大田支部総会 産学=都立高専交流委員会 活動方針 (2008.3.19)
より、詳しくは 下記 をご参照下さい。
http://blog.goo.ne.jp/ota-doyu-kosen/e/f51a3a9915d58d47688bf356c6a5df81
《昨年度の活動報告》
発展的拡大の糸口を創った年
--これまでの活動を継承し、新しい糸口を創った昨年度
1.「インタ-ンシップ会社説明会」の定着、学生受入数の拡大。
17社 34名(昨年は12社21名)
2.新しい段階に入りつつある 中小企業家経営塾 と「学生海外派遣基金」の創設
中小企業家経営塾は、多彩な講師により、例年通り 内容の濃いものに。
大田支部 (10万円)、企業16社 (32万円)、高専同窓会 計72万円の賛助金により
「受講生海外派遣基金」を創設し、
昨年度の受講生より優秀者2名に、海外インタ-ンシップの機会を与えることとなり、
本年の夏休みに行なう最初の派遣の準備をしています。
経営塾の講師などの推薦図書により、
高専図書館に「中小企業家経営塾のコ-ナ-」を立ち上がりました。
3.「進路選択をひかえた学生との懇談会」「OTAふれあいフェスタ」への参加など
「進路選択をひかえた学生との懇談会」は、今回が初めての取り組み。
機械工学科の学生30名余りと企業関係者10名が参加。
社会人としての 人生選択 や 自立した生き方 について、
経営者などよりメッセ-ジを発信すると共に、
小グル-プで、学生の皆様とじっくり懇談する機会を持つことができました。
大田支部総会や16研への高専の先生方の参加、
高専による「若手技術者のための技術向上支援講座」「東京工学フォ-ラム」への協力、
活発な意見交換の場となった忘年会等、
多くの相互交流の機会を持ちました。
4.交流委員会の組織的充実へ、基盤づくり
新入会員の高瀬氏、天野氏にご参加いただき、
産学・企業間連携のプロ熊倉氏、委員会創始者大橋氏のご参加など、
少しずつ活動の輪が広がりつつあり、
相互交流の理念の再構築など、充実した議論が行なわれています。
《本年度の課題》
節目の年
--交流・連携の内実の発展、活動の面的拡大が問われる今年度
1.「学校改革」が進む都立高専
…… 独立行政法人化と民間人校長の着任、学内環境の不安定化
2年前に航空高専を統合し、カリキュラムを一新した高専ですが、
本年度は、独立行政法人化、公募による民間人校長の登用が行なわれ、
教員身分の変更で学内環境が不安定化するなど、節目の時期に入っています。
「地域における共有の財産」と自らを位置づける都立高専です。
今後とも、より責任あるコミュニケ-ションをもとに、
より良い関係を築いていくことが必要であると考えております。
2.交流・連携の内実の発展、活動の面的拡大が問われる「節目の年」へ
中小企業家経営塾の「学生海外派遣」では、
中国へのインタ-ンシップ派遣のための準備を進めています。
今回の経験を生かし、
経済のグロ-バル化に照応した教育改革の起点の一つにしていければと考えています。
インタ-ンシップ会社説明会と「学生懇談会」を結びつけ、
地域の企業 と 地域の教育機関で学ぶ学生達 を結びつける一連のプログラムを用意していくことも、
私たちの今年度の課題になります。
新年度より民間人校長・荒金善裕氏が着任されます。
地域の教育機関としての高専と地域社会や中小企業との
より発展的な関係を生みだしていければと思います。
今年度はこれらを踏まえ「今後の相互交流のあり方を考える座談会」を開催する予定です。
昨年同様、交流委員会の活動メンバ-を拡充し、委員会の意思疎通を深めていきたいと考えています。
3.来年度の予算について
中小企業家経営塾「学生海外派遣」の継続的発展と
「若手技術者のための技術向上支援講座」「インタ-ンシップ会社説明会」広報のための
予算措置を議案の中にお願いさせていただきました。
宜しくお願い申し上げます。
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