都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

2012. 9.17 ~ 23 大連 学生海外派遣 事前学習 資料 最終版

2012年08月31日 | Weblog

 
 本年度の 中小企業家経営塾 大連 学生海外派遣 の 事前学習資料(最終版)です。
 ご笑覧いただけば幸いです。
 
 
 
  2012. 9.17 ~ 23 大連 学生海外派遣 事前学習 資料  最終版
 
 
 
 事前学習資料をお送りいたします。
 まとまった資料をお送りするのは、これが最後になろうかと思いますので
 これらの資料の学習の仕方について、改めて、ご案内いたしたいと思います。
 
 学習資料の優先順位、個々の学習の目的なども書かせていただきました。
 ご案内した資料の全部を読み込まなくてはいけない …… ではありません。
 
 皆様の夏休みのスケジュ-ルを勘案し、
 要点を押さえた学習をしていただけばと思います。
 
 
 今回の海外学習のキ-ワ-ドは、最初にご案内した3つ、
 それに、もうひとつを加えたいと思います。
 
1.世界経済グロ-バル化の新しい段階
2.家畜と狼と人間
3.知識運用能力(コミュニケ-ション能力)
4.歴史的な岐路に立つ中国と日中関係
 
 
 さて、お渡しした書籍での資料は3冊、これは、以下のように学習していただけばと思います。
 
 『メイド・イン・ジャパン消滅/世界で戦える製造業をどう守るのか』
  http://honto.jp/netstore/pd-book_03505221.html
  世界経済グロ-バル化の新しい段階/新しい市場環境と企業
  余裕がある方は、合わせて、下記をお読みすることをお勧めします。
  http://honto.jp/netstore/pd-book_03430343.html
 
 『電子部品だけがなぜ強い』
  http://honto.jp/netstore/pd-book_03455394.html
  我が国の電子部品産業について、
  我が国の国際競争力を支える多くの企業の技術経営について、克明に報告、
  評価されていますので、「中小企業家経営塾」の授業の総括としてもお読みいただけると思います。
 
 『日中合作/中国 NO.1 ソフト企業誕生の物語』
  http://www.honyaclub.com/shop/goods/goods.aspx?goods=12348437 
  中国の改革開放と日中経済(企業間協力)の最前線から学ぶ
 
 日経産業新聞「よみがえるか 日本の電機①~⑤」(2012.8.20~8.27)
  経済敗戦と日本企業の課題、
  本日、最後の⑤(元サムソン電子顧問/福田民郎氏)をお送りします。
 
 日経新聞電子版「アップル裸に……」「サムソン、ブランド力維持に腐心」
  経済トピックスであるとともに、同封した 上記⑤ の続きでもあります。
 
 「地域別貿易バランス」「地域別輸出構成比」
  日本貿易会『日本貿易の現状 2012』に
  http://www.jftc.or.jp/research/index.html  
  
記載されているものを、本日、送付させていただきました。
  中国貿易(実質)は「中国+香港」でご理解ください。
  我が国の貿易構造の変化を理解するため、「地域別輸出構成比」に
  1985年 アジア 26.3% 北米 39.7% 1990年 アジア 31.1% 北米 33.8% を加えてください。
 
 以上が、基本的観点についての事前学習のご案内です。
 
 
 
 
■ 大連市について
 
 
 大連市については、在瀋陽日本国総領事館大連出張駐在官事務所の「大連概要」
 (ご案内済)  http://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/jp/dl.html
 
 市政府の統治システムは、
 中国共産党大連市委員会 書記 唐軍 副書記 里景瑞 李万才/人民政府 市長 李万才
 大連市人民代表大会/大連市政治協商会議 …… という構造になります。
 
 「大連市政府 業務報告(2009~2010)」「2010年 大連市国民経済と社会発展広報」
  http://jp.dl.gov.cn/pub/dl_gov/Japanese/Government/Government_Documents/Statistical_bulletin/201104/t20110406_10642.htm
  http://jp.dl.gov.cn/pub/dl_gov/Japanese/Government/Government_Documents/businessReport/201004/t20100401_3354.htm
  最新の政府業務報告と統計広報が、日本語訳されていないことが残念です。
  HPは読みにくいため、再校正してプリントアウトしたものをお送りします。
  市政府と地域の概要がよく解ります。 お時間のある方はお読みください。
 
 中国の地方政府は、その地域のGDPに責任を負いイニシアティブを発揮します。
 土地が国有(公有)で、地方政府が強い権限を持つことにより可能となるものです。
 
 大連市政府(ご案内済)  http://jp.dl.gov.cn/pub/dl_gov/Japanese/
 
 ウィキペディア/大連市  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%80%A3%E5%B8%82
 
 
 
 
■ 大連経済技術開発区   http://www.dda.gov.cn/

 
 
 二年前、大連市金州区 と 大連経済技術開発区 が、統合運用されることとなり、
 金州新区ができました。
 現在、この統合が進んでいるようで、HPも改められつつあるようです。
 新HPの日本語バ-ジョンは、現在、作成中であろうかと思われます。
 
 以下、個別企業の学習案内に入ります。
 
 
 
■ 企業編 大連アルプス電子 有限公司 様    http://www.alps.com/j/

  
 『電子部品だけがなぜ強い』には、ほとんど出てきませんが
 『日中合作/中国 NO.1 ソフト企業誕生の物語』でも、ご理解いただけるように
 独自の経営理念を持ち、人材育成、企業文化形成を進めてきた地力のある会社です。
 HPなどで、会社概要を理解しておいてください。
 
 お時間のある方には、下記をお送りいたしますので、ご連絡ください。
 『活力場の研究/アルプス電気の秘密/人と技術を活かす会社革命』
  http://honto.jp/netstore/pd-book_01592438.html

 
 
 
■ 企業編 大連浅間模具 有限公司 様   http://www.asamaseiki.co.jp/index.htm

 
  
 今回、訪問する 唯一の中小企業 です。
 現地での人材育成を熱心に進めている会社です。本社の沿革などを見ておいてください。
 
 
 
■ 企業編 キヤノン大連事務機 有限公司 様   http://web.canon.jp/about/index.html
    
 
 
 学習は、書面にてお渡しした、下記を中心に
 『進化の経営史/経営の淵源とその進化・キヤノンのハイブリット・マネジメント・モデル』
  http://honto.jp/netstore/pd-book_03068464.html
 本社HP「会社情報」の「キヤノンの歩み」「グローバル優良企業グループ構想」などを
 参照して、お読み下さい。
 
 海外職業訓練協会「企業における人づくり/中国編」
 「中国の日系企業における人づくりの現状/事務機産業(遼寧省大連)」
  http://www.ovta.or.jp/hitozukuri/china/pdffiles/hz_china_3_6.pdf
 
 その他(ご案内済)
  大連市キヤノン杯 日本語弁論大会
   http://www.dllocal.com/whenever/831.html  
   http://www.peoplechina.com.cn/home/second/2011-06/24/content_371414.htm
 
 「キヤノン大連 新しい工場を設立」(リ-マンショック後の対応)
  http://www.kfta.or.jp/PDF/kaigaijyouhou/akasia3.pdf
 
 キヤノンの社会貢献活動
  http://web.canon.jp/scsa/pdf/Canon_SCSA.pdf
 
 
 
 
■ 企業編 三菱電機大連機器 有限公司 様  
         http://www.mitsubishielectric-dalian.com/jpindex.asp
 
 
 すでにお渡ししている『型技術』2006年2月号
 「中国・大連のモノづくり現場を行く/三菱電機製放電加工機の一大製造拠点MDI」
 から学習を始め、
 ここを起点に、三菱電機の現地におけるFA制御、工作機械事業の展開を理解してください。
 
 レ-ザ加工機を生産開始  http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2010/1227.html
 
 すでにお渡しした
  世界の工場から世界の消費大国へ          生産財マ-ケティング 2010.6
  名電は「母なる工場」               生産財マ-ケティング 2011.4
  中国発展の風を捉え                生産財マ-ケティング 2011.6
 
 今回お送りする
  中国でのFA機器事業開拓 三菱電 まず技術者育成  日経産業新聞 2012.8.23
 
 世界と日中、現地の工作機械産業の現況(今回お送りする資料)
 
  工作機械の歴史と世界の工作機械産業(裏面 2010年の輸出入の数値は誤り 注意)
  2010年 世界工作機械国別ランキング         生産財マ-ケティング 2011.4
  中国トップ30 瀋陽機床 工作機械 高機能に軸足   日本経済新聞 2012.3.5
  (今回訪問する日本経済新聞社大連支局 進藤氏の配信する記事です。)
  中国の産業動向と日本/工作機械          日中経済交流 2010年
   http://www.jc-web.or.jp/JCobj/Cnt/2-2-3_%E5%B7%A5%E4%BD%9C%E6%A9%9F%E6%A2%B0.pdf
  
 下記は、よい資料ですが、分量が多いので 時間のある方 が、お読みください。
  国内製造設備メ-カ-の中国事業戦略の方向性  2012.2.21 Mizuho Industry Forcus 108
   http://www.jc-web.or.jp/JCobj/Cnt/2-2-3%E5%B7%A5%E4%BD%9C%E6%A9%9F%E6%A2%B009.pdf

 
  
 
■ 企業訪問 みずほコ-ポレ-ト銀行 大連支店長 大門栄城 様
 
 
  大門氏は、大連日本商工会 前理事長、中国ビジネス全体に、大変、明るい方です。
  下記は、ご興味のある方に目を通していただけばと思います。
   http://www.mizuhocbk.com/china/jp/fin_info/express.html
 
  大連日本商工会 様 訪問(ご挨拶)  http://www.jcci-dalian.org/
 
  日経新聞大連支局 支局長 進藤英樹 様 (下記はご案内済み)
   http://www.nikkei.com/search/?searchKeyword=%E9%80%B2%E8%97%A4%E8%8B%B1%E6%A8%B9
 
(日経新聞電子版の無料登録をすると進藤氏の配信した記事の一覧を見ることができます。)
 
 
 
■ 大連経済技術開発区 中等職業技術専門学校
 
  
 三菱電機大連機器 の学習資料に、中等職業技術専門学校のコラムがあります。
 「中国・大連のモノづくり現場を行く/三菱電機製放電加工機の一大製造拠点MDI」
 
 ご案内済みの下記中段「職業訓練校の標的は日本企業への就職にある」以下
  http://www.president.co.jp/pre/backnumber/2005/20050801/988/
 
 
 訪問校については、現地で調整中です。
 
 
 
■ 大連外国語学院(大学)日本語学院 様 
 
 
 下記は ご案内済み のものです。
  大連外国語学院  http://daxue.liuxue998.com/030101%20gaigo%20ki%20.html
  大連外国語学院日本語学院  
   http://www.kisc.meiji.ac.jp/~yokotam/4%20publications%20rp%20PDF/2-3.pdf
   http://www.tufs.ac.jp/common/icjs/doc/10090600.pdf
 
 
 
 
■ 地場企業の成長(三菱電機大連機器 様の調達先 現地資本の企業より)
 
 
 下記は ご案内済み のものです。
  大連市金州騰達金属部品有限公司  http://ja.dl-td.com/index.html
  大連鴻昇機械有限公司       http://www.dlhshjx.cn/docj/index.asp
 
 
 
 
 
 以下も ご案内済み のものですが、お時間がある方は、お読みいただけばと思います。
 
 追加した キ-ワ-ド 歴史的な岐路に立つ中国と日中関係 については
 8月10日の最初のインフォメ-ションでも、ご案内させていただきましたが
 以下のあたりが、本来の結語となるものです。(起承転結、次の起へ迎う「結」)
 
 ただし、短期間で理解できる問題でありませんので、
 より深く、歴史的課題に立ち入って考えたい方にお読みいただけばと思います。
 
 
 
■ 中国の政治体制について
  
 
  遠藤誉氏 記者クラブ講演録 (中段に講演録/その上にレジメと当日資料)
   http://www.jnpc.or.jp/activities/news/report/2012/06/r00024359/ 
  遠藤氏は物理学者。1941年 中国長春生まれ。
  我が国の敗戦、革命戦争、中華人民共和国成立などを介し、1952年まで中国在留。
 
  唐亮氏著『現代中国の政治「開発独裁」とそのゆくえ』
   http://honto.jp/netstore/pd-book_25229427.html
 
  国内政治改革の条件がつくられる中国
   https://www.blwisdom.com/vp/print/china/china38.shtml
   (無料の会員登録をすると全文を読むことができます。)
   http://diamond.jp/articles/print/15783 
   (中国国内で台湾の選挙が克明に報道されたのは、今回が初めて) 
  
  
 


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