都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

地域に 新技術・新事業を創成する 創造拠点の形成を! コミュニティカレッジ 第4講 の ご案内 

2010年10月01日 | Weblog
 
  ☆★☆☆ 都立高専交流委員会 よりのご案内 2010.10. 1 ☆☆★☆
 
 
 
 10月8日(金)17:00 ~ 都立高専 品川キャンパス にて
 
 東京中小企業家同友会/大田支部 と 都立産業技術高等専門学校が共催する
 テクノシティ城南コミュニティカレッジ 第4講 を、開催いたします。
 
 今回は、
 地域における 新技術と新事業の創成センタ- 形成の課題を
 実践的に議論してまいります。
 
 近代産業技術の成熟が進む先進国 と グロ-バルな市場環境の激変
 
 「円高・空洞化と日本経済の進路」について
 四半世紀にわたって中国のモノづくりの現場を見続けてきた
 関満博氏(一橋大学教授)は、 
 
 日本は
 「まだ、世の中にないもの、形のないもの」に向い続けるしかない …… と
 明確に述べています。
 (日本経済新聞 2010.9.28「経済教室」)
  
 さて、私たちと
 テクノシティ城南コミュニティカレッジ の 取り組みは、
 これからの時代の 地域産業ビジョン を拓いていく
 一翼となることができるでしょうか?
  
 多くの皆様に、ご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
 
 
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       テクノシティ城南コミュニティカレッジ 第4講
 
     わが国のものづくりと事業創造基盤の再生、再構築のため
 
       地域に新技術・新事業の創成センタ-を!
 
   講演: 理化学研究所大森素形材工学研究室 主任研究員  大森整 氏
    サイエンスと産業を横断するテクノロジ-創成の現場から
  
           パネルディスカッション
    わが国におけるものづくりと事業創造の基盤の再生・再構築のために
 
 パネラ-:デ-タ・テック 田野通保 氏 東新製作所 取締役 石原幸一 氏
   品川区 産学連携マネ-ジャ- 中西佑二 氏 理化学研究所 大森整 氏
 
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日 時 10月 8日(金) 午後5時(講演開始)~ 午後8時
会 場 東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス 4階 合同会議室
      (東京都品川区東大井1-10-40 TEL 03-3471-6331)
       
http://www.metro-cit.ac.jp/information/map_shinagawa.html
参加費 無料
主 催 東京中小企業家同友会(大田支部) / 東京都立産業技術高等専門学校
参加申し込み 下記より、お願い申し上げます。
   
http://www.tokyo.doyu.jp/tokyo-doyu/flack/6775.pdf
   http://www.tokyo.doyu.jp/tokyo-doyu/common/meeting.php?meeting_id=6775  
   
   
    テクノシティ 城南 コミュニティカレッジ について
 
 
 「テクノシティ 城南 コミュニティカレッジ」は、産学の共同事業 です。
 
 企業の技術開発 と 地域の産業、日本のものづくり
 更に、この基盤となる人材育成を結びつける
 地域社会の共同事業を進めることにより
 
 産業と人材育成を基軸に
 
 コミュニティ を コミュニティ として成り立たせる
 相互協力と共働の関係を生み出し、
 地域コミュニティの自主的能力を高め、
 
 大きな転換期に入った
 わが国の社会の将来を切り開いていくパワ-を
 地域社会の中に生み出していくための 試み の 小さな一歩 を 踏みだすものです。
 
 
     
     ものづくりと産業再生、次世代人材育成を共に!  
 
 
 グロ-バル経済の新段階が要求する
 わが国ものづくりと事業創造基盤の再生、再構築 …… 
 
 今回は、そのための地域センタ-(創造拠点)形成、
 また、
 産学連携 と 地域の結びつき を、どう機能させていくか? が 課題 です。
 
 
 講演の大森整氏は、 
 
 ELID研削などの新技術を創成し、
 シンクロトロンの集光ミラ-や
 相対性理論の破れを実証する
 宇宙ステ-ションの観測装置などにテクノロジ-を提供、
 
 この技術を、
 半導体製造装置、非球面レンズ金型、自動車エンジンのピストン内径加工、
 人工関節等々と、次々と民間移転しています。
 
 大森氏の研究室(開発工場)は、
 私たちのめざす「テクノロジ-と新事業の創成センタ-」の
 原型ともなるものでしょう。
 
 サイエンスと産業を横断する新技術創成の現場からご報告をいただきます。
 
 
 パネルディスカッションでは、
 
 世界初の製品を市場に!という開発型企業の実践と理念、
 地域のテクノロジ-センタ-を目指す大崎ビジネスクラブ、
 オンデマンドマイクロファブリケ-ションセンタ-や
 ハイエンドの製品開発を進める新しいものづくりサイクル
 地域のものづくりネットワ-クと新発想のものづくり発信 …… など、
 
 私たちの課題を検証するとともに、
 その担い手を生みだす人材育成の課題について、
 参加者の皆様と共に、議論を進めてまいります。
 
 
 この中から、産学連携を基軸に進める
 新技術・新事業の創成のための地域拠点づくりの課題と
 その糸口をどこからつくっていくかが、見えてくるでしょう。 
 
 
大森整(おおもりひとし)氏 
  理化学研究所 大森素形材工学研究室 主任研究員
 
 1991年 東京大学大学院工学研究科精密機械工学専攻博士課程修了、
 理化学研究所入所。ナノレベルの鏡面研削技術ELIDを発明、開発。
 2001年 理化学研究所素形材工学研究室主任研究員、
 1998年 新世代加工システム設立。同取締役、 工学博士。  
 
中西佑二 (なかにしゆうじ) 氏 
  品川区産学連携マネ-ジャ- 東京都立産業技術高等専門学校客員教授
 
 東京都立工業高等専門学校 機械工学科卒。姫路工業大学大学院博士課程修了。
 都立工業高等専門学校 都立産業技術高等専門学校で、
 講師 助教授 教授 総合科学交流センタ-長 教務主事 名誉教授 を歴任。
 工学博士。
 
田野通保(たのみちやす)氏 株式会社 デ-タテック 代表取締役
 
 大学院で物理学を学ぶ。1983年 デ-タテック設立。
 1989年 世界ではじめて、バ-チャルリアリティ用小型3軸角度センサ を開発、
 1998年 セイフティレコ-ダ(自動車版フライトレコ-ダ)を実用化。
 
 
石原幸一(いしはらこういち)氏 有限会社 東新製作所 取締役
 
 1971年生。 地域のものづくり後継者を中心に「大田グル-プネットワ-ク」を運営  
 
 
 
 多くの皆様に、ご参加いただきたく、ご案内させていただきます。
 

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