都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

高専交流委員会 の 活動プログラム について

2011年02月03日 | Weblog
 1984年来、25年を超える私共の産学連携
 現行の活動プログラムは、
 10年前に「中小企業家経営塾」を立ち上げてから、整備されてきたものです。
 
 来年度の活動方針を策定するにあたり
 私共の委員会の現行の活動プログラムを整理してみました。
 
 
 
     
高専交流委員会 の 活動プログラム について
 
 
 都立高専交流委員会は、
 大田支部と東京同友会、また、会外の経営者の皆様の協力により、
 下記の活動を進めてまいりました。
 
 学校の卒業生の会員企業への就職は、平成19年度以降の3年間で、
 平賀機械工業㈱、㈱三美テックス、フジメタル工業㈱、
 ㈱京浜工業所、㈱井上製作所など、7名となりました。
 卒業生のうち毎年の企業就職が120名ほどであることを考えると、
 この面でも、よい結びつきがつくられていると言えます。
 
 今後とも、会内、会外に開かれ、
 一般会員と地域の中小企業の利益を実現する活動を進めてまいります。
 
 
● 中小企業家経営塾(中小企業経営者の講義を軸に運営される授業/学校と共同運営)
 
  これまでの蓄積をふまえて、
  中小企業経営論としての講義の中身、全体の構成の充実を
  学生海外派遣との連動等により、より広い学習の機会を学生に与えるものに
 
 
● OTAふれあいフェスタ共同出展
 
 
● インタ-ンシップ会社説明会とインタ-ンシップ受け入れ 
 
  2010年 15社 28名 2009年 10社 15名 2008年 16社 25名 
  2007年 17社 34名 2006年 12社 21名
  (受入企業数と受入学生数)
 
 
● 学校の図書館「中小企業家経営塾のコ-ナ-」図書寄贈 
  
  (4次にわたり300冊余りを寄贈)
 
 
● 学生海外派遣(中小企業家経営塾の成績優秀者) 
 
  本年は、現地日系企業5社、大連理工大金型研究所、現地工業高校、
      市政府、開発区管理委員会の訪問
  学生の学習の機会にとどまらず、
  国境を超えた産学連携、ビジネス展開、人材育成・登用の糸口として
  これからは、学校の取り組みと、より連動するものへ
 
 
● 夏季講義「大都市産業集積論」の学生による企業訪問の受け入れ 
  
  本年は10社、昨年は16社
 
 
● テクノシティ城南コミュニティカレッジの共同開催 
 
  本年度は1講(後段ご参照)、昨年度は3講
  地域の産業と人材育成の担い手たちを中心とする将来ビジョン形成の場、
  オ-プンイノベ-ションの仕組みづくりの糸口として、今後の発展を
 
 
● 学校による「若手技術者支援講座」などへの協力
  (その都度、対応していることなど)
 
  「若手技術者支援講座」の他、
  未来工房、高専ロボコンへの支援、
  学校の先生や学生の企業訪問などを、その都度、行っています。
 
 
● オ-プンイノベ-ションの場づくり
 
  産学(同友会と学校[先生方])が、
  自らのネットワ-ク、知恵、資金や設備を出し合い、地域社会とともに
  新技術、新市場や人材育成の新しい環境を生み出していく試み
  その連鎖からなる新しい場、開かれた場を生み出していくことが問われています。
 
  本年度の「テクノシティ城南コミュニティカレッジ」第4講のテ-マは
  「地域に新技術・新事業の創成センタ-を!」です。
  講師の理化学研究所大森素形材工学研究室・大森整主任研究員には、 
  中小企業家経営塾の講師や研究室へのインタ-ンシップ受け入れなどでも
  私たちの交流事業にご協力いただいております。
 
  新発想の
  「発電会議」を行う地域の若手企業グル-プとの連携も深まりつつあります。
  高専ロボコンの溶接技術学習など、
  学生が、カリキュラムを超えて、地域の企業と結びつくシ-ンが、
  少しずつ増えています。
 
  1月26日には、こうした関係の中から大森整の研究室の見学・交流会が実現、
  ここに、インクジェットの技術を開発して起業した研究者や
  理化学研究所の役員、他大学の学生などが合流致します。
 
 
● 学校の先生方や関係者とのコミュニケ-ションの深化と新しい関係づくり
 
  交流の関係者と密接なコミュニケ-ションをとり、深めること、
  双方の現状の組織の縛りにとらわれない
  《未来志向型の人間関係》を、生み出して続けていくことは、
  私たちの欠かすことのできない仕事です。
 


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