうやら、それがどぶを詰まらせてしまったようで、
近所の人が取り出してくれた。
そのゴミが実家の駐車場に置きっぱなしだから
片付けるようにとの連絡を受け、
昨日片付けに行ってきた。
相変わらず、人気のない実家に入ると、
感傷的になる。
少し押入れの片付けをすると、奥の方にある見慣れないバックの中から、
さらにセカンドバックが出てきて、
見つからなかった、解約済みの貸金庫カードとカギ、
探していた都銀の通帳。
お袋と再発行の手続きに行った古い郵便局の通帳。
そんなものが何点か出てきた。
大切なものをしっかり閉まって、どこに閉まったかわからなくなる。
誰にでもありがちなことではあるが、
あんなところにしまったら、そりゃあ見つからないよなあと思った。
少し悲しくなった。
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