都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

新年度活動方針 / 新しい危機に向かう日本! 「坂の上の坂」を登る課題を明確にする年に!

2013年04月19日 | Weblog

     
昨年度の活動報告と本年度の課題 / 産学=都立高専交流委員会
  
 新しい危機に向かう日本! 「坂の上の坂」を登る課題を明確にする年に!
  
  
  
■ はじめに
 
  …… 新しい危機に立ち向かい、「坂の上の坂」を登る水路を生みだそう。
 
 
 安倍内閣成立により、
 リ-マンショックと東北大震災に立ち向かった「危機の5年」が終わり、
 2007年に始まった円高(対ウォンは100%の切上げ!)と株価の低落も、
 昨年秋に反転が始まりその速度を速めています。
 
 一方、中小製造業の景況感は5四半期連続悪化、
 大企業も沈み込んだままです(日銀3月短観)。
 これらを踏まえた安倍ノミクスと日銀黒田体制による新金融政策は、
 文字通り「異次元」のものとなりました。
 
 これは、
 政府が自ら「非日常」の世界に足を踏み入れていくことを意味するでしょう。
 
 新しい危機に向かう我が国と日本経済、
 こうした時期に問われるものこそ、この危機に立ち向かう私たちの主体性です。
 
 私達の守るべきものを明確にし、
 わが国の国際競争力を支える最前線と次の課題に、
 人/もの/金 を集中的に投下していくことが問われます。
 
 立ちすくんで闘う持ち場を放棄するものに 退場 を!
 「坂の上の坂」を登る課題を明確にし、本年度を 新しい出立の年 に!
 
 新市場/新技術/新産業創成 と 次世代人材育成 は、
 その要をなすものです。新時代の産学連携の一歩を!
 
 
 
■ 活動報告
 
  …… 危機に立ち向い、「坂の上の坂」を登る一歩を踏み出した年 
 
 
・学生海外派遣は、反日デモ/9・18の渦中で実施、
 
 現地の日系企業、市政府関係者などと深い意見交換の場を持つ。
 その一人、大連の女性中小企業経営者を中小企業家経営塾講師に招へい。
 国境を超えた地域連携の新しいスキ-ムづくりの入口に立つ。
 派遣学生は3名に増員。学生の事前学習、支部への報告の実施など。
 
・インタ-ンシップでは、受入学生数が毎年増加、
 
 これからの課題についての問題提起(栗山氏)、実施後の検討会も行われ、
 実施内容の検証、充実へと踏み込んでいく条件づくりが進む。
 
・中小企業家経営塾では、学生の参加型授業が2年目、
 
 多彩な講師による充実した講義が進む。
 課題を整理し、次の一歩へ!
 
・テクノシティ城南コミュニティカレッジは、
   
 「江戸っ子1号」プロジェクトを介し、
 新産業創成拠点形成へ向けた課題に踏み込む。
 実施をめぐる多方面の意見交換により、課題達成の糸口をつくる。
 
・産学交流会「中小企業家経営塾10周年と今後の課題」で、
 
 双方の関係者を網羅して意見交換を進める。
 
・その他 
 
 高専図書館中小企業家経営塾コ-ナ-の充実、
 東京都政策要望原案の作成、
 同窓鮫洲会、(財)鮫洲会との意見交換が進む、
 鉄道総合研究会の学生/顧問と林総事会社訪問など。
 
 
 
■ 新年度の課題
 
  …… 次の一歩は踏みだされた → 新しい課題を包括的に深める年に!
 
 
・「坂の上の坂」を登る課題を明確にする年に!
  (← 昨年は「坂の上の坂」を登る礎をつくる年)
 
・ 地域の産業、地域社会の 公共的機能 として、産学連携を発展させる。
 
◎ テクノシティ城南コミュニティカレッジの来年度の課題
 
  志はNASAより宇宙に近く(植松努氏を中心に)
 新産業創造拠点とそのための共同の取り組みを!
 
◎ 大連学生海外派遣/中小企業家経営塾
  …… 充実だけではなく、質的進化を
 
◎ キャリア教育実施と平成26年度のカリキュラム改定への協力
 (キャリア教育講義/我が国産業論)
 
◎ 学校と同友会における活動の継承と発展のために
 
 双方の関係者による交流会、企業訪問の実施
 産技際=文化祭共同出展
  平成26年度における「地域交流30周年企画」へ向けた取り組み 
 
◎ 地域の産業とものづくりを発展させる共同のプラットホ-ムの形成へ
 
 地域の共同開発(研究開発)センタ-
 ものづくりファクトリ-(小中学生など次世代育成)の形成へ
 
◎ 高専図書館 中小企業家経営塾のコ-ナ- 図書寄贈(第7回) 
 
 ご協力を!
 
 
 
■ 支部予算についての要望
 
  …… 昨年度と同規模(同額)の予算措置をお願い申し上げます。
 
 「学生海外派遣基金」への継続的支出(10万円)と広報関係費用となります。
  
 

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